博多弁・ストライクス・アゲイン |
2月終わりの週末、皆さんはどうお過ごしでしょうか。 わたくしは金曜は水道橋、土曜夜から日曜朝にかけては六本木におりました。 水道橋と言えば後楽園ホール、六本木は、あんま行かないがクラブでも行ってたのかと言うとそうではなく 夜間作業と深夜作業でございましたよ。六本木なんかヒルズの中にある会社ですよ。 2日間とも酒呑めず。せっかくの給料日後なのに踏んだり蹴ったりだ。 まあ、ヒルズ作業後は先輩やSEらとラーメン食いに行き、そこでビール呑みましたがね。余談だが六本木てラーメン屋がどこにあるのかてんでわからねえ。やっとの思いで見つけたラーメン屋はカウンター席のみなうえにガングロ男とデブ女が何を血迷ってかカウンター席で似顔絵描いてもらったりしてた。我々は4人だったが皆、その光景を見て脱力。別の店に行きました。で、長時間すきっ腹のところにいきなりビールとこてこてラーメン流し込んだら具合悪くなった。 そんなわけでサンデーアフタヌーン、見事に疲れマラですよ。マラないけど。 疲れマラって正式な言葉なのか気になったので検索してみたら以下のような記述が。
>疲れマラ つかれまら > >激務の後や徹夜明けなど非常に疲れている時、性的刺激の有無に関わらず異常に勃起すること。 >医学的には、疲れている時は神経が過敏になっているため勃起するとのことだが、身体が異常に >疲れると脳が「生命活動の危機」と錯覚し、種の保存の為、本能的に勃起する仕組みになって >いるという説もある。
その通りよ!(板尾の嫁風) 勃起しないけど。マラないから。
今日書く話はそのヒルズ企業のほうではなく、金曜の夜間作業で訪れた会社のほうのことでございます。 その会社の仕事の話は、うちの会社の九州支社からきた話なので粗方予想済みだったのですが、九州に本社がある会社でした。 去年の2月に初めて福岡を訪れた際、あまりのきらびやかさ、人の多さ、飲み屋の多さ(これは九州どこ行っても思うことだが)、風俗店の多さに「うあー、福岡は東京、大阪に次ぐ大都市であるなー。名古屋を軽く凌いでいるわ」と思わされたので、九州に本社がある会社があってもさほど驚くことではないのですが、さすが九州本社の会社、東京支店も九州人ばかりでありましたよ。細かい出身は知らないが(「熊本に彼女残してきて〜」なんて話をしていた人がいたので、福岡に限らず九州全般なんだろう)、喋り方がもう違う。露骨に九州弁ではないんだが、なんつーかイントネーションが九州弁、とくに博多弁なんである。 で、久々にこう思ったわけだ。
博多弁ポワーン
うあー去年の石井監督おっかけ時以来の再確認ですよ! なんなんでしょうね、私のこの「博多弁萌え」は。 外見はどうでもいいのである。私も作業中であり、ずっと機械とPCとケーブルと格闘していた為下向きっぱなしで、一体誰が博多弁で話していたのかはさっぱりわからん。複数いたし。カンニング竹山のような外見の人がいたがあれは確実に博多弁話してたな。知らんけど。竹山が福岡だから勝手に言ってるだけだけど。 当たり前だが竹山なんざあ好みではない。 「博多弁を喋る男」がいいんではなく、「男の喋る博多弁」がいいんだよなー 耳に心地いいのだよなー 「女の喋る博多弁」は実は未だ耳にしたことがないのだけど、「博多弁を喋る女の子のAV」というものが存在するのだからきっといいのだろう。誰かそのAV貸してくれ。 なんというか、 「言葉数が足りない」 感じがいいですよ。 言いたいことを余計な装飾ナシで直接ずばっという感じのイメージだ。 語彙が足りないとは違うんだよな。博多弁は、めんどくさい言い回しなんかがないような感じがするのがいい。いや、実際にはあるのかもしれないけどさ。 博多弁を喋る人間の中にも饒舌な人はいるのかもしれないが、私の中では「口下手」なイメージがある。会社の同期に北九州人と福岡人がいて、こないだある飲み会の場で久々に話したのだけど、圧倒的に口下手なんだよなー。もどかしくなるくらいに。口下手といっても全然喋らないのではなく、喋りはするのだよ。会話が止まってしまう訳ではないのだよ。しかし確実に独特のテンポが存在する。そしてそのテンポがいい。どんなにダメな男であろうとそれにかしずいてしまう九州女たちの気持ちがちとわかる気がする。 「酒飲みで威張り散らしてどうしようもないけど、でもほんとは優しいのよ〜」 などと殴られても言ってしまう女の気持ちもわかる気がしてしまう。いや、私は酒飲んで暴力振るうような男は大っ嫌いだが。やられたら確実に刺し違えるが。
こないだ夜中にテレビを点けたら「好きな方言ベスト10」なるものがやっていたのだが、一位は京都弁だってさ。女の子の話す京都弁がたまらんのだと。ケッ。私は京都弁ってお高く留まっている感じがして好きじゃないな。関西弁を喋る女の子はかわいいが、私がかわいいと思うのはおそらく京都弁ではない地域のものだろう。 わたくしのように東京生まれ東京育ちはそういう言葉がねえから憧れはするけれど。言葉遣いが悪いとはいつも言われるがしょうがねえ。あ、しょうがない、でした。
関係ないが前述の同期の福岡人は仕事忙しいなどと言いながら 「月9の『東京タワー』毎週見てて、もこみちになった気分になっちゃうんだよねーうちの母ちゃん、元気だけど倒れたんじゃないかって心配になっちゃうくらいだよ」 と言ってました。 月9毎週見られるんなら忙しくねえだろ。 そんな彼は貴花田似です。(貴乃花というより貴花田)
ところで、その金曜日の作業、全国何拠点を同時に行うので、ネットミーティング(マイクロソフト標準のチャットのようなもの)を利用して進捗連絡を取り合っていたのですが、ある作業工程にて「確認が取れた人は返答お願いします」という要望がきた。 それに応えて、全国に散っている作業員たちが「確認しました」というのを一斉に返したのだが(ログは全員分見られる) 「確認しました」 「確認しました」 「確認しました」 「確認しました」 と皆が返している中、西日本のどっかの支社に入っている人が
「確認しますた」
と返していたのが笑った。 い・け・な・い2ちゃん用語マジック。 こんなところでそんな言葉遣いをしちゃいけない。いけないよ。
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2007年02月25日(日)
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