DOTFAMILYの平和な日々
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2002年05月23日(木) あなたは奥様を100%信頼していますか?

私のダンナは病気である。
治療に協力し、サポートするのは家族の役目である。
それを嫌だと思ったことはない。
しかし、しかし・・・
もうちょっと自分のことは自分でやっても良いのではないだろうか?
寝たきり老人ではないのである。
仕事にも行けるのである。
家事を手伝えとか子育てをしろとか言っているのではない。
そういうことは以前からやってなかったので、今更期待していない。

例えば、病院や薬局とのやり取り。
私は英語が出来ないので、言わなくてはいけないことを文章にしてから電話をかける。
書類は辞書を使って丁寧に読む。
ざっと目を通してもわからないからである。
ダンナがやれば5分で済むところを私は1時間以上かけてやるのである。
そういうのって時間の無駄じゃない?
しかも、ダンナと病院のやり取りの間に私が入っているので、これは一種の伝言ゲームである。
間違いも多い。
電話のかけ直しも多い。

さて、ダンナの食事制限は厳しい。
ナトリウム、リン、カリウムはmg単位で制限されている。
食事制限が始まった時、ダンナはそれを私に伝えただけである。
どの食品にどの位の量のナトリウム、リン、カリウムが含まれているかなど全く関心を持たない。
私にまかせっぱなしなのである。

つまり・・・ダンナの殺生与奪権は私が握っているのである。
そういうのって不安じゃないんだろうか?
私だったら、自分が生きるか死ぬかの問題は自分で把握していたいと思う。
食事が重要なら、自分で作るとまではいかなくても、献立くらいは立ててみると思う。
しかし、ダンナにはその気が全くない。
完璧に100%私を信頼しているとしか思えない。
・・・恐ろしいことをやっているという自覚はないのだろうか?

他所様のダンナさん達はどうなんだろう?
妻に殺生与奪権を与えてのほほんと暮らしているのだろうか?
う〜ん、知りたい!聞きたい!

「あなたは奥様を100%信頼していますか?」


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