ポワーンチャンピオンカーニバル 激恥番外編 |
ちょっと前に山本文緒の「プラナリア」を読み、その後、「恋愛中毒」を読んだのです。 いやー山本文緒おもしろい。女流作家の小説はくだらねえご都合主義な恋愛小説が多いから唾ペッペなどと思っていた自分を恥じるね。ってそれは桜井亜美のことなんだけど。 何がおもしろいかって、おもしろいくらいイヤな女が出てくるところ。たまらんな。 「プラナリア」は表題作の女がだらしなくて自我がなくてバカ。 「恋愛中毒」の女はどうしようもなく愚かで粘着で見ていて痛々しい。 しかしどの女性の気持ちもわかってしまうのがにくい。イタイ女は他人事だとたまらなくおもしろいのだけど、確実に身につまされることも記述されている。感情移入すらしてしまう。笑えない。笑うけど。 詳しい内容は割愛しますが、今日、ニュースを見ていたらまさに恋愛中毒な事件が載ってて思わずヒザを叩いてしまった。
><ストーカー>執行猶予中にまた 容疑の女逮捕 > >恋敵の女性にストーカー行為を繰り返し、有罪判決を受けて執行猶予中に >再び同じ行為を繰り返したとして、 >愛知県警常滑署は27日、同県常滑市の介護助手女性(41)を >ストーカー規制法違反容疑で逮捕した。 > 容疑者は「好きな男性と別れさせたかった」と話しているという。 > 調べによると、容疑者は、以前付き合っていた男性会社員(39)に >交際を断られたため、男性の交際相手の女性(39)を逆恨みし、 >9月下旬に2回、女性方を訪れ、>「最低女」などと中傷するビラを >女性の乗用車に張り付けた疑い。容疑を認めているという。 > 容疑者は昨年5〜6月にかけて、この女性に付きまとった同法違反の罪で >同11月に懲役1年、執行猶予4年の有罪判決を受けていた。 > しかし今年1月、女性に年賀状を送りつけたため、 >同署が4回にわたって口頭警告したが聞き入れなかった。
ストーカーって治らないんですかね。ストーカーからの身の護り方などはよく聞くが。 防衛して警察に逮捕されてもこうも繰り返されたら意味がないよな。 今度この本を買ってみるとしよう。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4781910459/249-1876381-1653136
昨晩はシカゴの最高レーベル、drag cityのジョアンナ・ニューサムとスモッグのライブを見てきました。 あやうく仕事のために行けなくなりそうだった。 私が会場に着いた時はちょうど54-71が演奏中。 54-71、久々に見たんだけど、ボーカルが入ってないで、キーボードバシバシな曲ばかりでものすごくよかった。 そうだ、最初に見た時は変拍子ゴリゴリでかっこいいのに何故うわずみだけでがなってるようなボーカルが入ってるんだよ!惜しい!と思ったんだった。 まあ、2年ぶりくらいに見たわけで、その間に出てたアルバムはえらくかっこよくて去年のベストにも選んだくらいなのだから、ライブだってイイに決まってら。 最後は縄はしごで2階席にのぼっていた。すごいパフォーマンス。
そんでジョアンナ・ニューサム。 ステージ上にハープがでーんと置かれた時から「ブルジョワジー!」という印象を抱いたのだけど、出てきたジョアンナ嬢がこれまたまばゆいばかりのブロンドに朱色というかピンクというかのワンピース(胸元クッキリ)でまるでバービー人形のよう。カワユス。 ああ、育ちのよいお嬢さんなのだなあ。でなきゃ8歳からハープは弾けやしない。 天真爛漫。何物にも囚われない歌声および楽曲。 彼女ならばイヤな感じゼロで「おなかが空いたらクッキーを食べればいいのよ」とあっけらかんと言えちゃいそうだ。現代のマリーアントワネット。(褒め言葉) ハープってギターより万能な楽器なのだね。リズムもガンガン刻めるのだな。 ビルマの竪琴のようなイメージではいかんな。演奏する指を追っているのが楽しかった。 しかし1時間以上は長すぎた。
そんでスモッグ。 ジョアンナ嬢とは対照的なずんぐりしたおっさんなビル・キャラハン氏。ライトが暗めだったので白髪頭に見えたけど、白髪ではないよな確か。 見た目はこの上なくたよりないのに、歌い出したら渋さ全開ダンディズム全開の低音ボイス。声がかっこよすぎ。もう、声が達観してるっつうか、悟りを開いているというか。 たんたんと繰り返されるメロディーに乗せて、唸り出される歌は、なんかもう、ご託宣のよう。 ああ、ローファイの神。いや、これもJと一緒で仙人だな。 アメリカのインディーには仙人がいっぱいいるんだなぁ。ってJマスシス別に今はインディーじゃねえけど。 でも仙人のようだけど、足だけは軽快なステップ踏んでたりするんだよな、ものすごく地味に。生身。
と、前置きがやたら長くなったんだけど 今日もポワーンチャンピオンカーニバルですよ。 しかも番外編。 今までの過去5回、すべて地味渋マイナーな顔ぶれであったわけだけど(私の中では皆、一時代を築いた大スターなんだが) 今回は別に一時代を築いていたわけでもないが、ここまで地味渋羅列だとさすがに疲れてきたので清涼剤を投入。 そしてこの清涼剤が、このチャンピオンカーニバル中最大にこっぱずかしい人選となるのである。 ポワーンチャンピオンカーニバルって、言ってみれば 「私はこの人のことを考えて自慰行為してます/できます/したことあります」 の告白ですから。(わたくしはオナニーという単語を使うのに抵抗がある人間なのです) この番外編項目を書くことはずっと心に決めておりました。 でもいざ書くとなると尻込みしてしまい、そのせいで前置き文章(ドリフ大爆笑でいうところのいかりや長介の季節の挨拶)が長くなってしまったのだった! ああ、勇気がいるな。ではその名を告げましょう。
タイプする手が震えるよ。手のひらは汗びっしょり。
番外編は 中川家礼二でございます。
あああああああ! ホンットに恥ずかしい! 会社で仕事してるふりしてこれ打ってるけど、あまりの恥ずかしさに席に座ってられないわ! (いったん中断)
気を落ち着かせてきました。 もうね、彼に関しては(名前を書くと動揺してしまう)自分でも何故なのかわからないのです。 「女殴るから性格悪そう」とかはわかっちゃいるんだが。 仲の良い某うんこ男子が以前、 「鼻フックされている女性を見ると、理性とは関係ないところで体が反応してしまう」 という滅茶苦茶なことを力説していたんだが、まさにそんな感じ。 理性とか好みのタイプとかそういうのは関係ないのですよ。 テレビでたまに見かけると「あ、普通にデートしてみたい」と思ってしまうんですよ。 デートて! 自分で書いて赤面。でも彼(やっぱり書けない)とならば私の一番したいデートの形態=鉄道乗りまくりができそうなんで、やっぱり反応してしまうんですよ。 うああああ。そんなプランまで思いついてるのか俺は。玉砕。
ちなみに先日、大阪京都に行ってきたんですが、待望の京阪電車乗車を果たしました。 京阪は車両がかわいいから乗ってみたかったのです。 ちゃちな感じの車両なのに特急はガンガン駅を飛ばしていくので、こりゃ勿体無いと思って途中樟葉という駅で下車して準急に乗り換えた。樟葉っていい名前だな。 沿線に京都競馬場があってさらに好感度上昇。 京阪イイ!好き!枝分かれする交野や私市(この名前もとてもいい)行きの線にも乗ってみたい! と思っていたら、
彼も京阪好きなのであったよ (さっき検索していて判明/有名なのかもしれないが知らなかった)
グギャー。 恥ずかしすぎて死んでしまいそう。
恒例の画像載せは今回はできそうにないです。
つか、番外編じゃなくて、もうこれがポワーンチャンピオンでもいいんじゃないのか。 そんな気がしてきた。 (恥ずかしさのあまり激疲労)
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2005年10月28日(金)
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