DOTFAMILYの平和な日々
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2005年04月11日(月) スーパーシニア

カリフォルニアの高校は4年制である。大学と同じで1年生がfreshman、2年生がsophomore、3年生がjunior、4年生がsenior。日本の中学3年生から高校4年生に当たる。日本は6・3・3だが、カリフォルニアは6・2・4。5・3・4と分けている学校もあるが、合計で12年なのは同じ。これにkindergarten(小学に付属している前小1)の1年を加えて、合計13年が義務教育だ。

アメリカには飛び級なる制度があるということは有名だが、公立高校にはない。これは中学までの話である。高校は大学と同じで、卒業までに必要な単位を取ってしまえば良い。3年間で4年分の単位をほぼ取ってしまうのは可能だが、それは飛び級とは違う。何年生でどれを取っても良いのだ。(もちろん、数Iを取ってからでないと数IIは取れないとかいう決まりはある。)だから1年生と4年生が同じクラスということもある。(愚息の従兄弟に2歳違いの兄妹がいるが、兄の方がseniorの時、妹とほとんど同じクラスだった・・・出来の良い妹を持つとこういうことになる。)

それでは3年で必要な単位を取ってしまい、さっさと卒業できるか、というとそうはいかない。英語はしっかり4年間取らなくてはいけないし、社会も政治・経済はseniorにならないと取れないからだ。この2科目だけ取って後はバイトに勤しんでいるseniorというのもいる。遊びまわっているヤツもいる。そして、高校の間に大学の一般教養の科目を取りまくっている子もいる。(高校生の時にコミュニティ・カレッジというところで大学のクラスを取れば授業料は無料。大学は義務教育ではないので、公立であっても授業料は払わなくてはいけない。しかも、授業料は1科目いくら、取っている科目数によって授業料が変わってくる。)「4年も行くの、かったるいなぁ」という子は高校卒業資格テストを受けるという手もある。合格すれば高校に行かなくても大学へ進学できる。(が、余程優秀でない限り18歳以下を受け入れる大学は少ない。)

さて、飛び級もないが落第もない。4年間高校へ通ったが、必要な単位を取れなかったという子は・・・放校である。所謂ハイスクール・ドロップアウト(高校中退)。アメリカに高校中退が多いのはこれが原因なのではないだろうか?義務教育の割には冷たいのね!つまり、高校には19歳以上の子はいない、ということである。(病気などで長期欠席をした子は19歳以上ということもあるが、彼らは落第をしたのではない。)

が、Valleyでは・・・
クラスメイトA「お前一体いくつだよ?」
愚息「俺?17」
クラスメイトB「おお、17!若いなぁ。俺なんてもう二十歳だぜ!」
クラスメイトA「俺も。」

Valleyには何故か19歳以上の高校生が存在する。彼らSuper Seniorと呼ばれているそうだ。



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