DOTFAMILYの平和な日々
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草木も眠る丑三つ時、突然枕元の電話が鳴った。(って電話はいつでも突然鳴りますな。)
枕元と書いたが、電話があるのは私の枕元ではなく、ダンナの枕元である。熟睡型の私は電話の音くらいでは目が覚めないので、私の枕元に置いておいても意味がないのだ。そもそも我が家の電話は夜10時以降に鳴ることなど滅多にない。あるとすれば間違い電話である。で、夜中の間違い電話はダンナが取ることになる。が、何故か今回の電話では目が覚めてしまった。電話で目が覚めるなんて・・・これは何かあるに違いない!ダンナがぼそぼそと話している間に、私の体は勝手にキッチンへ下りて行き、コーヒーを作り始める。そして愚息の朝ごはんを作る。再び寝室へ戻ると、ダンナが緊張した顔で「2時間以内に病院へ来いって。」・・・そうか、2時間あるのか。今の時間なら病院まで1時間もかかるまい。ではシャワーを浴びる時間はあるな。と考えたかどうかは定かではないが、私の体は勝手にシャワーへと向かう。
イヤ、滅茶苦茶寝起きが悪いんですわ、私。だいたい起きて1時間くらいしないと自分が何をしているのかわからない。つまり起きて1時間くらいは頭が眠ったまま行動しているのだ。
1時間後、出かける前に愚息に「ちゃんと学校行きなさいよ!」と声をかけ、病院へ向かう頃には流石の私も目が覚めていた。では車内での会話・・・
愚妻「すぐ来いってことは、腎臓が手に入ったんだよね。」 愚夫「うん。」 愚妻「昨日スーパーボールだったよね。」 愚夫「うん。」 愚妻「フットボール見ながら酒飲んで騒いで、でもって飲酒運転して帰る途中交通事故にあってお亡くなりになった、というパターン・・・ありそうだね。」 愚夫「うん。」 愚妻「あまり元気な腎臓じゃないかもしれないね。」 愚夫「うん。」 愚妻「でも・・・元気な若者という可能性もあるね。」 愚夫「うん。」 愚妻「ま、どっちみち贅沢言っちゃいけないよね。」 愚夫「うん・・・忘れ物した気がする。」
あのなぁ・・・忘れ物って、身一つで行きゃいいんだろうが、身一つで!
恐いのである。ダンナの心臓は、今きっとバクバクいっているのだ。でも・・・もう戻れないもんね。戻してあげないもんね。覚悟を決めんかい!
ダンナの気持ちを無視して、車は着実に病院へ向かっていくのであった・・・続く。
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