股・戯れ言
BBS

ガンガン呑んでも 早く寝ないでね・・・〜フジロック記録その3

そういえば、ちょっと前に来た新手の迷惑メール

>件名 : どもども♪はじめまして☆

>はじめまして☆平田と申します。えーとですね、
>以前メル友募集してましたよね??その書き込みに
>とても興味を持っててアドレスを控えてたんです。
>ちょっと前の書き込みでしたけど。
>ぜひぜひ仲良くなりたいと思ってるんです☆
>自己紹介を致しますね☆
>平田智美、22歳でフリーターをしております♪
>趣味は旅行以外では読書で、好きな作家は筒井康隆さんです。
>スリーサイズはまだ言わないほうがいいかな(笑)?
>そんなワケでして、平田、お返事待っております!
>趣味や、どこに住んでるのか教えて欲しいです☆
>あ、あと何て呼んだらいいでしょうか?平田のことは、
>平田と呼んでください☆


メル友募集した記憶もないし、スリーサイズを尋ねた記憶もないので一体こいつは何を言ってるんだ、と問いたくなるようなメールですね。
もしかしたら迷惑メールじゃなくて、嫌がらせメールなのかもしれないがそんなこと知ったこっちゃないんで掲載。
大体スリーサイズってなんだよ。おまえ、平田だろ?ビヤ樽みたいな体型だろ?

というわけでついにフジロック日記
8/1(日)つづき

平成トリオののちに、ついに早川義夫タイム。
フィールドオブヘブン前方にておかもっちゃんと喋っていると、私の声のでかさにわやさんが気づいて合流。電話で一切連絡とれなくても会えるモンなんだな。聞くところによると「今さっき、早川義夫が出てきて『いい娘だね』とかを唄ってたよ」とのこと。なぬ?さっそく聞き逃した。義夫もリハーサルで勝手に歌わないでおくれよ。
ほどなくして本番開始。わああ、生義夫さんですよ。
サルビアの花やHや身体と歌だけの関係やマリアンヌなどを次々に唄っていくよ。
さっきの平成トリオで涙腺が緩んだせいか、サルビアの花の途中から早くも涙ダーダー。途中でおかもっちゃんに「NRBQ行ってくるわ」と言われたんだが、その時も泣き中でしたよ。
心底の感動。でもなんて声をかければよいのだ!私は早川義夫のことをはやかわよしおとしか呼んだことがない、という事実に気が付く。フルネームは非常に声が掛けづらい。オドオドとしている間に父さんへの手紙が終わり、いつかが始ってしまう。ますます声を掛けづらくなる。
早川義夫の曲には、エンケンのような「俺もがんばってくから、おまえもがんばれ!一緒にがんばっていこうぜ」という直接的な同志的メッセージは含まれないことが多いと思うんだが、この「いつか」だけは泣けるほど「おまえも精一杯生きていくんだ」というメッセージを突きつけられる。

いつだってひとりなんだ 涙を落とせ みにくさやいやらしさを素直にあらわせ もっと身を削れ もっと捨てていけ もっと突き詰めろ 終わってはいないさ もっと歌え もっと叫べ

順不同ですが、この曲の中で早川義夫が歌い、叫ぶ言葉たち。
このフジロックの時もそうだが、今現在これを書いている私は再びこの言葉群に支えられているところです。情けなくてもしょうがない。かっこわるくてもしょうがない。生きているんだからしょうがない。何も変わらないんだからしょうがない。

というわけで「いつか」に打ち拉がれているうちにライブ終了。早川義夫が「どうもありがとう」と言ってステージを去っていく。
ああ。
声かけられずに終了・・・
今度からは「義夫さん」とでも声をかけるように努力をしたい。
「えーラブ・ジェネレーションなんでやってくれねえんだよー」とごねていたんだが、そんなことを言ってる暇などはなかった。
早いところオレンジコートに移ってNRBQを見なければ、と思っていた私に、一緒に見ていたみやらさんが
「あのさーりえちゃんが泥酔して大変なんだよね〜、後ろで寝ちゃっててさぁ」
と言うではありませんか。フジロックで泥酔して寝ちゃってライブ見ない人なんているのかよ!と半信半疑でフィールド・オブ・ヘブンの後ろの方に行くと・・・

通路の真ん中に大の字で寝ているりえ坊の姿!・・・

フジロックをどこぞやの家と勘違いしてるのではないか、という見事な泥酔眠りップリ。髪なんかもう砂埃まみれだ。
あああ。この人、一度寝ると起きないんだよな・・・一体どんだけ飲んだのかと。
起きなよーと揺さぶっても起きないので、起きなきゃ脱がすよーとシャツをまくり上げたら、なんとノーブラだったので慌てて元に戻しました。「前日ノーブラでマーフィーズを見たら乳首が擦れて大変だった」とか言ってたのにまたノーブラとは。
というわけで寝ている間に顔に跨って、顔面騎乗をして写真を撮ったりしていたんだがそれでも起きないので最後は乳首をつまむなどしてなんとか起こすことに成功。
それが起きたら起きたで「トイレに行きたい〜」とフラフラしながらどこぞやに歩いていくので大変だ。メガネを落としても全然気が付かないし。
こりゃヤバイと、トイレまで連れて行くことに。オレンジコートに向かう。あまりの泥酔ぶりに、前から来る人皆苦笑。トイレに連れてきたながらもなんとかNRBQを見ることに成功した。ああ、楽しそうにオルガンが鳴り響いてるよオイ。カントリーロックなのに皆熱狂だよ。当然俺も踊りますよトイレ脇で。が、りえちゃんのほうはトイレに入ったら入ったで出てこなかったり、出てきたらまだフラフラしてるしで走って支えに行ったりさせられたりで更に大変。踊ってる場合ではなかった。
トイレから連れて帰ろうとしたらまた下品なこと言うし。膝蹴りされるし。
最後はテントに戻るというみやらさんにりえ坊を無理矢理預けて急いでNRBQのライブに戻る。
ンギャー。もうライブ終わってるじゃねえかよ。
と、よんぼりしていたら、トリでもなんでもないのにアンコールが始ったので慌ててステージ前方に行き、最後の一曲を目一杯楽しんだ。
りえ坊災難を免れて踊り狂っていたおかもっちゃんは「最高だった!そっちは大変だったんだなぁ」などと呑気なことを言っていたが・・・

・・・以降次回「オカモトの受難編」に続く。
あれ、最終回のはずだったんだが?
2004年08月19日(木)

字読みづらい!けどメッセージフォームです


股・戯れ言 / ヤツザキホームページ

My追加

人気サイト