股・戯れ言
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勘違い者がクビになることなどは、小林多喜二にはどうでもいい事なんだがな!

二日連続日記を書くなんて珍しいなー
でも今日は書かざるを得ないのです。
いやぁ、ちょっと前にネット上で異常に話題となった「ナミダノ イロ ハ キット」とかいう日記ありましたな。今も続いているのかどうかしらんけど。
あの日記を書いているとされる「yukimasa」なる人物は何事にも自信満々で豪快に勘違いを重ねて行く姿が痛快ですらあったわけですが、とりわけ私が笑ったのは「どの仕事を始めても、すぐにだらけてクビになる」というパターンです。ちょっと残業しただけで自分を英雄扱いし、次の日起きることができなくて「当然の権利だ」とばかりに休むというとんでもなさ。
そして当然クビとなる案の定っぷり。もう「お約束」とわかっててやってるとしか思えないのが素晴らしい。たぶん持ちネタなんだろう。

まあ、これはフィクションだろうからいいのである。だからギャグたり得るのである。
しかし、現実にこういう考えを持っている人がいるのだと知って今日は愕然としました。
身体を張ってネタをやってるんだろうか。しかも本人にギャグだとかネタだとかいうつもりが全くないのが本当に気の毒でしょうがない。
もうちょっと社会人の自覚を持とうよ。
わたくしもよく「今日はだりぃ、休んでしまえ」と休みますが、それはわたくしが正社員だからなのです。そいからよく休んでるわけではないから。振休だから。こういうのこそ当然の権利だから。
いや、正社員じゃなくてもいいんだ。普段ちゃんと働いていれば当然の権利なんだ。でも、派遣で入って1ヶ月以内に休んだりすんのは権利じゃないだろう。会社側からのお試し期間なんだから。
ちょっと残業したくらいでヒーヒー言ってそのまま休んじゃうような人間は会社は雇わないだろう。そもそも残業なんて全然偉くもなんともねーぜ。仕事が終わらない人間がやるもんなんだし。仕事が出来る人は定時以内に終わらせます。ま、わたしも仕事できねえんで残業ばっかだけど。

ってかこんな当たり前のことを俺に書かせないでくれ、頼むから。
俺なんてまだ社会人3年目のぺーぺーですよ。

まあ、先述のyukimasaにしてもこの私を驚愕させた人物にしても、つまるところ「甘い」んだよな。yukimasaはギャグマンガだから甘くて上等!なんだが。
ギャグではない甘さは見ていてとてもつらいです。いや、ギャグとしてみなしているけどさ。

何故、私が臆面もなくこうやって日記読み日記を書いたのかというと、ちょっと、今までになく「おまえ新打法がいいよ」あ、間違えた「おまえ、死んだほうがいいよ」と思ったからです。なんなのOL舐めてンの。俺だっていちおうOLなもんで(大型機器取り付けレディだが)。
この国は資本主義なので金のために働いてはいるが、金金言うな。たいした金額もらえなくて何が悪い。しょうがねえだろう。
働くというのは、金のためというより、「自分の価値を知るため」な気がする。働いていないと「私は大物なのかも知れない」だの「自分は生きているに値しない」「私の存在価値って何?」だのと言ったロクでもない考えに及ぶことが多いですから。働いていると自分の価値が見えてくるのだ。「自分はたいした人間じゃない」ってことを知る機会を教えてくれる場、それが労働。
昨日も文化センター前のベンチで「俺、ぜってー就職とかしねえんだ!」とデカイ声で息巻いていたジャージ姿のアーパー少年(20歳くらい)を見かけました。
ケッと思いました。
彼は「若い」からという救いの余地がありますが、やっぱり働いて自分の価値を知った方がいいと思う。働いてみてそこで収まらない器だと判明したらダンサーなりなんなりやればいいじゃないか。

あと、これは余談だが私の少ない社会人経験から見ても「ラクしたい」だのと思っている人間にろくなのはいないな。正確に言うとラクしたいって思うのはいいが、実際にラクしようとする人間な。氏ね。


というわけで日記読み日記でした。
なんか二日連続労働者階級的日記になってしまって申し訳ない。
そんな蟹工船作業員は今週は秋田に飛びます。会社行ったら「金曜、秋田だから」と普通に告げられたYO!
ええ行きますとも。
2004年11月08日(月)

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