みちのくふたりのビッグショー |
世間はゴールデンウィークですが普通に出勤中。 いいんだよ!別ンところで休みとるからな!
というか4月28日から5月1日まで仙台→山形に行ってました。 また東北! ここ半年でどんだけ東北行ってるんだよ!
11月初め いわき 半ば 秋田仙台 12月終わり いわき水沢山形 山形 1月初め 北上 終わり 山形蔵王 3月初め 山形 3月半ば 北上秋田酒田山形仙台 4月終わり 仙台山形
半年で9回だってよ。ありえない。 こんだけ行ってるのに青森行ってないことがありえない。 そして今回の旅の同伴者はおかもっちゃんでした。 おかもっちゃんと私は純粋小学生マインドな仲ですばらしいよ。男女超越しすぎて。過ちとか起こる可能性ゼロすぎて。
今回の目的はアラバキロックフェスティバル鑑賞でございました。 アラバキは2年前にもCKB見たさに足を運んだのですが、今年もようござんしたよ。 今年いちばんよかった、というか泣けて笑って踊って歌って楽しかったのは大西ユカリでした。フェス特有の短いステージの中に、すべての人情やたまらんことや、くだらないことや、唸るようなことがぎっしり詰まっていた。 生きてくって楽しくて、やがて哀しくて、どうしようもなくて、愛くるしくてたまらんことだなぁ。 大西ユカリの歌の旨さがじんじん沁みた。 あーくそ、春一番で見たいってば。
そして麗蘭も清志郎も素晴らしかったのだった。 麗蘭はチャボのMCがヨイヨイで、ちゃんと話せてなくておもしろかった。 気持ちが高ぶっちゃって口がついていかない感じ。 「俺は普段、この時間は昼寝してるんだけど、今日はがんばって起きて、こうやって出演できてよかったぜい」 というのは名言だと思う。 そうか、3時くらいはいつも昼寝してるのかチャボ。 清志郎も曲順間違えたりしてとばしていた。 今回も甲本ヒロトや奥田民生やクドカンやスカパラホーンズなどをステージに上げていたけど、チャボはやっぱり出ないんだな。
スクービードゥは熱い熱いステージだったな。 あんなに熱いステージならば、野外でやったほうがよかったのに。屋内でちとかわいそう。「モジモジしてんじゃねえよロック少年!」と煽ったり、武藤のプロレスLOVEポーズを連発したり、いやぁ信用できるな。 あと、私が楽しみでしょうがなかったのはスパゴー&民生。 私、スパゴーが好きなのですよ実は。「ざまーない」とか口ずさんでしまうのですよ。「悠々自適」という曲は本当にいい曲だと思うのだ。 「ああ せめてもう少し 残高増えたらいいよね これ以上特別な贅沢したいと思わないけど」 今の、この歳になってから聴くと余計に沁みる歌詞だな。 しかしバンド・ハズ・ノーネームは微妙に麗蘭とかぶっていたので殆ど見なかったも同然。 まあ、スパゴーは後夜祭で見られるからいいや、と高を括っていたのですが・・・
後夜祭見ませんでした。 仙台港、風強すぎで寒いんだモノ。寒くて体力奪われすぎた。 UAやってる間、寒いにも関わらず死体のように横になって寝ていたんだけどあれで体力を奪われたようなものだ。
一緒に行ったおかもっちゃんとマリコ嬢も寒さのあまり震え続け、ふたりとも 「トイレの中が一番あったかい、臭いのもガマンできるほど」 と言ってたけど。
昔ならば跳ねて飲んでマンヨッパでへろへろになっても後夜祭行ってたんだけどなー若いつもりが歳を取ったということか。 まあ、おかもっちゃんは後夜祭参加で朝までハッスルだったが。
仙台メインイベントはアラバキの翌日である。 「温泉でも行こうぜ!」と張り切り、仙山線に乗って作並温泉を目指す。 この仙山線、以前も水沢から山形に向かう際に乗った事があったんだが、その時は寝ていたので風景などはあまり見ていなかった。 が、今回はおかもっちゃんと一番前の席を陣取り、電車でGO!気分を満喫する。 私、25歳、おかもっちゃん26歳ですよ。いい歳こいてますよ。 汽笛がポオーゥッと鳴るとそれに合わせて「ヒューッ」と声を上げ、まるでライブさながら。 「今のはブレイクみたいなもんだな!」とか言って。 テンション上がりすぎ。 在来線なのにビール飲んじゃってたし。 こないだの電車事故で「一番前の車両に乗るとあぶない」とか言われてるがそんなことはNO問題であった。
そしてはしゃいでいるうちに作並駅着。 作並駅からはニッカウィスキー工場行きのバスと西仙台ハイランド行きのバスと作並温泉行きのバスが出ていたが、温泉行きに乗車。 ニッカ工場行きたかった・・・ 西仙台ハイランドはバンジージャンプができるらしいが、乗客はゼロであった。 我々は温泉に行ったが、ここの温泉てのが混浴つきなのな。 しかし実質的には混浴は男湯なので入れず。くやしい。 こんなすばらしいところだったのですよ。
女湯はもうちょっと規模が小さいとこであった。まあ、堪能したけど。 しかしおかもっちゃんが男なのに、この岩風呂を堪能しなかったのはもったいないなと思った。
その後温泉上がって、「やっぱ蕎麦とか食いてえな!」と言っていたが店がまったくなくてダメ。 あってもラーメン屋ばかりで、「なんだよこのラーメン激戦区ぶりはよぉ!」と怒りつづけた。ラーメン嫌いじゃないが、こんな山間まで来てラーメンサミットはないだろう。 しょうがないので高級旅館に入って昼食。 しかし食べたのは「ねばねば丼」という、まるでアロマ企画のフェチビデオのような名前の丼であった。 それなりにうまかったけど。
その後、作並駅でおかもっちゃんと別れた。 おかもっちゃんは仙台へ、私は山形へ。 こういう風にゆるく「じゃーね」ができるのはいいな。 そして別れた後は爆睡、次いで泥酔。 余談だが、作並の駅から見える山の形がヘンで、「もっこり山」と勝手に命名してみた。 なんだかくだらないことで笑いまくった旅であった。 初日に国分町行ったときも、お店の人に「ずいぶん楽しそうでしたね」と言われたほど。いやあ、パンクス女の話をすると盛り上がってしまうからしょうがないのだ。
本当は5月1日から急遽福岡に行くことになりそうだった。 こないだ日記で「5月は青森か福岡に行きてぇなー」と書いたばかりだったので、あまりにもビックリ。しかし福岡に行く覚悟(そんなのが必要なんだ)もできてなかったし、SEの人が行きたがってたので今回は譲ることにする。
そのかわりな! 早く5月25日になってくれないものか。 (あ、前回と同じ締め括りになってら)
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2005年05月01日(日)
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