DOTFAMILYの平和な日々
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2002年05月30日(木) 愚息なしで剣道へ

「という訳で、愚息は旅立って行ったのであった。」
と昨日書いたけど、アイツはちゃんと旅立ったのかな?

木曜日は剣道の日である。
会計を引き受けている私は(愚息が色々と迷惑をかけているので、何かお手伝いをしなくては申し訳ない・・・というか私が会計をやっている限り破門にはなるまい、という下心)愚息がいないのに道場へ行かなければならなかった。
ところで、愚息が行っている道場はNon-profit Organizationである。
先生は皆ボランティア、従って月謝はメチャクチャ安い。
だから私が扱う金額も少ない。
で、道場へ行くと子供達が「あれ?○○○(愚息の名前)は?」と聞いてくれる。
有難いことである。

さて、用事を済ませてさっさと帰ろうとすると、「今、月謝払って良い?」と聞いてくる親がいる。
そのために来たのであるから「うん、いいよぉ」と答える。
で、ちょっとお話する。
で、帰ろうとすると他の人が「払わなきゃいけないお金、たまってる?」と聞いてくる。
たまっているかどうか調べる。
で、ちょっとお話する。
で、帰ろうとすると・・・

「おいおい、私を帰らせないようにわざとやっとるんかい?」
と言うと、
「当たり前じゃない。子供がいなくても一人だけ早く帰らせてたまるか。」
というお返事。
う〜ん、その性格・・・お友達だなぁ。

引きとめようとして出してくれた珈琲を有難く頂いてから、それでも9時頃には帰ってきてしまった。
彼女達は11頃までは子供を待っていなければならないのである。
剣道を続ける子供達も偉いと思うけど、連れてくる親はもっと偉い!

ここ数年、小さな子は9時半頃帰れるようになったのだが、愚息が始めた頃は全員が終わるまで残っていなければならなかった。
当時5歳だった愚息は9時過ぎると足がふらついて、剣道どころか立っているのが精一杯という状態であった。
その上、翌日学校ではしっかり眠っていたそうである。

小さな子が早く帰れるようになった頃、愚息はすでに小さくなかった。
従って、私は早く帰るという恩恵を授かっていない。
愚息は剣道を始めて今年で10年になる。
私って・・・偉いなぁ。


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