DOTFAMILYの平和な日々
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2005年09月23日(金) NAGA Tounamentレポート(4)

昨日の続き。愚息が一番出たがっていた「大人の部」年齢制限なし、初心者Super Heavy Weightの試合である。試合前に出場カードを自分が戦うリングに提出する。出場カードには名前、チーム名、体重、出場クラスが書いてある。

話が遡るが、登録時に受付で名前とチーム名、出場したいクラスを言ってカードを作ってもらう。
愚息「チーム名って何ですか?」
受付「自分が所属しているジムの名前です。」
愚息「えっーと・・・あれ?名前、あったっけ?」
受付「先生の名前でも良いよ。」
愚息「あっ、それならロドリゴ」
受付「苗字は?」
愚息「えっ?苗字・・・知りません。」
という訳で、愚息のチーム名は『チーム・ロドリゴ』になってしまった。
いいかげんだなぁ。

話を戻して、試合直前に出場者一同がリングに集合する。そこには・・・デブは一人もいなかった。背はそれほど高くない。愚息より頭一つ大きいくらいだから190cmくらいじゃないかな?2m超えてそうな人はいなかった。でもみんな見るからにマッチョ!筋肉隆々なのである。どうしてこの人達が初心者なわけ?!

愚息「げっ、僕だけチビ!」
係りの人「大きさは問題ではありません。勝負は技で決まります。」
全員「えっ、技って?!」

・・・やはりみんな初心者なのだ。

私のサイトの『グラップラー・フジ』のページに載っている写真の相手は決して若くはなかった。30代半ばじゃないかな?(頭は禿げているのではなく、剃っている。背中の真ん中を上から下まで走る刺青には絵の横にサンフランシスコ何とかかんとかと日本語で書いてあった・・・サンフランシスコから来たのかな?)彼はブラジリアン柔術もレスリングもやってないそうだ。(もちろん、ウエイトトレイニングとかのジムには所属しているらしいが)近くにファイティングを教えてくれるジムがないので、戦いが好きな仲間が集まって、家の車庫にマットを敷いて毎日喧嘩ごっこして遊んでいるというおじさん。(結局彼が優勝した。)最初は二人でゴロゴロやっていたのだが、一度押さえ込まれてしまったらもうダメ。何しろ力不足ではね返せない。足を相手の腰に回そうとしても・・・短すぎて届かない。「もうだめだぁ〜」と降参しようとしたらしいのだが・・・降参する時は相手の身体をぺちゃっとタップするらしいですな。が、その手が相手の身体に届かない。床をタップしたくても、手が上を向いて半ば持ち上がっている状態なのでこちらにも届かない。降参するためにじたばたしているようなものである。が、相手も流石に初心者!相手がどんなに小さくても全力でぶつかるのが礼儀というものだということはわかっているのだが、そんな相手が降参しようとしているのに全く気づかない。デカイおじさんの下に押しつぶされて愚息の姿は審判からよく見えない。ようやくタップするのに成功した時には、もう気絶寸前だったそうだ。フラフラしながらおじさんに起してもらう愚息、「だって、見えなかったんだもん」と言い訳する審判、そして、一番焦っていたのは、勝ったおじさんだった。「ごめんごめん、大丈夫?」ととてもやさしい声で愚息のことを心配してくれていた。

と、これは後から愚息に聞いた話。私には何が起こっているのか全然わかりませんでしたな。

「よし、負けた。これで帰れる。」と思っていたのに、愚息は一向にリングのそばから離れようとしない。愚息を応援してくれた人達に囲まれて話をしている。珍しい場所に入り込んでそれなりに楽しんだ(試合は全然楽しく無いけど)とはいえ、1日中同じ場所で過ごしている私は帰りたくてしょうがない。で、愚息に「帰ろうよぉ」と言いにいったら、まだ試合が残っているという。だって負けたじゃないか!敗者復活戦なんてあるのか?

愚息「3位決定戦」
愚母「3位決定って・・・君、一度も勝ってないじゃない。」
愚息「一回戦、勝ったよ。」
愚母「いつ?今のが1回戦でしょう?」
愚息「違うよ。今のは2回戦。」
愚母「いつ1回戦やったの?」
愚息「やってない。不戦勝。」
愚母「何それ?相手が来なかったの?」
愚息「ううん、出場者が奇数だったから、一番小さな僕が不戦勝になるの。」

Super Heavy Weightとなると出場者が少ないのだ。3回勝てば優勝なのである。(「ティーンの部」でメダルが貰えたのは出場者が少なかったから。)

2回戦(?)の時、おじさんに足の上に乗っかられて膝を痛めた愚息は歩くのも辛そう。誰か(あの人誰だい?)が膝用のパットを貸してくれて、座るな、歩き続けろ、などとアドバイスしてくれている。

愚息は「棄権する?」と審判に聞かれていた。が、答えはもちろん「やります!」である。愚息の姿があまりに情けなかったのだろう、すぐに始まるはずの3位決定戦だったのだが、間の他の部門の試合を入れてもらい、愚息はちょっと休むことができた。

・・・やれやれ、いつになったら帰れるんだ?


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