股・戯れ言
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ああ、果てしない仙台追い続け・・・〜ドライビング・ノース出張ツアーズファイナル

和田アキ子の「介護番長」
ちょろっとしか見られなかったんだが、敵役がナンノってどんだけ時代錯誤なんだよ。しかもアパホテルの社長のような帽子かぶってるし。諸星和巳が出ているのもアッコ内予定調和でいやだったな。

そんな話はともかくとして、4月ですから会社内再編成も順調に行われました。
わたくしのグループも微妙にリニューアル。
会社に入ってから3年間、「おまえウンコ食うんだろ」という噂を流されたり
「失敗したら電気あんまかけてやる!でもおまえは電気あんますると悦んでしまいそうだからダメだ!」と言ったり「まんこ」というタイトルのメールを送ってきたりしていた上司が
ついに本当の上司となりました。
今まで本当の上司ではなかったことのほうが不思議だが。

で、グループ変え全体の感想として「チェリーのにおいがプンプンするグループですな!」ということを上司に告げたら膝蹴りが返ってきました。
まあ職場でそんなことを言った私が悪いんだが。
相変わらずわたくしは、「女子幻想を侵害する外敵」と見なされることでしょう。
しかし、まあ、外敵なりに言わせてもらうが、
「私が男子だったら、男のたしなみをもっと覚えようとするけれど」
って思うんだけど。なんか皆さん無菌状態なんだよな。男のたしなみって言葉は妥当じゃないかもしれないが、ギャンブルも一切しないし、酒も全然飲めないし、風俗も完全NO!で「趣味=カラオケ」とか言ってるのを見ると不思議な気持ちになるのです。その人なりのこだわりの趣味(エロスクラップ作成とかでもいいから)があるのならいいのだけれど、そういうところに飛び出すことすら拒否してぬるま湯に浸かっている男子を見ると・・・もったいねーなーホント。
だったらいっそのこと、女子的気質でも獲得しやがれ!と思う。
私は肉体的な男性形質を獲得できなかったが、精神的な男性気質はかなり体得したと自負しております。
そいから生まれ持った女子気質も豊富だと自負していますよ。
中性的なところに落ち着きたいのよ、心底。
女だけ、男だけなんて絶対損してら。もったいねーよ。

つうわけで東北ツアーズ最後の目的地、仙台編

4日目夕方
山形から仙台までは1時間に3本もバスが出ていて、おまけに乗車時間は1時間。
それで750円だ。安い!
つうわけでバスで仙台に移動。山形に山登りにきていたおばちゃんたちが沢山いて、あまりの勢いで整列を無視して入り口に群がるのでモタモタしていたら、その山登りおばちゃんの一人に手を掴まれ、
「あんた、ちゃんと並んでたんだから先に乗りなさい」
とか導かれる。誰が整列を崩しているのか、自覚がないらしい。まあ、優先的に乗せてもらったのでいいけども。

北上→秋田→酒田→山形と巡ってきて、最後に辿り着いた仙台は

クリスタルキングも真っ青の大都会!なのだった。

アーケード街には人がうじゃうじゃいるし、
道はバスが沢山行き交ってるし(福島行き、古川行き、盛岡行き等が多かったが)
ビルが立ち並んでいるし
はてしないなぁ、ホントに。さすが大都会。(何が果てしないんだか)

そんな仙台での目的は大都会なのにスノーボード。
仙台在住の大学時代の盟友マリコ嬢と落ち合って、仙台のはずれの山を目指す。仙台もいろんな町や村を合併した巨大な市なだけあって(仙台市の横がいきなり山形市なくらいだ)、車を走らせていけばすぐに大田んぼ地帯に突入する。
途中視聴率最低ドラマ「天花」の看板などを見かけた。藤澤絵麻、ヘタだったなあ。何よりもヒロインの相手役の男が坊さんって。そりゃ視聴率も悪くなるわけだよ。
うねうねと山を登っていくとあっという間に東北雪景色。小さな山なんだがスリップ事故が多いらしく、ところどころに「泉ヶ岳をなめんなよ」という挑発的な看板がたっていた。なめちゃいないってば。

辿り着いた「泉スプリングバレー」は小さなスキー場なんだが、夜10時まで営業というところだった。仙台だけど十分寒い!仙台だけど十分雪多い!
今シーズン最後のスノボなのでここぞとばかりに滑りまくる。
毎年、ここは雪がそんなに降らないので「つまんねえスキー場」(マリコ嬢談)らしいのだが今年は雪が多いのでおもしろいらしい。確かに、コースこそ少ないが、今年行った夏油、山形蔵王に引けを取らないスキー場であった。
が、いかんせん寒い。
ビールを飲む→大滑走→ビール→滑走ってな具合に寒さを感じないように努力をしたんだが、やっぱり寒くて、酔っ払って、もうどうでもよくなっちゃって退散。

山を降りてから、いったんマリコ嬢の家に戻り、そこから程近い居酒屋へ。
東北最後の夜の飲みであある。
「この居酒屋、ずっと気になってたんだよねー」と言われて案内されたのは、小さな居酒屋だったが酒の種類が豊富!おもに焼酎が豊富であった。ピーマン焼酎だのかぼす焼酎だの見たこともないような種類がどっさり。
でも東北最後だし、今までも散々地酒を飲んできたのだからここでもやっぱり宮城の地酒を飲みました。
店の人とマリコ嬢にすすめられてとりあえずは「澤乃泉 大吟醸」。芳醇でキレがよい。ワインのようだ。地元では大人気みたいだ。高いらしいし。
そいから「乾坤一」「栗駒山」「一の蔵」などをたしなんだが、乾坤一は淡麗で飲みやすいなと思った。最近は芳醇さとかフルーティーさが控えめな、程よく酸味が効いているもののほうが美味しく感じるかもしれん。
そういえば、名古屋の飲み屋で聞いた「これから梅酒ブームがくるんだって」って話をしていたら、ここのお店の人も「梅酒ブーム、もう来てますよ!」と言っておられた。名古屋で聞いた話が仙台で通用するなんて!感動。

不覚にも店の名前を失念してしまったんだが、いい店でありましたよ。
黒松駅の近くなんだけどな。
「OH!バンデス」で取り上げてくれねぇか、ムネさんよ。

その日は焼酎をガブガブ飲んでいたマリコ嬢が酔っ払ってしまい「吐く」と言い出したので慌てて帰宅。
なんとか復活したので同世代女子らしくピロートークなどをしつつ就寝。

5日目
9時半くらいに起きて、前日おみやげで持ってった武蔵の蕎麦を食べる。
大絶賛。よかったー。
その後、ダラダラしてたんだが、午後からマリコ嬢の予定があるというので出かける。しかし、結局コンビニで「Men's egg」を立ち読みしてゲラゲラ笑ってるうちに昼も過ぎてやんの。福岡で地震があったことも知らないという体たらく。
その後仙台に出て、日本一のかりんとうである「岩出山かりんとう」を大量買いし、いつも通り阿部かま路面店で「ひょうたん揚げ」を食し、東北グランドフィナーレは牛タン食らうぞ!と息巻いていたんだが、
仙台ってやっぱり楽天効果でちょっぴり好景気になってんだなー。
牛タンの店、どこに行っても混みまくりなのだった。
以前に連れてってもらった「閣」という牛タン屋ならば穴場かもしれない、と思って足を運んだのだが、残念ながら夜しかやってないらしい。
うーん、どうするか、と悩んだ挙句、結局入ったのはすし屋であった。
秋田、酒田に続いてまた寿司ですよ!
俺ってばホントに贅沢病としか言いようがないわ!

でも、まあ、日本海と太平洋じゃ魚の種類が違うからね!とよくわからん理由をつけて入店。そして昼から「綿屋」の特別純米なんかも飲んでしまう。
これはほとんど純米吟醸なんではないのか。スッキリした味で、魚とよく合うぜなどと思ってたが、脂っこい料理にも合うかもしれませんな。
魚は結局、日本海側と同じく白身魚ばかり食ってたけど(どんだけ白身魚至上主義なのかと)、太刀魚が!もう思い残すことはあるまい。

ちなみにこの寿司食事中にマリコ嬢が大変なことになり、気の大きくなったわたくしは途中から自分の行動力おすそわけ的ないらん説教などをしてしまったのだった。いろいろウジウジした状況になったりしたが、結果的にうまくいったようなのでよかったよかった。
という、報告のメールを受け取った時にはすでに東京行きのはやての中だった。
疲れ果てて眠っているうちに東京着。

まあ、どんなことも猪木の言ったとおり
「迷わず行けよ、行けばわかるさ」
なんだと思った東北出張であった。
いやぁ、東北、いろいろ行ってよかった。
各地で相手をしてくださった方々にはなんと言っていいのやら。本当に本当に大感謝である。いろんな人と交流をすることは本当に楽しいことである。
ますますこの土地が好きになってしまったじゃないか。

というわけで実は4月の終わりも行くのです。
もう、ほとんどビョーキ!とでもなんとでも言ってくらはい。

んで、後日談。
東北から帰った1週間後、会社の別の部署の人に
「こないだの日曜日、仙台にいなかった?」と尋ねられて「へ?」と返す。
「阿部かまでひょうたん揚げ食べてたよね?」
「女の子と2人だったよね?」
・・・なんでそんなに詳しいのよ?と返したら
その人、仙台で私を見かけたらしい。大声でガハハと笑っていて、絶対本人だと思ったらしいが「まさか仙台で見かけるわけがない」と思ったから声をかけなかったんだと。

日本は狭いねホントに。
そして俺はいつでも声が大きいよね。反省。
2005年04月07日(木)

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