すべての女性は「キモーイ商事」社員である |
吹き出物続報。 右頬の噴火山はようやく鎮圧気味になっておるのですが、 今度は! あろうことか! 鼻の下に吹き出物勃発ですよ。 鼻の下って言っても、鼻と口の間の溝じゃなくて、鼻の穴と穴の間という冷静と情熱の間もビックリな複雑地帯なのです。 これは完治するのに時間がかかることだろう。 私が何したっていうのよ! (酒飲みすぎなのよ!という声が聞こえてきそうだ)
昨日、友達の女優さんからきいたのだが、 「吹き出物撲滅のためにはミューズで顔を洗うのが一番よい」そうだ。 彼女は吹き出物知らずの肌なのだ。 ミューズって!確かにバイキン、バイバーイだけども、と思ったが、 君の肌が囁いているのだからな。 ミューズ買ってこよう。 アクネ菌、バイバーイ
余談だが、うちの母は鼻の穴と穴の間にほくろがあるのだけれど、それを 「鼻くそついてるよ」 と指摘されて憤慨してました。 さらに余談ながら鼻と口の間の溝がクッキリしすぎている人の顔にどうも馴染めません。 あれの正式名称はなんと言うのだろう。 私は勝手にV字谷とか呼んでいたけれど。 最近だと小栗旬は溝深すぎだと思います。
4月も20日を過ぎましたが、今年もアイツの季節がやってきた模様です。
「K.UTU」こと軽うつ。
軽うつ・ダイヴ・イントゥー・ユア・ボディ! (ラーラーララララーララララー)
って私が軽うつ感染したわけじゃないんだけども。 会社の人が見事に軽うつを患ってしまったようだ。 本人は「うつ病かもしれない」とは言っていたが、本物のうつ病だったら会社に来る気力もなくなるだろうから軽うつなのだろう。 かくいう私も2年前の5月頃に軽うつを発症していました。去年もなっていたかもしれないが、去年のことは殆ど覚えていない。 去年の4月5月の日記を読み返したら、静岡あたりに猛出張を繰り返していたようだ。 旅を繰り返しているとうつとかはどうでもよくなるんだね。 話をおととしに戻そう。 おととしの5月は本当にひどかった。 朝、会社に行くつもりだったけど東京駅に着いたらなんだか急に気が変わって名古屋に行ってしまう、というようなことをやってたからなー。 まあ、それは軽うつ以前に社会人失格!なんだけど。 人と話すのがとにかく億劫で、会社にいても家に帰っても誰にもかまわれたくない、ほっといてくれよと常に思っていたのだった。嘉門達夫ばりに。
ありがたいことに、今年の春は軽うつ発症していないわけだが、 私の場合、冬の間にとんでもなく精神ゆがんでおりましたね。 冬の自分の精神のゆがみは「うつ」ではなく 「私は心が狭い」 ということとの葛藤であった。 狭いんだよ本当に。 一番敏感に発達していた感性は「気持ち悪い」だったからな。 何かにつけて「うえーきもちわりー」という感想を発していたように思う。 (酒飲み過ぎた翌日に発する「きもちわりー」とは別物) だってホントに気持ち悪かったのだもの。 って今も改めないでいるということは、相変わらず心が狭いということですかね。 というか十代みたいですねすべてを気持ち悪いで切り捨てるって。
しかし女という生き物は「きもちわりぃ」に関して感性が発達している生物だと思う。 私は男性ばかりの職場で働いてはいるけれど、周りの友達やイトコは女ばかりですよ。男ばかりで飲むこともあれば女ばかりで飲んで、食べて、しゃべくる機会も多いのだ。 そういう時によく飛び交う言葉といえば
「キモーイ」
だ。 女同士の会話には本当によく「きもい」という言葉が登場するね。 これ本当だから。
今も斜め前できもい男(タイ人みたいだ)がきもい話(戦国の話だ)を必死で女の子にしているのですが、その様子がきもくてしょうがありません。 そして話の終わりにさりげなくアロマキャンドルみたいなのを渡していた。 その女の子に気があるのがバレバレで本当にきもい。 昔から「股・戯れ言」を読んでくれている方ならばそのきもい男が誰なのかおわかりだろう。
そして、今、その様子を見ていたほかの女の子から
「モノで気を引こうとしているのがバレバレでキモイ」
というメッセが私のところに送られてきました。 きもい、という感情は女子同士を強く結びつける、共有観念なのです。 「童貞的ココロ(=D.T)」が男子にとっての共有観念なのと同じように。 どんなにピュアで天使のように心優しい、と思われるような女子でも腹にはしっかりと「きもい」用感性を携えているのです。 実際、私はさほどきもいと思っていない男性がいるのだけど、 短期で会社に来ているピュアっぽい女の子がその男性のことを 「××さんってほんとキモイですよねー」 と言っていて驚いて苦笑してしまったところだ。
一応、どのへんがきもいのか?と聞いたところ
1.偉そうだから(立場を勘違いしている) 2.外見(自分を棚に上げて女子のことを指摘したり好みのタイプを語る) 3.ヘンに話さない または 聞いてないことまで勝手に話しすぎ
というあたりなようだ。 まあ要するに、「勘違いしている」というのがイコール「きもい」なのだ。 女に男のロマンやセンチメンタルを理解する気持ちは皆無だ。 いつだって違和感を感じ、「きもい」と思うのである。 それを表に出すか出さないか/気にするか気にしないかだけの問題だよなー
「キモくしか生きられない男だっているんだよ!」
という名言がありましたが、それは生き様とかプライドなんかには決して結びつきません。 「きもい」と一刀両断されるだけです。
ってここまで書いても 「そんな風に『きもい』ってすぐ思うのはオマエのような性根の腐った女だけだよ、ケッ。俺の愛する××ちゃんはそんな不遜な感情を抱いちゃいないぜ!」 と思う男子はいるかもしれないが、くれぐれもそう思っていても「××ちゃんは、『きもい』なんて思わないよね?」なんて確かめないように。
そういう行動がキモいって思われるから。 嘘じゃないからね。
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2005年04月20日(水)
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