股・戯れ言
BBS

2011年 執念の旅

今年に入ってからまだこなしていない何かがあるなーなんだっけなー、と思っていたらCDを買っていないのだった。
と、いうわけでCD初めを済ませてきました。ORGE YOU ASSHOLEとHERISH(ともに日本人バンド)、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・イエー、クルックド・フィンガーズ、ティーネイジファンクラブ、そして今更なことにワム!ですわよ。今、何故、ワム!?(その答えははキタコレ!参照)
ロバート・ポラード(ガイデッド・バイ・ヴォイシズのボーカルな)のソロアルバムが欲しかったんだが売っていなかった。なんだよオイ、と思ったら1月24日発売でした。こうなったらmergeでメールオーダーしてやるわ!と意気込んでいたんだがする必要はないか。よかったよかった。
新発売といえば、奥田英朗の新作「ガール」が出ていましたわ。公式ページとかないんで本屋に行って行き当たりばったりに見つけることが多いが、見つけると嬉しい。しかし彼はほぼ毎月本を出しているような気がする。それだけ売れっ子ってことか。
その書評もCD評も、「キタコレ!戯れ言」でそのうち書く予定。



さて、今年も入試の季節ですね。
センター試験の日は雪が降ってなにやら大変だったけれども(私も道で2回横転しましたわ。あまりにも派手なコケっぷりだったので知らない人3,4人が「大丈夫ですか?」と声をかけてきた程)、私の入試時も雪が降っていたのを思い出した。確か長野五輪がやってたんだった。五輪を見ながら入試の結果を知り、結局受かったのが1校だけだったという悲惨ぶり。
もちろんその大学に入り、なんとか卒業をし、今に至るわけだが、私はこの大学に入りたくなくてしょうがなかった(俺にはブルジョワすぎる、という理由であった。くだらねえ)泣きながら「浪人させてください」と頼んだりしたものだ。それもすべて昔の話。

前にも書いたが、この歳になってわかることは「どこの大学に入ろうが、大人になってしまえば大して関係がない」ということである。いや、これはすべてに当てはまる真実ではない。世の中には何処の大学を出たかが重要なフィールドだってあるだろう。でも私の知る限りでは関係ないよ。「いい大学に入らないと就職できない」なんて大ウソ。いい大学出ようが就職できない奴はできないし、仕事ができない奴はわんさかいるし、頭が悪いのだっていくらでもいる。(しかもいい大学出てる奴はそれがアイデンティティなので厄介だったりする)
年長者から見れば洟垂れ小僧ではあるが、私からあえて言わせてもらえば、最後にモノを言うのは「執念」でしかない。
どうしても〜したいと念じ、その思いに突き動かされて積極的に動いている人間は最後に勝ち取るなあ、と本当に思うよ。(念じているだけの人間はダメ、執念に突き動かされないとイカン)
私も就職に関しては、最初は全然活動しなかったが、そろそろ決めないとやばいんではないか、と思ってからの活動ぶりはすさまじかった。1日3社回ったり、その合間に授業に出て(4年なのに卒業単位が全然足りなかったのです)スーツで授業に出席して卒業するんですアピールをしたり。一週間で9社回った時は死ぬんではないかと思った。
そのおかげで1ヶ月もしないうちに決まったんだった。ま、その成れの果てが今なんだが。おかしいなあ、ブルーカラー志望ではなかったんだがなあ。
森進一も歌っているけれど、人生ってやつは思い通りにいかないものだからね!



先日、友人と呑んでいる時に「5年後の自分を想像してみよう」という話になった。
それまでは京王駅弁大会で買ってきたサバやスモークかき、鯛めしなどを食いながら愉快な話をしていたのだけれど、この話になってから一気に沈みましたよ。
だいたい、1年後の自分も2年後の自分も想像しようとすると恐ろしくなるってのにいきなり5年後を想像するってのが無理難題なわけなんだが、まあそこは酒の場。なんとかかんとか想像してみようと努力はしました。
努力はしてみたんだ。してみたが。








ダメだ、最悪の想像しかできなかったよ。
最悪の想像というのは

「5年後のクリスマスイブも、去年のクリスマスイブと同じように友人宅でクリスマスパーティをし(面子は一部がずっと固定されている)、ジングルベル歌いながらプレゼント交換をしている」

イヤだ!
イヤだ!
イヤだー!!!!

私も友人も、去年もおととしも同じ場所で同じクリスマスパーティに参加しているからな。恐ろしい。
2004、2005と続いたそれにはほとんど違和感を感じなかったのだが、それがこの先5回続くとなると話は別だ。
2011年。その頃には山陽新幹線は九州新幹線と接続するし、東北新幹線も青森まで延びているんだよなー(時代変遷の目安はいつだって新幹線だ)
そんな風に世の中だって変わるのだから!私もどうしても変えたい。どうしてもどうしても、と念じ続け、その執念に突き動かされていきたい所存。俺の執念、それまでもってくれよ。途中で諦めたりしないでくれたまえ。



最後に。
このページを読んでいる人間にどれくらい受験生がいるのかわからないが、ひとつアドバイスさせていただくとすれば
「洋楽アーティストの歌詞を訳して英語の勉強をしたつもりになってはイカン」
ということです。
実際に私はした。
しかもストラングラーズとフェイス・トゥ・フェイスという絶対に役に立たないチョイスを。
無論ひとつも役に立たず。
「俺を路上で見かけても無視してくれ、通り過ぎてくれ」なんて歌詞が一体何に役立つと思っていたんだろうか。
ザッツ・自己マン!イコール・マスターベイション!
あ、そうか、あれは現実逃避の自慰行為だったのか。今気づいたわ。8年越しの無意識。

2006年01月23日(月)

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