堀井On-Line



2936,「NHKの世界同時不況の双方向解説」を見て

2009年04月19日(日)

昨日の土曜日の午前10時に、NHKの「そこが知りたいー世界同時不況・危機への対応は十分か?」は、
9人の解説委員による、伯仲した議論と、その合間に視聴者の意見や、世界の識者の論説を挟んだ、
見ごたえのある内容だった。
 ーまずは、NHKのHPの紹介文から
去年9月のリーマンショックから半年あまり。
「100年に一度」とも表現される経済危機は深刻な世界同時不況をもたらしています。
世界各国では、企業倒産や失業者の数が拡大し、予想をはるかに超えるスピードで景気が悪化しています。
国際協調の下で各国が打ち出す経済政策は、景気を下支えする十分な力になっていないのが実情です。
この状況を打開する処方せんを世界各国の政府は持ち合わせているのでしょうか。
そして、日本をはじめ世界の政治指導者たちは、経済危機を乗り切るための責務を果たしているのでしょうか。
4月18日(土)の双方向解説では、私たち解説委員室の経済・国際・政治担当の解説委員が、
世界同時不況への危機対応や解決への糸口を、視聴者の皆さまとともに考えたいと思います。 
 ーー
 解説委員ということで、同質の意見が多かったという感は免れなかったが・・・。

・100年に一度の経済危機なら、100年に一度の対策をたてるべきだが、それが感じ取れない。
・非常に深刻な事態である。大量に輸血しないと患者が死んでしまうという共通認識はある。
・アメリカと中国のG2が、今後大きな役割を持つ。ロシアと中国をプラスしたG9も必要。
・視聴者からの質問で、「100年に一度の経済危機というが、世界恐慌といわない何故か?」に
 対して、「GDPの落ち込みは、1929年の世界恐慌と同じだが、失業率は25パーセントに対し、
 10パーセントで収まりそう。 今回は世界の経済政策の協調があるところが前回とは違う。
 従がって、まだ世界恐慌に入ったと認識されてない」の答えであった。
 実際は、10年〜20年後に振り返れば、今回の方が遥かに大きいはず。
・アメリカを中心に世界経済を引っ張ってきたが、今後は、新興国に中心が移動する
 ターニングポイントではないか。 今後はアジア中心の経済モデルを作るべきである。
・ドルに替わる基軸通貨は10年20年単位では出てこない。
 ー以上、印象に残った部分のメモをまとめてみたが、それほど大したことを言ってはいない。
 今回の恐慌の概要を知らしめ続けるには、良い内容だが、NHKの立場もあって、
 過激な現実を報道ができないこともあろう。

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2572, ドル覇権の崩壊 ー5
2008年04月19日(土)

「金や銀、プラチナを買って、手元に保有すれば良い」と、そこまで言わしめるだけ、この危機は異常なのだろうか? 
 実際のところ国家単位で自国民を騙すのだから、それも道理。 税務署を暴力団とは言いえて妙である。
 税務調査を経験してから、そう信じていた。 調査の対象は、のっけから被疑者扱いである。
 そこまで疑うなら、脱税をしない方がおかしいのではと実感した。 
 何でしてないの?するのが当然で、その当然のことを我々は取り締まりに来たんじゃないの?という態度である。
 サブプライム問題もバブルの典型で、これをキッカケで世界恐慌の可能性をはらんでいる。
 実態は火の車で、いつ何が起きても不思議ではない状況。
 ドル安、アメリカ国債安、アメリカ株平均値安になると儲かるファンドもあるという。買ってみたいが。

*アメリカ住宅バブル崩壊が世界恐慌の引き金を引く
  P-18
だから、金や銀、プラチナなどの貴金属を買って手元で保有すればいいのである。
銀行の貸金庫にも預けない方がいい。自分で安全確実な場所に隠すのがいい。税務署の調査になど、
やすやすと応じてはならない。彼らは国家強盗団である。正義の法の執行者のふりをして、
日本の資産家、投資家、経営者たちを痛めつける国家の暴力団である。
金銀プラチナは奇妙なことを言うようだが、鉱物資源である。金属のかたまりである。
鉱物資源でしかない。だから税務署・国税庁はそれをもって金融資産と見なすことはできない。
ここが味噌である。たとえば、自分で檜の材木を300本買って、倉庫に寝かしておくことと同じことだ。
国税庁・税務署は「買った売った」で利益(課税所得)が生まれた時にしか課税できない。ここが味噌である。
国家は金地金(ゴールド)を管理できない。ところが、最近の国税庁、税務署は資産家(金持ち)たちに向かって、
納税申告の際に、「資産負債残高表」などという奇妙な書類を出せという。
日本は恐ろしい金融統制国家(預金封鎖の国)になりつつある。
  P-19
「円キャリートレード」などという恥知らずの取引ができたのは日本の円をアメリカが"ゼロ金利"で
自分たちのオモチャにしたからだ。「円はほぼゼロ金利だから、超安価で借りて使える」と、
このことにいち早く気づいて10年前から儲かった人がたくさんいる。それはアメリカの金融資本家どもである。
彼らの仲間であるアメリカ政府(米国国務省)とFRBが日本政府と中央銀行(日銀)を脅しあげて"ゼロ金利政策"
などという奇妙きわまりない政策を強制して10年間、日本を痛めつけてきたからである。
ほとんどゼロ金利に等しい低利の資金を、円市場(日本の銀行や生保)から借りて米国債を買えぱ、
黙っていても年率4?5%つく。例えば南アフリカのランド通貨、ニュージーランドのドルで運用すれば、
自動的に年率7?8%の利益が出るのである。 この金融博打を放置してきた責任はG7(各国・中央銀行総裁会議)
にある。彼らが世界の通貨政策をおかしくしたのである。
これに投資家筋が襲いかかって自分たちの旨みをつくりだすのは当然のことだ。もつと分かりやすくいえぱ,
パチンコ屋のパチンコ台のチューリップが最初から開いている台でパチンコをやるようなものである。
 ーーー
 真剣に金でも買うことを考えなければならないのか?悲観を売りにしているとはいえ、
 ことごとく当たっているだけでなく、それ以上の事態になってきた。

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2007年04月19日(木)
2207, 犯罪集団の存在を公認している日本
                  オッ(*^○^*)ハ?ヨウ!
 一昨夜の長崎の山口組による、現職市長へのテロ?には驚いた。
たまたまNHKを見ていたので、現場の生々しい事態が、そのまま茶の間に入ってきた。
これは明らかに国家に対する彼らの挑戦である。(結果としても)
それにしては、安部首相のコメントには驚いたというより、怒りを感じた。
地方統一選挙の最中に現職の市長が、みよがしに射殺されたのに、当たりさわりの無い一辺倒の言葉である。
これでは、なめるわけである。犯罪集団が公然と国家を相手に戦争を仕掛けてきたからには根絶しなければ、
国家は破滅する。 闇は闇でしかない。光を当てればそれまででしかないはずだが、現在の日本は別?。
激烈な批判が噴出して当然で、それだけのことをしてしまった。
世界で、暴力団の存在を違法としていない国は日本だけである。
それも堂々と事務所を構えて、夜の繁華街がマフィアに占拠されている異常を
何とも思わない日本という国が果てして治安国家といえるのだろうか。
今回の事件は明らかに広域暴力団による地域公共事業工事からの締め出しへの‘見せしめ’と捉えてよい。
地方選挙の真っ只中に、現職市長を公衆の面前で射殺するなど言語道断である。
それも二代続けての長崎市長へのテロ。司法、立法そして立法は何をやってきたのだろうか。
今度の対応次第によっては、裏世界が国家利権のシンジケートを確立する可能性が出てくる。
いや、あったのが崩壊した結果なのか?。法整備を根底から変える絶好のチャンスである。
広域暴力団の存在そのものを法律で否定しない限り、地域公共事業での利権、汚職の強要は無くならない。
              ε(´',_c')зβyё☆βyё
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2006年04月19日(水)
1842, ローマから日本が見える?3
                おっ \(*^▽^*)/ はぁー

ー第一章 なぜ今、「古代ローマ」なのかー  
 *この章の印象的なところから抜粋してみる・・
  「歴史とは人間である」

私にとって歴史とは、人間がこれまで経験してきた全てが入っている。
キリスト教は千年の間、ヨーロッパ人の精神を支配してきた。
だが、それにもかかわらず、ヨーロッパ人の人間性が向上したとも思われない。
これは結局、人間の存在自体がもともと、宗教によって変えようがないほど「悪」に対して抵抗力がないのではないか。
そうした人間世界を変えていこうとするなら、こういう人間性の現実を冷徹に直視する必要がある。
なぜなら古代ギリシャやローマの人々はキリスト教のない時代に生きた人々であった。・・・・
キリスト教は本来は人間をさらに向上させたはずだ。それが、そうならなかったのは神と信者の間に、
聖教者というフィルターが介在したと考えられる。彼らの存在はかえってキリスト教の教えを損ねているだけでなく、
神と信者のつながりを邪魔をしているとルネサンスのルターは考えた。{私見ー現在の日本の葬式屋僧侶にもいえる}
「水平思考と垂直思考」    
  現在の日本を考える時、改革の遅れに破滅への危機を感じる。
  どうすれば良いのか?それには、一つには、日本以外の国はどの様にしているのか?
(水平思考)
  他には、垂直方向のリサーチー歴史を振り返ることです。西欧的な考えが崩壊している現在、
  ローマ人の生き方は宗教やイデオロギーとは無関係だっただけに参考になる!と・・・
「試行錯誤がローマを作った」
当初は小さな都市国家でしかなかったローマがイタリア半島に勢力を伸ばし、
ついにはポエニ戦役に勝って大国のカルタゴを下し、地中海を「我らが海」と呼ぶまでの勢力になる。
あたかも幸運の女神に導かれて、すくすく発展したようだが、実際は正反対であった。
ローマ人の強さは失敗しても、必ず次の成功につなげようとするメンタリティがある。
彼らは敗因が自分たち自身にあったことを直視する。反省するだけでなく、それを、国論分裂という
活力のロスを避けることを目的とした政治改革という形に結びつけるのです。
こうして完成したのが、帝政に移行するまでのローマの政体として有名なローマ独特の「共和制」であった。
                    まあ茶でも! ~~旦_(。-_-。)
「一級品の男たち」
 「役に立つ」ことだけが歴史のとりえではありません。
  ましてや、ローマの全史ときたら、素晴らしい男たちが次々と現れてくる波乱万丈の物語です。
  ドイツの歴史家モムンゼンをして「ローマが産んだ唯一の創造的天才」と言わしめた
  ユリウス・カエサルはもちろん筆頭ですが、カエサルだけがローマ史ではありません。
 ・ポエニ戦役の天才のハンニバルを破ったスキピオ・アフリカヌス。
 ・ポエニ戦役以後の「混迷の時代」の登場したスッラ。
 ・カエサル暗殺後、初代ローマ皇帝になるアウグストゥス。・・・
この他にもユニークな人物、型破りな人間、あるいは仕事はできないが、
愛すべき人間達が無数に登場する。 歴史とは、やはり人間が作るもの。だから面白い。
             ? つづく  。.@(-ェ-)@ノ~~~バイ?
・・・・・・・
2005年04月19日(火)  1477, 男はつらいよ

ある保険会社のアンケートによると、
・また生まれてきて再び 同じ亭主と再婚したいと思っている女性が20%に対して、
 同じ女房と再婚したいと思っている男は75%(40%と60%の調査結果もあるが)
 女は更に、結婚は嫌だから一人で暮らしたいが5?もいる
・60代夫婦で、夫が妻を看取るのが15%、 妻が夫を看取るのが85%。
 看取ったあとの男の余生は5年、逆に夫を看取った妻の余生は22年。
私の親戚を見ていると、この数字に納得がいく。女は逞しいものであるし、夫に愛想をつかしているのがわかる。
定年をむかえると妻は外に遊びに出て、夫が家にいて妻の管理をする逆転現象がおこってしまうという。
しかし、もう亡くなった姉から聞いた話。コーラスの先生をしていて、コンセプトごとにグループ化をしていた。
その中に未亡人の会があったが、「やはり夫に死なれた女性は強がりを言っているが、実際は片羽を失った鳥」
という。しかし、妻に先立たれた夫の方が更に惨めであるが。60歳過ぎると、甘いものでないことは事実のようだ。
夫婦がいがみ合っても、お互いが生きているうちが花。女性の場合、横社会に生きている割合が多いので、
すぐに群れることができる。しかし男は、いまさら横社会といっても難しいようだ。
人生は甘いものではないのは老後も同じ。ライフワークをチャンと創っておかなくては!
おかあちゃんの奴隷になってしまう。最後は、老後も含めて生きてきてよかったといえる人生を終えることか。

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2004年04月19日(月)
1112, 「ライフ・レッスン」?4
       ー人間関係のレッスン
ー感想文ー
人間関係ほど難しく、かつ人生勉強になるものはない。
それも対立している相手や、悩ましてくれる相手ほど自分の姿の合わせ鏡になる。
その軋轢の中に真の自己が表れてくる。また私たちが無意識の中に求めているロマンチックな関係の相手こそ、
ありもしない自己逃避の空想の相手である。そして勝手にイメージとして作りあげ、
対象に求めていくから幻滅が生じる。解りやすい例としては、成田離婚がある。
そのイメージこそ自分を不幸にする「バカの壁」になる。しかし人間はイメージの中でしか生きられない側面もある。
「ブランド」は、その一番リアルなイメージ商品といってよい。
お互い自分自身というブランドをつくりあげ、そのイメージに縛られてしまう。
真実の自己に気づくのに一生かかってしまう。人間関係のレッスンこそ、そのイメージを剥ぐ目的になる。
ー抜粋ー
・人間関係は人生のレッスンを学ぶ最高の機会をあたえてくれるものである。
 自分はほんとうはどんな人間なのか、何を恐れているのか、自分の力は
 どこから生まれるのだろうか、真の愛とはどんなものなのか、人間関係はそれを発見ための場である。
 人間関係は多くの場合、なかなか上手くはいかない、時にはひどく辛い
 経験だからだ。だからこそ、学び、成長し、愛し、愛されるための最高の機会にすることができる。
・全体性や完全性は自己の内部から生まれるものでなければならない。
 誰か特別の人を見つけることは、親密な人間関係にかかわる問題の解決にならない。
 独身で不幸な人は結婚しても不幸なのだ。専門職につけない人は、とくべつな人をみつけても、
 パートナーのいる専門職のない人しかなれない。他の人にもとめることをやめて、自己を完成させることなかにある。
 だれか愛する人をみつけようするのではなく、自分自身を愛されるに値する人間につくりあげていくべき。
・あなたは、ただあなたであるというだけで、だれかとくべつな人なのだということを、
 けっして忘れないでほしい。仕事で成功していようがいまいが、完璧な相手と結婚していようと
 独身であろうと、あなたはこの世界にとって、唯一無二の尊い贈り物なのだ。
 あなたはすでに一個の全体であり、外から何かがやってくるのを待つ必要がないのである。
 人生にロマンをもとめたいなら、あなたの人生そのものと恋におちればよいのだ。

・・・・・・
2003年04月19日(土)
745, 散る桜、残る桜も散る桜

「散る桜、残る桜は散る桜」は人間の死を一言でいっている。
他人の死も、すぐに自分の死になる人生の無常を喩えている。
この季節の桜の花を見ていると、ものの哀れをつくづく感じる。
桜は生臭い死の臭いがする。人生の縮図を桜の花に感じるのは歳のせいか?
 今年の桜は[あたり年ではなかった?]が、例年並だった。
2~3日前が近所の桜の福島江の桜が満開だった。「悠久山の桜」は今日あたりが満開だろう。
悠久山の桜も絶品だ!5?6年に一回はあたり年になるが、雪などの季節の要素が微妙に関係してくる。
 桜は毎年思うことだが、自分の生死を考えさせられる。
以前、桜の精の女に迷って死んでいく侍の映画をみた事を思い出した。
ゾクッとする日本的エロチックの内容であった。また7~8年前に近くの従兄が桜とともに自殺をした。
多くの写真を撮り残して。 新潟は桜とともに春が来るという感覚である。

・・・・・・・
2002年04月19日(金)  381,システム販売

「IBMが物流コストを一~二割カットできるシステムを提案、
初年度のカット部分の半額をシステム料として貰う。診断料は無料」
という提案の講習会に出てきたと、あるメーカの専務が言っていた。
システム販売そのものである。物流システムの販売をIBMが始めたのに時代の変化を感じた。
IBMの世界から集めたノウハウなら一~二割のコストカットは難しい問題でない。
私もフランチャイズを2回経験してシステム力には納得している。
息子が去年宅建の試験を受ける為に日建学院に通った。授業は衛星で送られてくる画面と聞いた。
「もし日建に通ってなかったら試験は受かってなかった」と本人が言っていた。全国数百箇所の教室で、
いっせいに聞くのだから合理的だ。
もし落ちても来年は、無料で通えるとか。なるほどと納得した。これもそのシステムを売っているのだ。
イトーヨーカ堂もシステム70?商品30?という考え方を柱にしていた。
システムを主体に売っているということだ。もの主体から、こと主体の時代の変化である。

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