股・戯れ言
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I don't Think 躁(even 鬱)

Jマスシスのライブに向けてダイナソーを聴き返すという作業を行っておるのですが、ダイナソーの数々の名盤の中では地味な感のある「ウィズアウト・ア・サウンド」が素晴らしすぎる。



私の本当の意味でのリアルタイムのダイナソーは「ホエア・ユー・ビーン」とこのアルバムなのであります。グリーンマインドより前は遡って聴いたのだ。ホエア・ユービーンは今でもよく聴き返すのだが、このアルバムは何年も聴いてませんでした。
5年くらい前に「ガチンコファイトクラブ」で、必ずエンディングになるとダイナソーの「オーヴァー・マイ・ショルダー」が流れるという珍現象があったのだけど、その時に聴き返したくらいしか覚えがない。

しかし改めて聴くと本当に本当に素晴らしいのですよ。
なんというか、Jがいろんなことに対して「諦めた」感じが伝わってくる。期待することも、後悔することも、何かを感じることも、誰かと気持ちや感覚を共有することも、そういうすべてをまるごと「もういいや」と投げ出しているかのような感じだ。自分の中にくぐもっていたモヤモヤを、そのまんまの形で投げ出してしまっているかのような荒削りぶり。投げやり。Jマスシスはいつでもヨレヨレだが、そのヨレヨレ感がこのアルバムは特に強い。ヨレヨレどころかボロボロだ。この頃のJには何かよからぬことがあったのかもしれない。心が平穏ではなかったのかもしれない。そういえば、このアルバムはほぼ全てのパートをJが演奏していると言うのも、「諦めた」感を増しているな。

でもJの素晴らしいところは、そんなヨレヨレでボロボロであってもそれが完全なネガティブには見えない/聴こえないことだろう。同じことをカート・コバーンがやったら完全に重い。つらい。絶望一直線だ。
「諦めるイコールおしまいではない」というスタンスがJの中にはあるんだろう。
「みんなの痛みを感じる/次に無感覚になる」という印象的なサビの「feel the pain」から始まるこのアルバムは、何もかもを皆、いや、相手に合わせる必要はないんだよなー、てか合わせられない自分を認めて諦めちゃえばいいじゃない、と語りかけてくるようだ。
「I don't think so」という曲がとてもいい。ヨレヨレな唄い出しから、小気味いい疾走感から、心地よいメロディーからすべていい。
対訳を読んでいると英語の言い回しでは違う言い方らしいんだが、そのまんま「自分はそうは思ってない」という意味のほうがしっくりくる。
自分はそうは思ってない。そんな風には思っちゃいない。それは決して恥じることでもないし、申し訳ないと思うことでもない。だってそんな風には思ってないんだもの。
自分が思っていることが自分の真実だ。たとえ世界の真実としては間違っていようとも。誰の賛同も得られないとしても。あなたの思っていることとは遠い隔たりがあったとしても。



全然話は変わるが、久々に自分の掲示板見たんだけどレス全然してませんでした。
すいません。今日はちと用があるので書けませんが、明日はレスしますよ!
マジですから!ウソじゃありませんから!
わたくしの掲示板は未だt-cupという7,8年前で時が止まっているよなものなんですが、過去ログ読み返すとおもしろいなあ!2004年の書き込みが残っていたりして。
かなまら祭り行った時のレスが残っていたりするよ〜
今年は久々にかなまら祭り行くつもりだったので(アブさん、というかナジャさんと再会したので)おもしろかった。
というわけで明日はマジでレスしますので何か書き込みいただけるとこれ幸い

http://6426.teacup.com/8thekey/bbs
(って書く時に限って誰も書かないんだよなーそういう掲示板なんだよなーここは。未だ小学生マインドのままだし)
2007年02月22日(木)

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