2024年11月20日(水)
* 詩人の谷川亮平が亡くなった 朝日新聞のトップ記事だから、大きな影響を日本人に与え続けていた。 何気ない詩だが,何時までも心に残る詩。老衰というが…個人的には波乱 万丈だった。 ーー 『生きる。※ 小学校教科書にも載った世界的にも有名な作品 生きていること いま生きていること… …とさまざまな人生の瞬間の情景 を連ねる、谷川俊太郎の詩『生きる』が初めて絵本になりました。小学生の きょうだいと家族がすごすある夏の一日を描き私たちが生きるいまをとらえます。 足元のアリをじっと見つめること、気ままに絵を描くこと、夕暮れの町で母と 買い物をすること……。子どもたちがすごす何気ない日常のなかにこそ、 生きていることのすべてがある、その事実がたちあがってきます。 「Amazon公式紹介文」より引用 なにげない一瞬一瞬が、私たちの今を形作っている。 そんな日常の温かさをあらためて感じることができる1冊です。 ーー 『夜のミッキー・マウス』 * ユーモアと哲学的テーマが融合した作品 百三歳になったアトム。朝のドナルド・ダック。詩に吠えかかるプルートー。 夜のミッキー・マウス。 文庫版のための新たな詩を加えた30篇。
詩人はいつも宇宙に恋をしている。作者にも予想がつかないしかたで生れて きた言葉が、光を放つ。「夜のミッキー・マウス」「朝のドナルド・ダック」 「詩に吠えかかるプルートー」そして「百三歳になったアトム」。ミッキー・ マウスもドナルド・ダックもプルートーもアトムも、時空を超えて存在している。 文庫版のための書下ろしの詩「闇の豊かさ」も収録。現代を代表する詩人の 彩り豊かな30篇。 ーー ▽ 私的感想文… 事業生活の最後を呆気なく終えて、それでも何かと暮らす日々。 何やら間違ってはいなかったかと…右往左往する日々。 それよりも、老いる 自らの観察が少し辛いが、なかなかの味がする。まだ肉体的に不自由をして ないから言えることだが! 戦災直後の街のど真ん中で、果てしない砂漠の 砂道を家族して身体を寄せ合い、日々を生きてきた感がする。やはり、これは 異常体験で、まだ焼跡の痕跡が残っていた。不幸な同年代が多くいたがそれを 客観し出来る能力も無く、世界の移り変わりを楽しんでいる餓鬼というところ。 とにかく、世界は怖ろしいけど、面白いところだった。何故か、母親の姿が 残っている。百日咳にかかり、長くはないと言われていたと…後年に父親から 聞いていた。 誰もが、自分のことで一杯いっぱい… それでも、世界はギラ ギラと輝いていた。その家の前には福島江があり、桜が咲いていた。 その後に、店のある駅前に戻っていった!人生の第二ステージの始まりである。
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