コール・ノー |
「仕事とアタシ、どっちが大事なの!?」
という言葉はよく聞きますが(実際に言ってる人は少ないと思うけど、思っている人は多いわな)、仕事と恋人って似てるよな〜いやホント似ていると思う。 自分が好きで選んだ仕事(男)なら長く続けられるものだけど、金が悪かったり(ワリカン主義とか、稼ぎが悪いとか)、勤務地がめちゃくちゃに遠かったり(遠距離だったり、遠距離じゃなくても気軽に行けない距離だったとか)、あまりにも環境が悪かったりすると、好きだけじゃ続けていけない(付き合っていけない)と気付いたり。 お金がいい仕事(カネは持っている男)はお金だけだから、と割り切っていても、やっぱり仕事内容(人柄)が好きになれなかったりするし。 誰がやっても同じような仕事してると、「自分がやらんでも換えのきく仕事なんだな(誰と付き合おうとこの人、体だけなのかと思ったりする)」とやり切れない気持ちになったり。 長くやっている仕事であっても、「やっぱり私、違うと思った!」と辞めたりもするし。 仕事でどんなにいやな思いをしても、人は働くんだよなあ。 どんなに恋愛でショッパイ思いしても、また恋愛してえ!と思うようにな。
などと思ったのは、今日、短期でやっていたバイト(コールセンター業務)が終了したので。 いやーしんどかった。金がいいバイトってやっぱそれなりの内容だね。 短期だとわかっていたからなんとか続けてきたけど、「え!更新しないんですか?」と言われた時は驚いた。しないっしょ。電話かけるのが嫌になったもん。まあ、当初の目的である「コールセンター経験が欲しい」というのは満たせたので、コールセンター業務はしばらくいいや。 やっぱり金が悪かろうとなんだろうと、自分のやりたい仕事、あるいはそれに近い仕事、または自分に向いている仕事をすることは、それだけで幸福なことだと思う。そういう仕事をしているというだけで、生きる支えとなるからね。
話は変わりますが、最近、知人たちの情愛沙汰の仲裁っつうか、まあ客観的視点役というか、相談を受けておるのですが(私はどちらの味方でもないので中立立場として分け隔てなく接している)、 自分でメール書いて、自分でいいこと書いたなあと思った一文。
「好き同士であるなら、お互いが幸せになれる道を目指すべきじゃないか。 一緒になることだけが、好きであることの結論じゃない」
あとで読み返して、ああ、そうなんだ!その通りだったのだ!と自分で納得。 二人の人間がいて恋愛が初めて存在するので、 相手を自分の思い通りにすることがゴールではないし、 一緒になることがゴールでもない。 本当に相手を想うなら、相手が思うことを叶えてあげることもアリですよね。 自分が足かせにならぬように。 相手を解放してあげることも、「好き」「愛している」のひとつの型だよなあ・・・ そういうことを、わしは学んだのだった。受け取ったのだった。 受け取ったものは、ちゃんと伝授せんと。いいことはそうやって受け継がれていくものですよね。またひとつ成長いたしました。日々成長中です。 今年の年賀状は「1歳、歩けるようになりました」みたいに「29歳、愛の型をひとつ学び、伝授いたしました」などと自分の成長の様子を伝えるようなやつにしようかな。
おお、今テレビで、ものすごく重たくジャムの曲やってるジジイがいるなあ、と思ったらポール・ウェラー本人だった!ビックリ!
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2008年11月27日(木)
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