DOTFAMILYの平和な日々
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| 2002年05月28日(火) |
Breakfast Clubその後 |
5月20日、愚息がBreakfast Clubへ入れられた、という話を日記に書いた。 このクラブ、F(=Fail=不可)を取った子だけが入るのだ、と後でわかった。 愚息は成績が悪い。 が、宿題をきちんと提出してテストを受けている限りFは取らないことになっている。 愚息は宿題は出しているしテストは受けているはずである。 (出来不出来はこの際関係ない) なのに何故F?
7年生の半ば頃からずっと愚息は科学の先生と折り合いが悪い。 先生はあの手この手で愚息を落ちこぼれさせようとして来た。 例えば、ちゃんと宿題を提出しているのに「出てない!」と文句をつける。 提出していれば採点されて帰ってきた宿題があるので、愚息はそれを見せる。 すると先生は「あ、そう」と言って、次の日また「宿題が出てない」と言う。 毎回やるわけではない。 成績表をつける前にどどどっと一気にやるのである。 で、提出した証拠を見せるのは翌日になるから、成績は下がる。
私が学校へ行って話をして来ようか?と何度も愚息に言ったのだが、自分で対処する、親は出てこないで欲しい、と言われたのでこれまでぐっと我慢してきた。 本当は怒鳴り込みたかった・・・英語がわかろうとわかるまいと、こういう場合そんなことは大したことではない。 が、ここは愚息の意志を尊重するべきであろう、と思ったわけだ。
さて、愚息はその先生と戦いながら学校へ通っていたのだが、ここ3ヶ月ほどは流石に疲れたらしく、毎朝学校へ着くと必ず「行かなくっちゃいけない?」「今日、休んでよい?」と聞くようになった。 落第は無理だと悟った先生が、せめて修学旅行へ行くのを妨害しようと気合を入れて責めてきたからである。 それでも私には出てくるな、と愚息は言う。 こういうの、親としてはとても辛い。
しかし何とか乗り切って、もうすぐ卒業というところでBreakfast Clubである。 宿題では落とせないと諦めた先生が、愚息が陸上競技会で科学のテストを受けることができなかったのを利用して、1日遅れで受けたテストの1週間も採点をせず、その時のテストを0点として成績表に書き込んだ結果のFであった。 いやぁ、そういう先生もいるもんですな。
さて、Breakfast Clubの第一日目、校長がやって来て生徒の一人一人に何故Breakfast Clubに入れられたのか、と聞いて回ったそうである。 で、愚息の理由を聞いた校長がその先生に注意して、愚息は一日で退部。 もともと愚息はBreakfast Clubへ行く必要はなかったそうである。 最後の最後まで虐めてくれるじゃないか、Mrs.Duncan!(と本名を書いてしまおう!)
しかしまぁ、今回は校長の助けを借りて愚息の勝ち! (勝ち負けの問題か?・・・勝ち負けの問題じゃ!) 私は早起きから開放されたのであった。 めでたしめでたし・・・ということにしておこう。 (実情はもうちとばかり複雑)
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