股・戯れ言
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なんだったんだ?オギナワ6days ファンタスティック4日目

コミック雑誌「IKKI」の今発売している号



土田世紀はやはり絵がうますぎる。なんだかにくいくらいだ。
そしてお恥ずかしながら「夜回り先生」は未読つーか存在自体よく知らなかったのです。勝手に金八先生や「ヤンキー母校に帰る」的なものだと思っておりましたが。しかし読んでみて涙ダーダー。
ドラマ化もされてたのか、しかも寺尾聰!
ひゃー、なんで見逃してんだろ。「刑事部屋」の鵜飼刑事かっこよすぎてよく見ていたのに!
9月30日(もうすぐだ)に土田世紀の「夜回り先生」が発売になるらしいので、これは買わなければ。

あと土田世紀関連だと映画「同じ月を見ている」が11月19日に公開されるそうですの。
窪塚洋介主演がどーこーというより、私がここ最近ずっと気になっていた黒木メイサ嬢が出演ということに驚いた。
黒木メイサ、気になってたんだよなー。コーセーのファンデCMに唐突に出演してて、ずっと誰なんだろうと思ってました。
コーセーはVISEEに安良城紅を起用したけど、安良城紅はごく短期間で激太りを遂げそうなのであまり好きではないんだよな。
アメリカ人のケツだけ異常にでかいオバサンとかになりやすそうだ、根拠はないけど。VISEEにも黒木メイサ嬢を起用すればいいのにー。惜しい。





というわけでとっとと沖縄旅行記

4日目
ちなみに前夜、コザから帰って行った店は仙台の沖縄風バー「ForestCountry」で教えてもらった「びいどろ」という店でした。
私はてっきり仙台のマスターがうちなーんちゅと知り合いなんだなと思っていたのだけれど、実は店の女主人である若生さんは仙台の方でした。そういうつながりだったのか!
というわけで「ForestCountry」では仙台なのに泡盛にゴーヤ炒飯という状態だったんだけど
この「びいどろ」では沖縄なのに日本酒!サンマ!ひとめぼれ!という東北っぷり。
なんだかホッとするなーいいなーこの店。
まさか沖縄で東北っぽいものが食べられるとは思わなかった。そして日本酒も綿屋に伯楽星という仙台地酒。
いい店だなぁ。今度またゆっくり来るとしよう。
日本酒だけでなく泡盛もあるんで沖縄にいながら仙台も楽しめるおトクぶり。一粒で二度おいしい店。
旬菜Bar びいどろ
http://okinawa.e-machi.ne.jp/104007/

で、その後はうりずんで出会ったギャルとタマシイさんの店に行ったりなんだかんだでまた4時くらいまで。
もうこのあたりから飲み疲れが始まっていた。


ちなみに4時に帰って酔っ払って寝てしまおうが、沖縄での朝は必ず10時前に迎えておりました。
家でも他地方でも10時半以降じゃないと体が動かねぇ!という私にしてはコレは珍しい。なんなのですかね、やはり泡盛大目に呑んでると二日酔いしないってことなのか。もっとも、沖縄ではちょこちょこウコンを呑んだりしていたんで、それも二日酔いしないで済んだ要因だと思うのだけど。
ああ、そういえば「琉球 酒豪伝説」というウコン薬というかなんというかなものを買ってこようと思ってたけどすっかり忘れてきた。ネーミングがすごいよなー「琉球酒豪伝説」て。

そんなわけで後半戦。

昼にまず訪れたのは、前回沖縄訪問時に「観覧車」でお会いした(今回もお会いした)いけさんがやっている
「イスキアのおむすび ぬえみち」というおむすび屋へ。
この日も天気がよかったので牧志から歩いて泊まで。天気がよすぎて陽射しMAX。
焼ける。煤ける。日焼け止め全部流れ落ちる。
「ぬえみち」は泊小学校の向かいにあって、わんこが店先で走り回っている一見民家のようなところ。
頭にてぬぐいを巻いたいけさんがお出迎えをしてくれます。
そこでいろんな話をしながらおむすびをいただいたのですが、このおむすびが玄米ごはん(沖縄では白米ではなく豆の入った玄米ごはんか赤飯を見かけることが多い)でンマイ。
具も「セロリの佃煮」や「とろろ昆布」、そして「津軽直送ブンゴ梅」という、あんまり沖縄っぽくないものが多い。
ああ、私の「行ってみたいけど決して行けない土地」青森にはこんなにうまい梅干があったのか!ということをこれまた青森から遠く離れた土地で知る。ブンゴ梅というのは梅干に赤しそが巻いてあるものなんだけど。
ちなみにあんずに赤しそを巻いた「あんず梅」というものもあるそうで、この日もそれを一個いただいたのだけど甘酸っぱくておいしかった。青森!またまた行きたい気持ちが募るじゃないか!果たして今年中に行けるのか!?
その場でいけさんが一個一個握ってくれる様子を見るのも楽しい。
私が訪れた時は他のお客さんも来たのですが、その時、話題になったのが
「もあい」
のことでした。
いや、その時だけでなく、私の今回の沖縄旅の中で一番知ってビックリだったのがこの「もあい」なのです。
そもそも「もあい」というのは一体どういう字を書くのかも不明だし(当然、音で入ってくる限りでは「モアイ」と変換されがち)皆普通に「今週末はもあいさー」と言い合っているし、「シーノー(沖縄での私の呼ばれ方)ももあいやればいいさー」と言われるしでちんぷんかんぷん。
複数の人に何度も説明してもらってやっと理解できたのだけど

・もあいは「模合い」と書く
・毎月1回決まった時に集まる
・集まった全員が毎月決まった額を出し合う
・額は3000円とか5000円とか1万円とかさまざま。おじいおばあだと5万、10万というもあいもある。
・それで集まった金額(5人で5000円模合いならば25000円)をその月に一番お金に困っている人がもらっていく
・5人で模合いをやったならば、5ヶ月続く(必ず全員が25000円もらえるように)

うーん、内地では絶対にお目にかからないなー。
まさに「ゆいまーる」の土地ならではの習慣だ

・模合い開催の時は(それがどんなに身近な友人間の模合いであろうと)「今日は模合いがあるので」と言って仕事を抜けることができる。
・まあ、お金を出すのが目的ではなく単なる飲み会
・しかし「模合い詐欺」というのも存在する(金持ち逃げなど)

という感じなんだそうだ。
とにかく模合いというのは信頼の証なんで、簡単に参加してはなるまい。
誘っていただけたのはありがたいが、内地も内地、2000マイル離れた東京に住むわたくしは滅多に参加できないからなぁ。もうちょっと沖縄に慣れたら、というか定期的に沖縄に行くことができるようになったら参加もしてみたいものだけど。
まあ、「独りで生きていく」とか「誰にも頼りません」とか言ってる奴には無理なんだろうな、沖縄は。

まだまだ沖縄はわからないことだらけだなー。

おむすびどころか昼定食のようなものをいただきながら色んな話をしたのだけど、いけさんは私の住んでいる東東京らへんに詳しかった。そういえば、沖縄で知り合う人は「東東京の錦糸町らへんに住んでおります」というと大体通用する。私の住んでいるところは正確には錦糸町ではなく、なぜ錦糸町を名乗っているのかと言うと「深川らへんでは通用しないから」というのが主な理由。
しかし深川といっても通用するのです、沖縄。
なぜならば「かつて東京に住んでいたから」という人が意外に多いから。
沖縄に帰ってきた人が多いのかー。そうなのか。
なんだかこういう「帰ってくる場所」という感覚がとてもうらやましい。
私の故郷はまぎれもなく東京も東京、東東京で、もう、私はここを「帰ってくる場所」にしてしまいたいんだよな。
どこから、なのかはまだ決めてないけれど。いや、どこからだっていいんだ。日本全国どこからでも。

すっかり長居をしてしまったのでここらでおいとま。
「ぬえみち」は営業時間が11:30から14:00までなので、時間外に行かないようお気をつけて。
沖縄にいると米を食べる機会も少ないんで、是非是非。
イスキアのおむすび ぬえみち
http://cafe-yuruyuru.seesaa.net/article/6844631.html




この日は那覇市内をぶらぶら。
時間があれば島なんかも行きたかったけどなー朝起きられなかったからなー。
泊港のむこうに広がる海の彼方に入道雲がもくもく。海も空も果てしなく広い。
いけさんに「こんなに晴れてるのに日傘持ってないなんてだめよー」と言われたけど、ほんとに日傘持っていないといかんね。頭がパーになる。道行くうちなー女性は皆日傘差していた。

夜は観覧車のさちえさんに誘われて食堂JULYというところへ。
島らっきょのてんぷらとか空芯菜とかレバーとかンマイ。ほとんど沖縄料理を食べてないなーいちおうてびち汁とか沖縄そばは食べてるんだけど。
そこで店の人や常連さんとも盛り上がる。
その後、常連さんのたーかさんに「JULYのバーもあるさね」と連れて行ってもらった。
これがまた雰囲気がいいんだ。
そこで一杯呑んで、他のお客さんが回していた「久茂地小学校廃校をやめさせよう署名」に協力したり。
那覇も少子化が進んでいるのかねぇ。前回来た時は「沖縄、子供多し!」と思わされっぱなしだった気がするんだが。
るっぱさんなんか「子供が全員沖縄アクターズスクールの子に見える」と言っていたけれど。

そしてまたまた観覧車行って呑んで呑んで、その後観覧車の常連さんらとJULYに戻ってきた。
一晩で二度も!どんなんだよ!
しかも夜が更けるにつれて人が多くなってくるというザッツ・沖縄な夜。
そういえばこの日は金曜日で(すっかり曜日感覚がなくなっていた)、翌日の土曜日からは三連休だったのでした。
どうりで「明日から石垣島さー」と大ヨッパな人がいたわけだ。間に合ったのか?
そして呑んでどんどん壊れていく人を見て
「うわー私も内地じゃ破壊王、飲み会デストロイと呼ばれた女、これは壊れないとイカン」
と変な焦りを感じたけれど悲しいかな、壊れることが出来ない!
ぱっぱらぱーにはなっていくんだけど平常心止まず!
なんだか悔しい!
バーボンソーダ何杯か煽ったが全然ダメだー、と思っていた矢先にまきちゃん(私が沖縄に来て以来毎日一緒に飲んでた)が壊れて再起不能となったのでまきちゃんを連れて帰りました。道とか全然わかってないんだけど。
道が全然わかってないのに説明しようとする俺にタクシーの運転手が「ないちゃーの方、うるさいね!」と怒っていた。それでも構わずやんやん言っていた私は相当酔っ払っていたんだろう。最後まで平常心がなくならなかったことのほうが不思議。
まきちゃんは家に帰る最後の瞬間まで陽気で楽しかった。

ヨッパに寛大な土地はいいス。


JULYイイ店。
たぶんこの日は朝6時過ぎまで開いていたはず(普段は3時までだそうで)
ショットバー JULY
http://www.u-r-u-m-a.co.jp/02play/night/bar/july/01.html
食堂はこのバーの裏側なのです。
↑このHPのゴーさんの写真が若くてビックラ。(今でもハンサムガイでしたが)




いよいよ大詰め、次回に続く


ちなみに沖縄シリーズのタイトルに入ってる「オギナワ」ってのも土田世紀ですな。蛇足でした。
2005年09月26日(月)

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