リヴィング・アナザー・九州 すかたん姉妹、由布院に行く編 |
山田孝之隠し子発覚かあ
山田孝之というか私の中では未だ恵達なんだが。 永遠の高校生として山田孝之を見ると「うひゃー若いのに!」と驚くが、恵達だと思ってこのニュースを読むとあまり違和感を覚えないのな。あれも信じられないくらい若いうちから結婚していたし。 私は熱心なファンではないが、それなりに朝ドラが好きなのです。なんだかんだで見てしまうな。先ほど書いたちゅらさんはもちろん、「さくら」や「天うらら」も等しく好きだ。ああ、「すずらん」も好きであったよ、おしんのようだったよ。「ほんまもん」も見ていたなあ。あまり評価は高くないけれど「ファイト」はおもしろかったですよ。サイゴウジョンコ(馬の名前)引退の時は号泣しましたわ。 私の友人に「朝ドラでいい男ハケーンするのが楽しみ」という人(ちなみにメンノンなどの男性ファッション誌も買って定期的にモデルもチェックしてた)がいて、「天うらら」の時は「鈴木一真マジやばい」を連発していたものだ。そう、朝ドラとはヒロイン発掘の場ではなくヒロインの相手役の男発掘というか鑑賞の場なんですよ。 「さくら」の時は小澤征悦だし、 「すずらん」では唐渡亮だし、 「ほんまもん」はヒロインの相手役ではないが永澤俊矢が出ていたからな。(しかしこのドラマがきっかけでケチコン) まあ、最近のドラマは精彩を欠いたものが多いけれど(「ファイト」は馬が出ているだけで十分だが)、そういう通好みの人選を期待しておりますよ。ヒーロー戦隊もの系の俳優はいらないってば。
で、今放送中の朝ドラは「風のハルカ」であります。 大分の由布院が舞台の話だ。あまり話題になっていないので知らない人も多いかもしれない。 余談だが、「ゆふいん」というのはずっと「湯布院」と表記すると思っていたんだけど、正しくは「由布院」なんだな。湯平というところと合併してから「湯布院」と書くようになったとか。 先日の九州旅時には由布院にも行ってきましたよ。そして泊まってきましたとも。 由布院は全国温泉ランキングでも必ず上位3位に入っている温泉処なのでずっと行きたかったのです。りえ坊の父上母上に大感謝だ。 ちなみにりえ父母は「ラムネ温泉」というところの近くにも連れて行ってくれました。で、源泉からお湯飲んだけど立派に炭酸でした。全然甘くないラムネ。 さらに「ああ、黒川に連れてってあげてもよかったねー」ともおっしゃられてました。 おお!黒川温泉!それこそ全国温泉ランキングの上位独占じゃないか。 でもまあ時間もなかったんで由布院のみ。それでも十分ありがたい。
由布院は由布岳という山のふもとにある。 由布岳に着く前にも別の山に行ったんだが、天気がいいのも相まって九州の山々の姿が絶景。九重連山の反対側には阿蘇山も見えて、モクモクと煙が上っていた。山はいいなあ山は。私は阿蘇山を見ると火の鳥黎明編を思い出すのだよ。 由布岳もそれらの山とともに見たわけだけど、頂上に雪が積もっていて綺麗なのです。 ちなみに「風のハルカ」では由布岳の声を中村メイコがやっております。ビバ擬人化。 そういやりえ坊宅で新聞を開いたら、「風のハルカ 今日でロケ終了」というニュースが載っていたんだった。それが由布院を訪れる前日のこと。へー新聞にこんなニュース載ったりするんだなあなどと暢気に読み流していたんだけど、いったん宿にチェックインして 外に出ようとしたら一台のワゴン車が玄関に停まっていて、そこから花束を持った人々が続々降りてきて宿に入ってきたのです。
よく見たら渡辺いっけいだったよ。他の人々もおそらく出演者。
タイミング合うもんなんだなー。りえ母は喋っているうちに通り過ぎてしまって、「今、渡辺いっけいでしたよー」と告げたら「おかあさんそういうの全然気づかんのや。韓国行った時もクォン・サンウ気づかなかったけん」と言っておりました。 渡辺いっけい(元ビックリハウス投稿者)はともかく、韓国行ったのはヨン様ツアーだったそうなので(付き合いみたいですが)、クォン・サンウには気づいてもいいんではなかろうかと。余計なお世話ですが。 ちなみにその後、真矢みきも見かけました。私は天海悠希よりも真矢みきのほうが好きなのです。
その後、父上母上と別れて、レッツ由布院散策。 山のふもとにあるのでめちゃくちゃ寒い由布院であるが、「レンタルサイクル」の看板を見つけた途端にどうしてもチャリンコに乗りたくてたまらなくなったので、嫌がるりえ坊とチャリンコを借りる。 チャリで走るとさすがに寒いのな。でも寒かろうがチャリで走る俺たち。気分は「マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ」のプロモーションビデオのスタカンだ。どっちがミック・タルボットでどっちがポール・ウェラーなんだかようわからんが。素足にデッキシューズ履いてなかったけど。ま、我々の場合スタカンよりすかたんという感じですが。 「ずっと走っていくと金燐湖があるから行ってみよう」ということなので行ってみたんだが、観光者の賑わいそうな道は右も左も木造のおしゃれな店が多かったです。こんな町並をどこかで見たことがあるなーと思ったんだが、おそらくそれは飛騨高山だ。女の子のグループには最適な場所なんじゃなかろうか、由布院。 「風のハルカ」から第二のゴーヤーマンを狙って登場した「きりぼんちゃん」(可愛くないうさぎ)グッズがどこの店でも売っていたが、売れ行きは大丈夫なのか。まあ、ゴーヤーマンも沖縄でよく見かけるが売れてる気配ゼロだけど。 そんな町並みを横目に辿り着いた金燐湖は・・・ 湖じゃねェ! 大目に見てあげても池か沼という規模のものでした。 お湯が湧いているそうで、確かに手を入れたらあったかかった。湖の中の生き物に「ジャンボたにし」がいるらしいが、そりゃーこんだけあったかかったらよく育つだろうよ。湖の周りをぐるっと回っていたら神社があったのでお参りしていたら、赤いブレザーをきた不審人物がいた。赤いブレザーて。青空球児好児かと。 実はこの人物、チャリンコを借りる際にも駅前で目撃していて、車に乗っていたんだがその車一面に「銭形金太郎に出演!全国リサイタル中!」というペインティングが施されていたので覚えていたのですよ。インディー演歌歌手かなんかのようだった。由布院は小さな町なので、そんなに行くところもないからこの時点では「二度も見かけるとは奇遇だなあ」くらいの気持ちでおりました。 誰も人が来ないような神社に俺、りえ坊、赤ブレザーの3人て時点でおかしいと気づくべきだったんだが。
チャリンコ返却時間も迫っていたので、行きのスタカン優雅気分はすっかり忘れて帰り道を急いでいたんだけど途中にコープがあったので買出しでもするかと立ち寄ったのです。 その時は「返却してからコンビニで買えばいいか」ということになってすぐコープから出てきたんだけど、 りえ坊が「ちょっと!赤ブレザーがコープにもいたよ!」と言ってきたのでビックリした。私は気づかなかったのだった。 なんか気味悪ぃな、と思いつつチャリを返して宿までの道すがらにあるコンビニに寄り、酒だの菓子だのを購入していたら
や っ ぱ り 居 た よ 赤 ブ レ ザ ー の 男
この時はしんけん背筋がゾッとしましたわ。 別に尾けられていたわけではなかろうが、それでもこんだけ姿を見かけると怖い。 これがストーカーだったりしたら尚更だろうよ。 そそくさと宿に戻る。
宿の夕飯は豪勢な会席で、料理に満足しつつ温泉へ。 かけ流し!ややヌルヌルしているが肌にいい!由布院の温泉が人気の理由もよくわかった。 湯から上がると部屋で普段は見ない「小早川伸木の恋」を見る。 唐沢ウゼー。優柔不断で、セックスしたいためだけに「好きだ!」だの「愛してる!」だのを連発する男(しかも妻子持ち。立ち位置わかってない)は死んでしまえ!二股かけた後に「自分ではよくわからない」だの相手の女性の気持ちを受け止めただのを、さも自分が被害者/受け身であるかのように語る男は絶滅していいぞ。と、いう話に明け暮れる。 「俺は君が好きなんだ!」「君のためならなんでも投げ出せる!」なんて簡単に言う男はホントに信用ならねえ。 妻という安全パイがあっても、他の女とやれちゃうと「俺も捨てたモンじゃない」的な自信つうか勘違いを持つ男は多いな。 で、その「捨てたモンじゃない」状態を保とうとするのな。 愛人だのセフレだのの相手役になる女も、簡単に相手にされるからついフラフラと陥落しがちだが 「あたしは、おまえの『捨てたモンじゃない』気分の演出装置じゃない」 という意志を常に忘れてはいかん。これ鉄板。
さて、温泉街といえばスナック。つーことで由布院のスナック街にも行ってきましたわ。 りえ坊が「コンパしてぇ」というので、全然関係ないのだが「パブレス コンパ」という店に入店。 この店が楽しかった。りえ坊は誕生日だったので誕生日カクテルを作ってもらいました。梅がンマイ。 そしてここで飲ませてもらった「銀座のすずめ」という焼酎は飲みやすかった。 こうして大分弁に囲まれながら由布院の夜は更けていくのだった。 ちなみに「コンパ」はりえ坊と同い年の老舗バー。トリスのような絵のナプキンがかわいかった。 ああ、そうか、りえ坊ももう老舗なのか。
別府編に続く
ひっそりとカウンタが10万に近づいておるな。
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2006年02月15日(水)
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