股・戯れ言
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ピュアハートセレブリティー対決:エロ鎧VS永遠の少年性

今日は会社の立食パーティーがあったんです。
会場は赤坂周辺の某高級ホテル。もうセレブリティパーティーですよ。
シャンパングラスをお盆にたくさん積んだボーイが行き交ってるんですよ。
ボーイや客の中に産業スパイが混じってたりするわけですよ。(奥歯の通信機で連絡取り合い←昨日見たチャーリーズエンジェルの影響)
会場入り口では逸見さんの妻と娘レベルのセレブがオシャレチェックやっとるんですよ。

と、ひとしきりに想像してみましたが私の勤務地は前も書いたとおり東京湾の潮の香りプンプンベトベト、しかも見たことないハエが飛んでるような場所なので都心に出るのが面倒くさい上に、30台以上の機器に囲まれてケーブルにがんじがらめになっていたため(無論作業着着用)行けませんでした。
ま、最初から参加人数にカウントされてなかったかもしれないが。
うちの部署のほかの人もそんな感じで行けなかった人がいたので、コンビニで酒を買ってきて残った人でささやかに立食パーティーを行ったのでした。寂しすぎ。向こうは生ハムの乗ったメロンとかキャビアの乗ったクラッカーとか食ってるだろうに、こっちはチータラとサラミと揚げピーナッツときた。どこまで行っても労働者階級。それだけじゃあまりに辛いのでピザ取ったけど。
ホームパーティかよ。パジャマパーティーならぬ作業着パーティ。
そこで話していたところ、私の先輩の女子がヲタク男子(外見36歳、実年齢26歳。謎のイントネーションが平坦な関西弁を織り交ぜて喋る福島出身者。週末はアキバで過ごすのが定番。ちなみにアキバのことを必ず「電気街」という)に質問したんですよ。
「××さんってどんな女の子がタイプなんですか?」
なんてことのない質問ですよ。自己紹介の項目みたいなもんですよ。
そんなのは適当に「うーん優しいコ」「かわいい子」とか言っとけばいいじゃねえか会社なんだし、と思ったのだがそのヲタク男子は
「今まで好きなタイプとか考えた事ないんだよなぁ、、、女の子のこと考えた事ないから
などと答えたんでした。
この答えはちょっとないなぁと思った。世の中男と女しかいないというのに。
というかコーヒーの押し売りがうちの部署に来たことがあるのだが、押し売りのおねえちゃんにデレデレになって仕事そっちのけで2時間会話をし(しかも会話の内容は最近見た映画とか)、うちの部署はコーヒー間に合ってると言うのに「じゃぁ僕個人で契約します」とか言ったのが他でもないこの男なのに。
アホか。バカか。「女子は敵だからなー」とか言ってる小学生男子でもあるまいし。
なんのイメージを守ってるんだか。こいつが美少女ゲー好きというのはその場にいた全員知ってるというのに。ってゲームの事をわざわざ言わなくてもいいけど。
先輩の女子が「えー言ってくださいよ〜もしやホモだったりして?」と冗談で言ったらブツブツ言い訳しながら
「もう、いい加減にしないとそのうち本気で殴るよ?」
とか語尾だけ聴こえるように言ってやんの。半疑問系で。
私の隣にいた人が「××さん、イスとか投げそうな勢いで怖かった」と後から言っていたがまさにそんな感じ。私、机隣合ってるんですけど・・・

自分の経験の少なさや異性との触れ合いの未熟さを「頼んでもないくらいに過剰にエロを振りまいてガード」というのはツライなぁとばかり思っていたが、こういういい年になっても「穢れを知らない永遠の少年性アピールによるガード」(しかもカリメロのTシャツ着用)というのもつらい。
最近特に「自分がオナニーしていることを過剰に言う」というエロの鎧は臨界点を超えると厳しいな(人としてではなく、己の性にとって)とばかり思ってたところ。うちのヲタク男子とは逆のパターンだが。
しかしどっちも「心はピュア」ってところに繋がるのか。ガードしてるから。
なんか「体は売ってもキスはしないことによって心を売らない売春婦」みたいな発想だが。プリティウーマンかよ。

なんでピュアなハートを守るためのガードは「やりまくり」か「そんなの全然知りません」しかないんだろうねぇ。
もっと選択肢があってもいいと思うのだが。



あーなんか満足行く文章書けてないが寝る。

2003年06月23日(月)

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