DOTFAMILYの平和な日々
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2002年09月18日(水) 読んでから見るか、見てから読むか:2

映画を見てから読んだハリーポッターが面白かった理由。

多分、初めて読んだ時、イメージがわかなかったからだと思う。お城の様子、登場人物の外見。普通は本を読みながら自分が都合の良いように想像していくものだと思う。だから映画化された時、自分が想像していたのと大きく違って戸惑ってしまうことは良くある。通常、私が想像するものと映画化されたものの間にはもの凄い差があるのだ。それだけ私の想像力が正しい方向へ働いていないということであろう。でも、だからこそ、原作を読んでいたって映画も新鮮な気持ちで楽しめるのよね。

で、ハリーポッターであるが、愚息の日本語学校から借りて読んだ時、ストーリーが全くイメージできなかった。だから面白くなかったのだろう。映画を見た後なら、お城の様子や登場人物がすぐイメージとして沸いてくる。もちろん、人から与えられたイメージではあるのだが、それでもイメージできるということは楽しめるということなのだ。反対に読んでもイメージできない本は面白くない。

さて、話は変わるが、私は翻訳本というのが嫌いではない。日本語の方がスラスラ読めるから当然である。本はできれば日本語で読みたいものだ。もともと作者が誰かということはあまり気にしないので、作者が書いたものを読もうが翻訳者が訳したものを読もうが大差はない。っつうか、面白い本は英語で読もうが日本語で読もうが面白いのである。と思っていた。でも、これってもしかしたら違うのかもしれない。

愚息が小さな頃、毎日絵本を読んであげていた。エリック・カール(だったっけ?もう昔のことなので記憶があやふや)の本は日本語版も出ているので、どちらも読んであげた。もう少し大きくなってからはドリトル先生やムーミンシリーズも読んであげた。(余談であるが、ああいう長編を一冊読み聞かせるというのは中々大変であった。)中々面白いと思っていた。愚息も喜んで聞いていた。

愚息には読み聞かせてないが、トム・クランシーのネット・フォース・シリーズも私は結構気に入っている。自分で買うならペーパーバック、借りたりもらえたりするなら日本語の文庫、と手に入る方を読んでたのだが、どっちの方が面白いなんて考えたこともなかった。同じ本を読み比べた訳ではないが、どちらも面白かった。そういう例はいくらでもあげられる。

で、話を戻そう。ハリー・ポッターである。読み始めたら止められなくなってしまった。一気に4巻読んでしまった・・・だから日記を更新する時間がないのだな。ハリー・ポッターは翻訳本と原本のイメージが全然違う。っつうか、英語版はイメージがどんどん広がっていって実に面白い。4巻目になると流石にマンネリ化してきて、ペースは落ちてしまったが、それでも止められなかった。ベストセラーになる理由がやっとわかった気がした

そこで、バイ・リタラチャルの子供達にも聞いてみた。流石にバイ・リタラチャルだけあって、本をよく読んでいる子達である。予想通り、ハリー・ポッターは日英両語で読んでいた子が結構いた。が、彼らのほとんどは日本語版は途中で投げ出したと言う。日本語版は原書と全然違う、全然面白くない、という子もいた。語学力の問題だけではないような気がする。

自分の想像力不足を棚上げしてこういうことを書くのはいけないことだとは思うのだが・・・翻訳本は原作のイメージを全然伝えてないぞ!(そもそも会話文が変)というか、原書の存在を匂わせる翻訳本というのは、もうその地点で面白くないと思う。

という訳で・・・ハリー・ポッターは子供向けの本である。出てくる単語は決して難しくない。語彙も大人の本に比べると断然少ない。(簡単だと言われているトム・クランシーやジョン・グリシャムなんかに比べてもはるかに少ない。)1ページに何度も出てくる単語はわからなかったら調べた方が良いけれど(そういう単語は4巻通してしょっちゅう出てくるから)、他のわからない言葉は飛ばして読んだって全然困らない。だから、原書が手にはいる人は是非原書の方を読んで頂きたい。特に、「ハリー・ポッターなんて、どこが面白いの」と思った方には、原書は特にお奨めである。結構面白いよ。


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