ノー・モア・ヒーローズ、モア・バーニー並みのダメ人間 |
くっそー携帯家に忘れてきた。
冬ですから、路上にも「火の用心」スローガンの看板が立てかけてあるのはどの町も同じ。先日、「××町ってほんっとドキュンぶりがたまんないな!」と某氏に指摘されたばかりのわが町にも「家族みんなで火災予防」という看板はちゃんと立っているわけです。忘れたけど、ちゃんと俳句調で書いてある訳よ。 ドキュン地帯っていっても無法地帯ではないわけよ。 ・・・と、思っていたのだが、昨日の帰り際に大通りに面しているところに立てかけてある看板に、火の用心と同じくらい大きな字で 「マンコ なめたい」 と書き殴られていたのだった。大通り沿いでする主張なのかよ!・・・ うちの会社のエレベーターやらうちの上司のメールやらに「まんこ」という文字が溢れていたり、街中でこんな看板を見かけたり。ああ、私は「まんこ」という文字の供給過多の社会に生きているのだな。 現代社会、すなわちそれは「まんこ」という文字が溢れる社会なのだ。
昨日はバーンサイド・プロジェクトのライブに足を運んできた。 前の俺たちのユニオン掲示板が消えてしまったので、そこに「ニューオーダーでありローファイないいバンドだなぁ」と書き殴ったのも消えてしまったのだっけ。 決してローファイなニューオーダーではない。そこは重要。 最近はアルバム一枚出しただけでいとも簡単に来日してしまうアーティストが多いが、バーンサイドプロジェクトもそんな感じで1月に日本盤が出たと思ったらさっそく来日したのだった。嬉しいは嬉しいが、なんだかありがたみに欠けるよなークリエイティブマンさんよぉ。 と、言ったがよく考えたらクリエイティブマンはボス・ホッグも日本盤が出たすぐ後に呼んだりしたんだったな。行きました。ジョン・スペンサーと撮った写真は何処に行ったのだろう。クリスティーナはかっこよかったなー私はクリスティーナになりたかったよ本当に。 そんなことはともかく、このバーンサイドプロジェクト、アルバムを聴くと打ち込みにギターにキーボードになよっと憂えた哀愁ボイスでとてもニューオーダーなのだが、そのギターサウンド具合の大らかさなどがアメリカのインディーローファイバンドだったのでズバリ私の大好物バンドですよ。 しかもこのバンド、最初は1人バンドを7年ほどウィスコンシンの片田舎で続ける→PC購入→打ち込み可能にナッター!ヤター→音楽サイトのチャットで知り合った人とバンドを増大化→ニューヨークの行きつけのレコ屋の店員もメンバーに、という80年代以降の音楽オタクの歩むべき道を余すところなく歩んで今に至ったという道程がたまらない。
というわけでバンド形態なわけだし、アルバムよりもニューオーダーっぽいことをやるローファイギターバンドなライブになるのだろう、きっとこのバンドの肝は「ローファイなギター」の部分にあるはずだ、と思って見たのだが・・・ びっくりするほどニューオーダーだった!・・・ ローファイギターバンド色ゼロ。佇まいから声色から顔から仕草から何から何までニューオーダー。(フッキーはいないけど)歌の外しっぷりまで一緒って! いや、歌メロを外したりするのは本家ニューオーダーには全然叶わないのだが(そんな下手が売り物の20年選手もどうかと)、にしてもここまでそっくりなのはちょっとお目にかかったことがない。「クラッシュに対するランシド」だの「ギャング・オブ・フォーに対するレディオ4」というものではなく、ここまで来ると「ツェッペリンに対するシナモン」「QUEENに対するKWEEN」と言ったほうが適切かも。って、ニューオーダーの曲は一曲もやってないんだが、いつニューオーダーのフレーズが混じってもおかしくないくらいだった。 いやあ、ここまで「ニューオーダー大好き!」ってのがビンビン伝わってくると痛快にも思える。実際笑いっぱなしだったし。(決してバカにした意味ではなく、ああーこういうの私も好きだったーとニンマリしてしまうような好意的な笑い) 途中にやった新曲らしき曲が、始まった途端にまんまブルーマンデーすぎてオオツボさんと大笑いしてしまった。ほんとに好きなんだろうな。 で、もっと笑ったのが、ちゃんとマックがステージ上にあったので打ち込みだのサンプリングだのはそれで行うのだろうと思ったら「アー・ア・ア・アー・ア・ア・アー」という声をボイス・サンプリングではなく自分たちでやっていたこと。しかも頑張って機械っぽい声を出して。缶みたいな楽器(名前忘れた、よくニューオーダーの曲に入ってるやつ)も打ち込みではなく、その場で鉢持って叩いてたし(4回くらいだけ)。 2004年の今日び、そこまで人力で打ち込みやってる人もなかなかいないだろうよ。
ああ、本当に80年代シンセサイザーなライブでした。全員襟付きのシャツ着てたのも、内気でレコードコレクターな俺たち感に溢れててよかったです。
わやさん(NAウーマン)と名古屋メシをこないだ食べましたが、昨日はオオツボさん(ナイン・ステイツ男児)と九州料理を食らってきました。 これも内容は後ほど更新。 とりあえず処女だか童貞だかも喪失しましたよ。 このシリーズはなかなかおもしろいので、北海道・東北・甲信越・関西・四国などの人とも会食をしたいところ。
んで、今から倉庫に出かけてきます。 泣きながら慣れない作業をこなすのだ。泣かないし慣れてるんだけど。 ブルーアンドホワイト。ストラングラーズ魂っす。
というわけで後ほど更新し直します。
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2004年03月10日(水)
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