NOカノジョ、notNOライフ |
「会社で飲酒禁止」「会社でエロ本閲覧禁止」ならばまだよい。 しかしこのたび、わたくしの所属する部署では「会社でジーンズ禁止令」が発布されたのである。 心底こまった。 私の会社に行く時の格好は、90%以上がジーンズだったのだ。 腐ってもOLならばスカート履いてけよ!と言われそうだが、客先に行ってしゃがんで机の下に潜り込むのにスカートは不向きなのである。 だからほとんど履いていなかった。 たまにとんでもないワンピース(無論古着)着てって「どんだけサイケなんだよ!」と怒られたりしたけども。たまにとんでもない穴あきジーンズ履いてって「それで客先行ったら電気アンマな」と脅されたりもしたけれど。 というわけで発布後、一週間はジーンズじゃないパンツをとっかえひっかえ履いてなんとか凌いできたのだが、今朝は 「もうジーンズを履かない組み合わせが考えられない」 という前代未聞の状態に陥ったのだった。 どれを履いても「ああ、これはジーンズ向け組み合わせだな」と思ってしまうのである。 スタイリストじゃないのでひらめいたりしないのである。 ジーンズ履かないなんてもう考えられないよ! いっそのことジーンズで通勤して会社で上下作業着に着替えるよ!
昨晩は女子たちに連れられて飲茶に行ってきました。 社内の女子とメシを食いに行くのは今の部署になってからは初でございました。 古巣の女子との飲みはよくやってるんだけども。
いやぁ、驚いた。 私以外全員ソフトドリンク頼んだからね。
飲茶だったからまあ、ビールでいいや、と私の中ではかなり控えめに考えていたのに「ジュース」「お茶」「お茶」と先に頼まれてしまったので、やや気が引けながらも「あ、ビールで」と頼みましたよ。 普段は普通に飲むらしいのだが、「なぜ皆ノンアルコールなの?」とこれまた控えめに尋ねたところ 「だって今日って『ゴハン食べに来た』んでしょ?」 と返されてこれまた驚く。
「ゴハン食べに行く」と「飲みに行く」は地続きではないのか! ニアリーイコールでもないのか! 私は今まで「今日ゴハン食べに行こうよ」ってのは「今日飲みに行こうよ」と同じ意味だとばかり思っていて、ゴハン食べに行こうといわれたら居酒屋などに普通に直行していました。
違ったのか!
つ ま ん ね ー !
しかも入った飲茶というのが「回転飲茶」だったからひたすら食うのみという有様。 あっという間におなかいっぱいになって、店を出たのは入店から30分経ってないくらいだった。 時刻は20時前。すげー!純粋ゴハンだよホントに。
さらに驚いたのが それでその夜は解散となったことである。
えー! まだ20時だよ!
いや、別に長く飲んでいたかったわけではない。 でもあまりにもクイックでファストなのでとまどってしまったのだ。 前戯ナシ、後戯ナシ、本番のみ!というベテラン売春婦の仕事っぷりのようだ。 それじゃ別口で飲みなおしに行こうかなと思ったんだけど、帰り道が一緒の女子がいたのでそのまま一緒に帰宅。 おかげで「汚れた舌」2回目を見ることもできたわけだが(やっぱり藤竜也にポワーン)、 今までの私の慣習とあまりにも違うので心底驚いた。 しかしこの場合、私の認識が間違っていたのだろうね。と納得しておくことにする。 ゴハンはあくまでもゴハンなんだろう。 ゴハンと飲酒は違うのだろう、きっと。(私は一緒だったんだが)
しかし、純粋「ゴハンを食べに行く」って本当につまらないのな。 「ゴハンを食べに行く」に「飲みに行く」は加わらなくとも、プラス「お茶をする=おしゃべりをする」があればこんなに酷評することはなかったと思うんだが。 前々日も女子ばかりでゴハンを食べに行ったのだが、何もいわずとも飲みとお茶がくっついておりました。 大変おもしろかったです。 そういうのが当然だとばかり思っていたんだが。 昨日の場合は他の女子の方々が禁煙者だったせいもあって、喫煙者の私も自然とノースモーキングでした。 タバコ机の上に置いただけでえーって顔されたら、そりゃ吸えないわな。 制約多すぎた。でも女子と交えるとはこういうことなんだろうきっと。 私の友人のおかもっちゃん(サンボマスター系ストイック男子)が 「女子は食いモンの話しかしないからつまんねーよ」 と言っていたのを、ああ、わかるわかる、と思っていたけれど、昨日は直撃したようなもんだ。
そして私は思ったのだ。
「私は彼女、欲しいと思わないなぁ」と。
あ、当方、女子ですよ。 レズビアーンでもございませんよ。 ヒゲ付きの男性が好きすぎてたまりませんよ。 そんで昨日一緒に「ゴハン」に行った女子たちは皆普通の彼氏持ちの女子たちでした。 要するに普通に男子に愛されたりしている対象だということだ。 でも私は 「あーこんな感じの制約の多い食事をせねばならないのなら、別に付き合いたいと思わないな女の子と」 と思ってしまったわけです。 そう考えると男性ってのは、本当に心が広いね。昨日の続きじゃないけど。 私だったら「つまんねーよ、さっさと飲み直しにいきたいわ」とか思っちゃうからな。 それとも男性がそういう、制約の多い食事に耐えるのも、その先の行為があるからなんだろうか。 いや、私が女子と付き合ったとして(付き合わないけど)、食事をして、その先の行為があったとしてもこんなシラフな状態だったら厳しいけどな。 会社の友達(イケメン)は「メシ食いに行くのも面倒だけど、行為も面倒だね。つか、そのあとが面倒くさいよ」と言っておりましたが、それは単にモテ男の言い分なんだろう。
まあ、もっともそんな女子たちも、男性との「ゴハン」の時は飲酒するんだろうけどな。 ワインとか。
最近は男性でもノーアルコール、ノースモーキングという人が多いので禁煙禁酒カップルはどんな風に心や体をほぐしていくのかがさっぱりわかりません。 テニスでもやるんだろうか。 UNOでもするんだろうか。 ていうかその後に行為は必ずするんだろうか。あ、下世話だったわ。
安彦麻里絵の漫画で 「付き合う男は自分と同じくらい性欲がある人がいい。 自分より性欲が少ない人と付き合うと自分ばっかり汚れているような気がしちゃうから」 という内容の漫画があったのだけれど、 性欲も 飲酒度も 喫煙度も 自分と同じくらいの人がいいですよ。 あからさまに違うのはよくないな。 背伸びなんかするもんじゃない。 かがんだりもするもんじゃない。
あ、そう考えたら禁酒禁煙カップルは釣り合ってるのか。 私、余計なお世話だったのか。失敬失敬。
最後にもう一度言っておきますが私はレズではないですよ。 クンニできないしな。
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2005年04月21日(木)
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