2005年01月06日(木) |
「SF/ボディ・スナッチャー」 地球人の体を奪いその人になりかわる植物タイプ侵略者の恐怖(笑) これだからB級SF大好き♪ |
『SF/ボディ・スナッチャー』【INVASION OF THE BODY SNATCHERS(肉体のっとり(強奪)屋たちの侵略】1978年・米 ★1979年度サターン・アワード最優秀監督賞、音響賞受賞 監督:フィリップ・カウフマン 原作:ジャック・フィニイ 脚本:W・D・リクター 撮影:マイケル・チャップマン 音楽:デニー・ザイトリン 特殊メイク:トム・バーマン/エドワルド・ヘンリック 俳優:ドナルド・サザーランド(公衆衛生局員、マシュー) ブルック・アダムス(マシューの同僚、エリザベス) レナード・ニモイ(精神科医、キブナー博士) ジェフ・ゴールドブラム(マシューの親友、ジャック) ヴェロニカ・カートライト(ジャックの妻、ナンシー) アート・ヒンドル(エリザベスの恋人、ジェフリー) ケヴィン・マッカーシー(走る男) ドン・シーゲル(タクシー運転手)
宇宙の彼方から、何か不定形のものが飛来した。 奇妙な植物が地上に増え始める・・・。
サンフランシスコ。州の公衆衛生局のベテラン調査員であるマシューは、今日も不衛生なレストランを摘発、強引だが仕事熱心だ。
ある日、同僚の彼にエリザベスが相談を持ちかけた。 同棲している歯科医のジェフリーの様子がおかしいという。 まるでひとが変わったようで、ジェフリーの姿ではあるけれど、 彼ではないような・・・。
マシューはよくあることだと、カリスマ的人気を誇る精神科医、 キブナー博士をエリザベスに紹介する。 だが博士はエリザベスにも、夫が夫ではないと、彼女と同じことを訴えた年配の婦人にも、精神的に不安定なだけだと諭すばかり。
だが、同じことを訴える人が増え始めたことに、マシューは 職人のカンで怪しいと感じ始める。
何かの伝染病じゃないのか・・・?
マシューの旧友で作家のジャックは、妻が経営する美容風呂で 世にも恐ろしい物体を目撃してしまう! はじめは、入浴客がマッサージ台で死んでいるのかと思った。 慌ててマシューを呼ぶジャック夫妻。
よーく観察すると、それは、まるで繭。中には、ネトネトした物質に包まれた、大人の大きさの胎児・・・。そしてその外見は、 ジャックそのものじゃないか! ジャックが鼻血を出すと、繭の中のジャックも鼻血を・・!
疲れてうたた寝をしかけたジャックの身体に、するするとわたあめのような触手をのばし、彼の身体を強奪しようとしていたのだ!
ジャックが目覚めたことで、侵略者の目的は未達成に終わったらしく、警察がやってきたときには偽ジャックはあとかたもなく消えていた。
ということは、エリザベスが危ない・・!! 慌てて自宅に駆けつけ、すでにエイリアンに成りかわられてしまっているジェフリーの形をした生物の目を盗み、寝室に侵入するマシュー。 ベッドで眠るエリザベス。ベランダでは、珍妙な植物からエリザベスが生えてきていた!!繭に包まれて、もうじき彼女をのっとって しまうのだ。
繭からそっくりさんが誕生すると、本体は消滅してしまうのだ。
それにマシュー、エリザベスらが気づいたときには、 もう街はエイリアンの天下となっており、容赦なく襲ってくる!
残り僅かな人間となってしまったマシューたちは必死で逃亡するが・・・・・・・。
なんで借りてきたかって? そりゃ〜、あーた、ドナルド・サザーランドにジェフ・ゴールドブラムですよ。目の保養、目の保養(笑)
世間じゃ韓国映画スターが大人気のようですが、私の美意識とは 合わないのです。鑑賞用の男はエグみと暑苦しさがないと(爆
ストーリーはどうでもいいんですよ、エイリアンが植物って ところでもうすでに最高にイケてますからw
動いて喋る植物人間が地球を侵略しちゃうんですから たまりません、これを笑わずして何を笑えというのか♪
あの綿あめ状の触手も好きだし、ぬるぬるした胎児っぽさも いいし、グシャっと崩れる乗り移られて空っぽになった人間の外側もナイス。
破滅系ホラーが好きな人にはたまりませんね。
しかし、ドナルド・サザーランドの 「しゃーーーーーー!!!!!!」は怖かった怖かった、マヂで怖かった。
この物語は3度リメイクされており、本作は2番目にあたります。
なりすまし、なりかわり系エイリアンというと、「ゼイリブ」とか 「ヒドゥン」がありますね。王道なんでしょうやっぱり。
ムダなあがき、好きです。
あとね、なんといってもね、
人面犬。サイコーです。笑い終わるまでビデオ止めてましたから。
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