DOTFAMILYの平和な日々
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2010年06月06日(日) 我が家のインターネット状況 1:インターネット未開発地

私は相変わらずコンピュータ音痴である。歳のせいか、新しいことを覚えるのが苦手ですな。そもそもコンピュータと言っても範囲が広い。大学ではComputer Information Systemとやらを専攻しているが、その中でも色々分かれている。しかも、Computer Scienceやハードウェアに関するクラスは別の学科。Computer Scienceは数学、ハードウェアは電気関係だったと思う。個々のソフトウェアの使い方(WordやExcel、Deramweaverなどの一般的なソフト)はまた別の学科である。かように、コンピュータと一口で言っても、その範囲が広すぎて、ちょっとやそっとでわかるようになるわけではない・・・と思う。が、インターネットやシステムの構築はComputer Information Systemの一部である。だから多少は理解できても良いと思うんだけどねぇ・・・ダメだな。

さて、私はインターネット接続にDSLを使っていたのだが、昨年の後半から今年の始めにかけて、接続状態が異常に悪化した。ISPは長年Verizonを使っていたのだが、最近Verizonは光ファイバーを使い始めた。私の母でさえ使っているというので、日本では光ファイバーが主流なのではないかと思うのだが、アメリカではまだまだDSLと普通のケーブルが主流である。光ファイバーはケーブル会社がメイン・ラインにしか使っていない。(つまり、DSLとケーブルはスピードがほとんど同じ。)で、Verizonが光ファイバーを使い始めるとどうなるかというと、DSLの方のメインテナンスが疎かになるのである。しかも、Verizonの光ファイバーは我が家の地区にはまだ来てない。そして、我が家のDSL接続状態は悪化の一路を辿るのである。

それでも、Verizonの顧客サービスは中々親切なので、使い続けていた。テクニシャンも何度も我が家に足を運んで、色々やってみてくれた。が、物事には限界がある。私の家の敷地内繋の電話線を変えても、モデムを新しい機種にしても、家の近くまで来ている電話線のメインテナンスがちゃんと出来ていなければ接続が向上する訳が無い。テクニシャンが会社に数回交渉してくれたのだが、どうもVerizonはインターネット未開発地区である我が家のエリアに金をかけるつもりは無いらしい。ついに顧客サービスもテクニシャンも音を上げてしまった。

「ケーブル会社に変えることをお勧めします。」

社員から見放されたらお終いだな。という訳で、ケーブル会社を調べてみた。・・・やはり我が家はインターネット未開発地区だった。ケーブルの会社もタイム・ワーナーだけしか無い。選択肢が無いのだ。イヤ、T1ラインを使うという手はあるだが、これはいくらなんでも高すぎる。個人が使うものではないだろう。

という訳で、タイム・ワーナーのウェブサイトで申し込みをしてみたら・・・ケーブルを引くための工事の予約は電話でしてくれ、とのことであった。

そこで電話をしてみた・・・

例によって例の如く、機械相手に悪戦苦闘した果てに(何故にあの機械とうヤツは選択肢を番号で選ばせてくれないのだろう・・・何番を押してくださいと言われればすぐに押せるものを、言葉で言わないといけないとなると、訛っている英語しかしゃべれない私のような人は非常に苦労するのだ!)、やっと顧客サービスに繋がった。

まずは基本的な質問をしてみる。

「ダウンロードのスピードはどのくらいですか?」
「速いです。」
「どのくらい速い?」
「ものすごく速いです。」
「DSLに比べたら。」
「DSLなんかよりずっと速いです。」
「・・・秒速は?」
「それはわかりませんが速いですよ。パッと出ます。」
「・・・アップロードは?」
「速いです。」
「ダウンロードと同じスピード?」
「はい。すぐに画面が表示されます。」
「?・・・光ファイバーを使ってるって聞いたんですけど、光ファイバーは個々の家まで来てるの?」
「もちろん、だから速いんです!」

だめだ、こりゃ・・・

「じゃ、お願いしたいんですが。」
「弊社と既に契約していますか?」
「いいえ、初めてです。」
「では、お名前と住所をどうぞ。」
で、名前と住所を言ってから待つことしばし。
「・・・あなたは弊社とまだ契約していませんので、コンピュータに登録されていません。従って、お宅にインターネット・サービスを提供するのは不可能です。」
「いや、だから新しく契約したいのですが。」
「ですが、既に契約している人でないと、新規契約はできないんです。」

・・・へ?

私は確かに新しく契約するための番号に電話をしたはずである。が、仕方ないので、その時は電話を切って、もう一度ウェブ・サイトで番号を調べてかけなおした・・・同じ番号に。再び機械と同じやり取りを行い、今度は違う人が電話に出たので「新規サービスをお願いします。」と言うと・・・同じ返事が返ってきた。何故なのか理由を尋ねたら、説明できる人に電話を回すので、待っていてくれ、と言われ・・・そのまま切られた。

何なんだ、これは?タイム・ワーナーは新規契約は受け付けていないのか?

次の日、再挑戦したのだが、今度は私もかなり頭に来ていたので、「上司と話をさせろ!」と強気で出た。すると、上の人が出て・・・全く問題無しに手続きができた。どうして最初に電話に出た人が出来なかったのか尋ねたが、「どうしてでしょうねぇ。大変失礼しました。」で終わってしまった。

タイム・ワーナーは客にフィルターをかけるのか?しつこいヤツとしか契約しないのか?

後日、同じくインターネット未開発地区に住んでいる知人に尋ねてみたら、彼女(アメリカ人)は私と同じ目にあってケーブル接続を諦めたそうである。彼女は私ほどしつこい性格ではないので、フィルターに引っかかってしまったのである。

新規契約をする場合は、データベースに新しくデータを入れなくてはならないのだが、最初に電話にでる人はその方法を知らないらしい。とうか、上記の会話のように、恐ろしいほど知識がない人が電話にでるのだ・・・つうかかなり頭が悪いとしか思えない。だって、新規契約をするのは既に契約をしている人ではないといけない、というのが矛盾していることは、小学生にだってわかる。

これは想像であるのだが・・・タイム・ワーナーとは元々ケーブル・テレビの会社である。だから、ケーブル・テレビの契約をしている人だったら、他のサービスであるインターネットやネット電話も申し込める。が、ケーブル・テレビの契約をしていない人は、最初に契約するところからやらなくてはならない。が、ほとんどの客は既にケーブル・テレビの契約をしている人なので、最初に電話に対応する人には本当の新規契約者に対する対応の仕方を教えない。最低賃金で雇えるようなマニュアル通りにキーボードを押すことしか出来ない人しか雇っていないのだ。


Verizonの場合、電話にはものすご〜い訛りがある人が出るので理解するのに一苦労するのであるが、答えは非常に的確である。そして、対応している人のほとんどがインド人かインドネシア人である。タイム・ワーナーの顧客サービスの人達は訛りのない英語を話す。・・・どっちが良いんだろう?

でも、それだからアメリカはIT関係はどんどんアウトソースしなくてはいけなくなるのだ!賃金だけの問題とは思えないぞ!


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