股・戯れ言
BBS

なんだったんだ?オギナワ6days FIVE OR SIX

会社で遠方に行った方が「べビースター買ってこようと思ったんだけど買ってこれなくてゴメンネ!」と告げてきたので、はて、その地方にはどんなベビスタがあったっけ?と思い、久々におやつカンパニーのページを開いてみた。
知らないうちに新発売モノが多い!
私が今まで未確認であったベビスタ

飛騨高山ラーメンベビスタ(岐阜限定)
トマトパスタベビスタ(信州限定)
ドデカイ富士宮やきそばベビスタ(静岡限定)
九州のフライドパスタ明太子味(九州限定)

この勢いに乗じて、
稲庭うどんベビスタ
盛岡冷麺ベビスタ
台湾ラーメンベビスタ
なんてのも登場してもいい気がするんだが、まだまだ先の話なのか。
東北地方のベビスタがいつまでも喜多方ラーメンだけというこの状況はどうなの。改善しようよ。
それにしても、なぜ長野でトマトのパスタなのだろう。謎だ。


さて、これでファイナル、沖縄編


5日目
前夜(というか朝5:30)に酔っ払いながらもなんとか家まで送り届けたまきちゃんからの電話で起こされる。
「なんにも覚えてないさーごめーん」
というわけで、前日なぜか最後に彼女のヘルメットを持ち帰った私は(預かっていてくれと渡された、と記憶)それを渡すために昼食をとることにする。
寝起きのパジャマのような格好でフラフラと出歩く。完全に住人化。
これから行くのは沖縄でも屈指のおしゃれな通り、浮島通りだというのに。おしゃれな若者たくさんだというのに。
でもまだ酒が残っていて頭が回らないのだ。廃人。

合流したまきちゃんも酒が残っていたのでフラフラ。
お互い声が低い。テンションも低い。
これは酒飲み女子の翌日の共通点だ。もし会社出勤していれば、間違いなく左手には1.5Lのミネラルウォーターが手放せないことだろう。少なくとも午前中はタバコも吸えまい。

浮島通りは那覇屈指のおしゃれ通りと書いたけれど、コザと同じような30年前で時が止まってしまっている店もまだまだ立ち並んでいて、まるで台湾のよう。アジアのどこかに来てるんだな、という気持ちになれる。
那覇自体が台湾のようでアジアの都市だと言う気持ちにさせられるけれども、国際通りの土産屋の多さにはやはりちょっと辟易してしまうのだ。浮島通りは国際通りにも繋がっているけれど、まるで異空間。
沖縄の空は低いなあ、と思わされることが多いが路地の両側に立ち並ぶビルの合間から見える空は心なしか高く見えた。
雲がすごいスピードで流れていく。高気圧だとか低気圧だとかそういう天気図は、私の頭上すぐそばのところににあるんだと思った。
ということは、やっぱり沖縄の空は低いのか。

まきちゃん行きつけのカフェでランチをつつきつつ談話。
はまぐりとオクラのカレーと茶蕎麦サラダ。
やっぱり二日酔いの翌日は蕎麦がいい。沖縄には蕎麦屋がないからなーそしてついでに寿司屋もないのな。
カレーは酔っ払いにはいかんだろうと思われるが、オクラは二日酔いに効くらしいのでまあ、よい。
まきちゃんは陶芸家であり映像技師なので、映画の話や本の話やいろいろな話ができたのはおもしろかった。同い年だしなー同い年女子と話すのはいとたのし。まあ、どっちも酔っ払いなんだけど。
この時もまきちゃんに疑問として漏らしたのだけれど、
「沖縄で大きい本屋っていうのはどこにあるのでしょう?」
りうぼう(口にするたびにりえ坊を彷彿とさせる)という百貨店の上にあるリブロくらいしかわからなかったのですよ、私は。
答えは「大きい本屋はナッシンッグ」でございました。
どうしても欲しい時はアマゾンで注文するしかないそうだ。
アマゾンは便利だ、万能だ、と思う反面、中をまったく読まないで買うのは当たり外れが多そうだな。
まあ、滞在中はりうぼうの本屋に行ってたんですがね。
しまった、このカフェの名前覚えてねーや。
たぶん「pictures cafe」というところです。ランチのボリュームがすごい、それでいて500円くらいだから更にすごい。
今回は2時間くらい談話してしまったけど、ひとりで来てもよさそう。
http://homepage3.nifty.com/cafemania/05okinawa/oki_pictures.html

しかし、浮島通りのカフェは若者だけでなくおじさんおばさんなんかも普通に使ってるようですな。
そういうごっちゃな感じがこれまたアジアな感じでいい。
東京のカフェだとおしゃれ一直線で虫唾が走ってしょうがねえんだが。


その後まきちゃんと別れて、また那覇散策でもしようかと思ったのだけど
連日の飲み疲れでダウソ。初めて昼寝に沈んだ。
部屋で倉地久美夫やママレードラグ聴いたりしてだらだら。漫画読んでだらだら。
そんなオーラスの日の過ごし方。
風呂に入りたくなったのだけど、その時の宿の風呂は狭かったのでちょいと調べて広い風呂があるところに行くことにする。
ついでだから海も見ておくかーと思って、バスに乗って出かける。
ホントは宜野湾にスーパー銭湯なみの風呂があるというのでそこまで足を運びたかったのだが、値段もちっと高めだし、夕方から宜野湾まで行ったら一体何時に帰ってくることになるんだかわからなくなりそうだったので、浦添というところの山のてっぺんにあるという「厚生年金沖縄うらそえ荘」というところに行くことにした。
なぜここにしたかって?
それは地図を見たら意外に近そうだったから。
ただし地図を見たのは、宿を出る前のみ。その後はいつも通り地図も何も持たずに出かけていったのですが・・・


も の す ご い 急な坂道!


坂の町といえば尾道か、長崎か、(行ったことないから違うかもしれないが)神戸か。
いやいや、そんなことはない。沖縄も立派に坂の町ですよ。コザの時も心臓破りの坂を経験したけれど、ここに比べればコザの坂道なんて坂道じゃないかもしれない。沖縄は山つーか丘が多い町なんだな。
これまた歩いている人間などオンリーワンなので、坂道をすいすいと通り過ぎていく車から好奇の視線が。
もう気にしねえやい。日本中どこ行っても車ナシで足で移動すりゃこんな視線を投げかけられてら。
坂道の途中で、ちょうど那覇の町を見下ろすことができるポイントに差し掛かったのだけれど、夕日が落ちていて町が全部オレンジ色だ。オレンジの太陽の手前に島が見える。あれはなんていう島なんだろう。
しばしうっとりするものの、またすぐに吹き出る汗を拭いながら坂道を登っていく。
やがて坂道が平坦になると、今度は右手側にずらりとならぶ墓。
沖縄の墓はやっぱりでかい。不思議とあまりひんやりとした気持ちにはならない。
普通の墓場よりも不気味感が少ないのだよな。民家の隣にいきなり立ってたりするから。
どこに行っても「共存」「ごった煮」「ミクスチャー」の土地、それが沖縄なのだな。懐深すぎ。

やっとの思いで山を登りきって、うらそえ荘に到着する寸前のこと。
児童を沢山乗せたバスが私を追い抜いていった。
なんだか嫌なヨカーン。



嫌な予感は的中。
ロビーには溢れかえる児童たち。皆(女子も半分くらいいる)サッカーか何かをした後のようで汗の臭いがムンムン。
「食事何時からにするねー?」「わー」という声が飛び交う飛び交う。
そんな児童の合間を縫ってロビーにて「お風呂に入りたいんですけど」と告げると
うらそえ荘の人は苦笑しながら
「大丈夫ですけど、お子さんがいっぱいなんで混むと思いますよ〜」と。
芋を洗うような状態になったらいやだな、とも思ったがここまでどんだけ歩いたかを考えたら(約20〜25分弱)引き返すわけにはいかなかった。
400円渡してご入浴。

ここはたぶん、温泉でもなんでもないのだろう。
いや、温泉なのか。実際のところはよくわからない。
大きい風呂に入ることができるだけで十分なのだ。
風呂場には私のほかに2名のみ。沖縄の人たちは風呂にあまり入らないらしいので(自宅ではシャワーばっかだと聞く)、思ったよりも快適。この後押し寄せてくる児童軍団のことを考えるとやや憂鬱だが。
持ってきたのが歯ブラシとカミソリと洗顔料のみなので、備え付けのリンスインシャンプーを使ったが、
私、これで頭臭くなりました。
ラベンダーに香りっていい香りだと思えないという私の嗅覚も問題なんだろうけど。

しかし大抵のことは問題なかった。
広い風呂に浸かると、連日の飲み疲れにやられた体が夢見心地に。
ぽわーん。やっぱり風呂はいいな、旅の終焉には必ず風呂に入るべきだ。
私以外の方々も風呂から上がったので、悠々としていたのだがほどなくして悪魔の騒ぎ声が・・・。
キターーーー!まあ、しょうがないんだけど。

でもこの女の子たち、おそらく小学校5,6年なんだろうけども、皆ちゃんとしてるのね。
ちゃんとしているというか、林間学校の時のように、しおりに「お風呂に入るときのきまり」なるものがあるかのようで、ちゃんと皆体洗ってから風呂に入ってました。
というより、風呂には入らない子のほうが多かった。シャワー文化全盛なのですね。
小学校高学年女子12人くらいに混じっている20代後半女1名は、自分の老体ぶりに驚いてしまいました。
たるんだ腹、くすんだ肌、ムダ毛生えまくり。
時は流れる。年齢は止められない。悲惨。
うあー。退散。


風呂から上がって着替えようとしたら、小学生女子の脱ぎ捨てたパンツが私の籠に入ってました。
・・・。


風呂上りだというのに下山。
モノレールで帰りを待っていたら、左手側に見える首里城がライトアップされていて大層キレイだった。
観光地にわざわざ行くことなかれ!とは言うが、以前夜の東大寺に行ったときもすばらしかった。
ライトアップ文化は断然支持なのです。


で、夜。
本日は前回うりずんで会った三人娘のうち、東京や大阪で頻繁に会うはるみちゃん以外の2人、ちかちゃん、りえちゃんと会う。
若い!
テンション高い!
飲み屋でいきなり頼むのが「牛乳」だからなー。
テンション高いエピソードが次々に繰り出されておもろい。
あまりにテンション高いエピソードなので書きたいのは山々だがここは割愛。
その高いテンションのままファイナル観覧車。
観覧車はギャル2人と会う前にも実は行っていたのだけど、ちょうど模合いが開催されておりました。
そして十五夜の前夜だったので、「沖縄ではお月見の時にこれを食べるさ〜」といただいたのが
ふちゃぎというお餅。
餅に小豆がたくさんくっついているので、さぞ甘いのだろうと思って口にしたらあらビックリ。
全然甘くない。
昔、どこかのファミレスでホットケーキを頼んだ友達が、ホットケーキの上に乗っている大きなバニラアイスを食べたところ
「なんだこれ、全然甘くない!」
と驚いたことを思い出す。それはバニラアイスではなく、大きなバターだったのだ。
このふちゃぎもこんなに小豆がついているのに、ただの餅。むしろ軽食。
小さい子は砂糖をつけて食べたりするんだそうだ。
ふちゃぎの話はともかく、最後の観覧車は女性ばかりでワイワイと盛り上がりました。
閉店間際は皆ぐったりでしたが。

今回も観覧車には大変お世話になりました。
今回滞在時も毎日出席。皆勤賞イエイ。
私が沖縄に行くのは。この「観覧車」に行くためなのですよ。最初に沖縄に来た時「観覧車」に出会えてよかった。
心から感謝。ここで知り合えた方々に感謝。
なんといっても観覧車のママことさちえさんに大感謝なのだ。
あと今回はまきちゃんにも心からありがとうとお伝えしたいのです。毎日飲めてよかった!



そして6日目
11時45分の便で帰らなければならなかったので9時半ぐらいには起きなければいけないのに、前日も4時くらいだったので一抹の不安を感じたが、なんとか9時半頃に起床。
沖縄は快晴。最後まで快晴で本当によかった。
最後に「りうぼう」に寄った。ちょいと時間があったのでモスバーガーでぼーっとしていたら、目の前を知った顔が。

あ!ホストクラブの「ノブナガ」じゃないか!
(沖縄記2日目参照)

しかもお金を持ったお姉さま(おそらくノブナガより年上)を連れているぞ!
まだ10時台だというのに!
やい!お盛んだな!

これは一体「同伴」というのか?「アフター」というのか?
そういう制度の名前をよく知らないので、頭がやや混乱したがとりあえず空港に向かうことに。

タクシーに乗ってほどなくして、携帯を探す。
あれ?持ってたはずなんだが?



















グギャー!
モスに忘れてきたんだ!

俺、モノを忘れすぎ。
そんな「モノを忘れること/なくすことの天才ぶり」はこんなところで発揮せんでもいい。

すぐにタクシーを引き返してもらって走ってモスに入ったらまだ同じ席に置いてありました。
危機一髪。これで忘れて帰ったらどうなってしまったのだろう。
それこそ「ノブナガ」の地名しりとりばりに東京から引き返さなければならなかったかもしれないのだった。
くわばらくわばら。


そして東京戻ってすぐに鉄割見に行ったのでした。
俺、フットワーク軽すぎ。
この持ち前ののフットワークの軽さで、俺はまたまた・・・・
いや、それはお楽しみにとっておくとしよう。


次に訪れる場所で心の(とんちんかんな)ドアを叩くのは誰だろう?


後から知った事実
浦添に「太古海中温泉 浦添の湯」なるものがあったんだそうです。
山を登らないような位置に。
モノレールから徒歩5分弱のところに。
うあああ!
俺が行った「うらそえ荘」と同じ沢岻というところにあるのに!まさに天と地の差!


しかし「浦添の湯」は9月20日オープンだった。
わたくしはどこまでついていないんでしょうか。
2005年09月27日(火)

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