股・戯れ言
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ユーズ・遊佐・イリュージョン〜ドライビング・ノース出張ツアーズその3

昨日、足をくじいたのですが、家に帰ってよくみたらくるぶしがボッコリ腫れていたのだった。
やっべーなー、左足首は昔骨折したことがあって、次に折ってたら「ボルトを入れる」と言われたんだよなー20年くらい前の話だけど。
しかも20年前に骨折したのは、たんに角を曲がっただけなのになぜか複雑骨折をしたのだった。いまだに「なぜ、角を曲がっただけで・・・!?」と思う。
その後、中学生の時に
「電源コードに足を引っかけて、こける時になぜかとっさに右手の親指で全身を支えようとして骨折」
という骨折を経験したんだった。超人のつもりだったのかと。
ああ骨折。でも小学校高学年〜高校生の時の憧れは「骨折で入院すること」だったんだけどな。今はダメだ、骨折してる場合じゃない。
なぜならば・・・

その前に東北出張・遊佐編

2日目昼

秋田から新潟行きの特急「いなほ」に乗る。
日本海沿いの線路を走る列車に感動。12月のいわき→水沢移動時には太平洋沿いを走ったので両沿岸を制したことに軽く満足感を覚える。
覚えている内に知らぬ間に寝る。午前中の作業で疲れたらしい。
パッと目が覚めたら目的地の駅だった。上着もろくに着ないまま慌てて降りる。荷物も袋3つなので大変だ。

降りた駅は「遊佐」という駅でございました。
AVサイト「エヴィサン」の管理人兼ニート・遠藤遊佐嬢と同名の駅でございます。酒田に行くにはちょっと時間が余ってるし、どうしようかなと思いながら路線図を見たらこの「遊佐」という名前が目について、どうしても降りざるをえませんでした。
ネタのためだけですよ、ここで降りたのは。
って、まあ、ネタのためだけってわけでもなく、温泉があるらしく、こんだけ東北を回るのであれば温泉にも入りたかったと思っていたわけです。
しかも遊佐には「あぽん西浜」という町営温泉があって、これまた遠藤さんゆかりの2ちゃんねる用語「あぼーん」を彷彿とさせるのでちょうどよかったのでした。

遊佐駅からタクシーに乗ってあぽん西浜へ。
平日の午後だったからだろうか、老人がとてつもなく多い。雨が降っていたんだが、内風呂にあまりに老人が溢れかえっていたので露天風呂に入る。
当然濡れる。半端なく濡れる。
まあ、あとで頭洗えばいいや、と思ってたらおばあさんがあたまにビニール袋を巻いたまま露天風呂に入ってきたのでびっくりした。顔の部分だけちゃんとビニールから出るように工夫してあンの。やるなぁ。
内風呂に移って風呂に浸かってたんだが、やっぱり老人がいっぱい入ってきたので退散。
あれなんだろうか、福祉の一環で老人は温泉タダとかそういうのがあるんだろうか。
お湯は茶色だけど透明でよかったです。作業で腰を痛めていたのでよかった。
しかし湯上がりにサロンパス(秋田で購入)を貼ったらじんじん痺れた。
そして臭い。サロンパス臭い。
まあ脱衣所全体が湿布の匂いでイッパイでしたが。

温泉を出てさあ酒田に行くか、と決める。
行きは遊佐からタクシーで来たが、帰りは徒歩で吹浦という駅に出られるらしい。これは歩いていくしかないだろう。
しかし外はあいにくの雨。
しかもタクシーで来たので傘を持っていないという有様。
受付の人に忘れ物の傘を譲って貰う。心底ありがたい。
そんな感じで温泉を後にしたのだが、徒歩とはいえども徒歩15分である。遠い。荷物は重い。雨は降っている。まさに悪条件である。
教えられたとおりに道をすすんでいくと日本海が見えてきた。
ああ!日本海!
11月にいわき作業に行った際は太平洋を見てぼんやりした。寝図美よこれが太平洋だと思ったりした。というわけでこれは是非とも日本海も制したい。そして2つの海を制したってだけで軽く満足感を覚えたい!なんの自慢にもならんけど!

・・・と思ったが、日本海側に歩いていくことはやめた。
なんつっても雨強すぎ。海に流れ込んでいる川の水面も大荒れなのだから、海の荒れ方はハンパないことだろう。そもそも川だって柵がいい加減な感じでしか建っていないのだから、海は本当にキケンである。
雨が強いのだから当然人影もない。
ぶっちゃけ、私は海が怖いのである。
海って何がいるかわからないのでこわくね?って誰に対する問いかけかは知らないが。ほんとに何が沈んでいるのかわからないのが怖くてしょうがない。
いわきの漁港に行った時も海こえーと思ったが人影があったのまだ耐えられただけだ。人がいなかったら行ってないわ。
そもそもいわきの漁港は「海で遭難した人のための記念碑」が建っていて、もう、それを見ただけで足がすくんだほどである。そして近くの海水浴場は何年か前に閉鎖されていた。閉鎖されていたのを知らなくて釣りの人にまじってそこに行ったけど、閉鎖の看板を見ていたら行っていなかったことだろう。
そんなわけで日本海もこわかったー。
川の防波堤から日本海を臨むと、岩に鳥居のようなものが建っているのが見える。もうそれだけでダメ。こわいよーホントこわいよー。人が一緒なら平気だが、さすがにひとりでは無理だ。
しかもその岩のあたりに何があるのかをうっすら知っていたのでさらに足が進むわけがなかった。







これを薄暗い雨の中ひとりで見に行く勇気はないのです。
海難事故で亡くなった漁師の霊を鎮めるために明治元年に作られた貴重なものではあるらしいが・・・神様、ゆるしてくれ。大目に見てくれ。
「十六羅漢」という言葉だけ聞いて、とっさにパタリロ西遊記を思い出し、盤古羅漢(バンコラン)とか飛雄糸(ヒューイット)とかがいるんだわ!と当初は喜んでいたんだが。ヘタレだったわ俺。度胸試しとかできなかったわ。
そそくさと逃げるように駅へ。

その後順調に酒田へ。
余談だが遊佐の駅も吹浦の駅も駅員が女性でした。そして羽越本線の車掌さんも若い女性だった。
俺もJR東日本で働きたいと思うことしきり。

なんだかんだで酒田着。
ほどなくしてまにさんが迎えにきてくださった。
まにさんと会うのはこの酒田訪問以来だなぁ。ざっと一年半ぶりか。
会って早々、あまりの荷物の多さに「家出?」ときかれる。
まあ、そんなもんだ。


眠くなったので酒田編は次回に。(ひっぱるなぁ、酒田)



ちなみになんで骨折している場合じゃないのかというと、の続きは

「今週末、沖縄出張だから」

なのです。
初の沖縄上陸ですよ!今までさんざん東北ばかり行ってたのに今度は沖縄!しかも南国!でもどこに行って良いのかサッパリわからん、という具合。
今のところ沖縄での楽しみは「デューティーフリーでの化粧品購入」くらいしか浮かばないんだけど、どこに行けばいいのでしょうか。
沖縄でオススメの場所なんかがありましたら是非ご一報を。
メールは8thekey@infoseek.jpでござんます。
2005年03月29日(火)

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