ブルーフォレストシンドローム2とウオモコンプレックス |
「里谷多英、六本木のクラブで下半身丸出し」
こういうスポーツ選手のハメをはずす(実際はハメてたわけだが)系の話を聞くたびに私の頭の中をよぎるのは、小池一夫大先生の「傷追い人」だ。 そう、一流の女優、俳優、一流のスポーツ選手をすべてポルノ俳優とみなし、そいつらを使ってポルノ映画を作りまくるというスケールでかいんだか小さいんだかさっぱりわからんあの悪の組織「GPX(ゴッド・ポルノグラフィ・X-rayフィルム)」はホントに存在してもおかしくねーなーと思うんだよな。ちなみにどっかの大学の野球部の選手がホモビデオに出てたと聞いたときも「さすが神の作りしポルノ」と思ったものである。
それはともかく、「ブルートレイン 車上の愛」シリーズ書き中ではございますが息抜き文章をば。ブルートレインもさることながら、書かなきゃならない旅日記が溜まってるわ。 で、昨日も東北に行ってきたのだが、その間に「俺の好きなバンド10個」というものを考えてみた。10個で収まりきるわけがないし、「ああ、これも忘れてた!」ってのが続出すること必至だったのに、とりあえず算出してみることにした。
ダイナソーJr./Jマスシス+フォグ セバドー スーパーチャンク ガイデッド・バイ・ヴォイシズ アーチャーズ・オブ・ローフ ハスカードゥ/シュガー マシュー・スイート スリーター・キニー ロイヤル・トラックス/ニール・マイケル・ハガティ ソニック・ユース うる星やつら
あ、11個になってしまった。 んで、考えてみていつも気づくんだが、「ピクシーズ」が入ってないのです。ピクシーズは聴くとすんごくすんごく好きなのだけど、なんでなのかはよくわからないが思い入れを持って聴いた記憶が殆どないのである。なんでなんだろーなー。 キム・ディールなんか物凄く影響受けてるんだけどな。フランク・ブラックだって好きでたまらないんだけどな。 でもピクシーズ知った時は、シュガーを物凄く聴いてた時期だった気がする。何の手がかりにもならないんだけども。 そして意図的にアメリカのバンドで固めてみた。ティーネイジファンクラブとユージニアスを滑り込ませることができなかったのが口惜しい。ってうる星やつらはグラスゴーのバンドなんだけど。これだけは外せないな。愛しているといっても過言ではない。
話は戻るが、「これ好きだったらこれも好きなハズ」というのはよくある話で、漫画や映画でも当てはまる。しかし不思議にも「いやーあんまり思い入れないんだよねそれは」ってのって多くないでしょうか。 私の場合は小池一夫大先生の話が好きで堪らないのに、どういうわけか梶原一騎は「あしたのジョー」しか読んだことがないのです。思い入れ皆無。格闘技やプロレスが少しでも好きならば、梶原一騎はマストでしょう、というのが世の通説ではあるが、なぜか全然思い入れがないんだよなー。なんでなんだろーなー。 これも前の日記で唱えた「ブルーフォレスト・シンドローム」の一種なんだろうか。 ちゃんと読んでみたいのになー全然縁がないな。不思議だ。
話は逸れる。 というか「マストでしょう」で思い出したんだけど集英社から新創刊された「UOMO」という雑誌は何がしたいんでしょうか。ウオモ世代とか言い出すんだろうなそのうち。メンノン→スパ!→ウオモ、という雑誌世代遍歴が生まれるのかと思うとやりきれないな。 だいたいウオモって「レオン」が標榜する「コヤジ」(おしゃれなオヤジって意味らしいが、なんちゅー言葉だ)あたりを想定してるんでしょ。ああ、いやだいやだ。モテる40歳とかいう特集が蔓延って、「40歳の恋愛白書」とかいう名の不倫自慢大会とかが始まるんだきっと。年齢が上がっただけの、ホットドッグプレス世代が世にたくさんいることが暴露されてまう。キケンだ。(いや、メンノン世代なんだけどなんとなくホットドッグプレスといいたくなった) そもそも、ウオモという名前も大体どうなんだ。魚藻? 実際の40歳くらいの人はきっと魚民なんかにたくさんいるだろうから、その辺を皮肉った名前なんだというくらいに受け止めておいたほうがいいんだろうか。 しかし見たくねぇよ、ハウ・トゥ・不倫学とか。吐き気がするわ。
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2005年03月03日(木)
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