なんちゃってハッピーライフとI'M TOO SEXY? |
昨日は久々にリキッド行ってきた。 砂原・カラフト・ムードマンのハウスセット。 (これ明日書き足し)
最近のがんばれパンクの(萩原)流行ぶりに眉をひそめっぱなしだと言う事はここでも何度か書いてきました。 何かにつけてやれ「空を見上げてみた」だの「大切なものを今見つけた(大体友情)」だの「明日に向かって走ってゆけ」だの、お前らどんだけ少年ジャンプセオリーなんだよと思ってしまうわけですよ。しかもジャンプのようにゴチャゴチャした戦闘の中で勝利・友情・努力を学ぶわけでもなく、いきなり「ここから見える景色を僕は信じたい」だもんな。どこの景色だよ、背景わかんねえよ。 まぁ、何歌ったって別に構わないのですよ。そうじゃなくて、すぐコンビニや駅に溜まって、他人の迷惑とか将来の事とかなんも考えてないような連中(ところ構わずタトゥ入れまくりだったりとか、すぐ学校やめたがりとか)がこういうの聞いて「あぁ、友情マジ大事ィ〜」とか「俺もこの景色信じてみてぇ」とか言ってるのがこの上なく嫌。恫喝とか強姦、引ったくりがんばれパンクじゃねえかそれじゃ。 どうせなら「税金払っていく事、義務だからがんばれ」パンクとか歌って欲しい。そういう適当働き連中のせいでどんだけ税金取られてると思ってんだバカ。(と、ボーナスが税金のせいで少なくなってた事に対する八つ当たりも混ぜてみた) それは冗談としても、「メッセージ性の強い歌」をどうせ歌うならもっと明確なメッセージを歌わないとふざけてるようにしか思えないんだよな。ふざけているというか、それっぽいことを歌ってるだけじゃねえか、と思ってしまう。 たとえば戦争は反対すべきだとか、北朝鮮がどうこうとか歌えばいいのに。そっちのほうがよっぽどパンクなのに。清志朗に負けてどうする、引導渡せなくてどうする。(渡さなくていいけど)若いということがすでに主義主張でありパンクだというのに。 10代のモヤモヤ感・勘違い万能感を共有することがすなわちメッセージだぜ、というつもりがあるにしても「大きな空見て 自分を感じてたい」は違うだろう。共感できないだろう。 こんなの、大事MANブラザーズバンドやコムロの歌となんも変わらないッス。音楽形態が違うだけッス。
でも、それっぽいことを歌ってるだけならまだよかったのかも、と今日思ってしまうような曲に出会ってしまいました。 ビデオ屋で必死に「衝動殺人〜わが息子よ」というビデオを探していたときに聞いた曲が最高に胸糞悪くて最悪だった。吐き気すら催したね。 歌詞はちゃんとすべて覚えているわけではないし、ここで書くのもうんざりな作業(あとで読み返してげんなり)なので書きませんがネットで拾った説明文だけ転載。
「まだまだ未熟な僕だけど、これからの人生にワクワクが止まらない! ヤクザのおじさんとホームレスのおっちゃんに教えを乞いながら、 この曲がった世の中にミュージックダイブ!!」
このヤクザとホームレスってチョイスが心底いやだ。しかも「心根がまっすぐ」なヤクザとホームレスなんだよ。そして簡単にピストル撃てちゃったりするんだよなこの歌詞の主人公(無論一人称「僕」)。 「BURST」と「GON!実話ナックルズ」の読者なのか。 ヤクザよりもホームレスを引き合いに出してるあたりが鬱陶しい。「山谷崖っぷち日記」に書いてあったホームレスを聖人だと思ってる感覚が丸出しでよ。 最後に「この歌はフィクションです」とか注釈つけろ。 清志朗やつボイノリオの曲を放送禁止にするヒマがあったらこれをなんとかしてくれ、切実に。
プライド、放送するの知らなかったので最初見れなかったー。 しかし、高田の「お前を男に認定」キャラはあんまりやられると 引退試合のときの感動が激しく薄れるのでどうかと思う。
そして今、バレーボール番組がやってるんだが、昔ペットショップボーイズの「GO WEST」がバレーボールだかスキーワールドカップだかのテーマソングになっていたのに対して、今のバレーボールのテーマソングはライト・セッド・フレッドなんだって!思わず笑っちゃったよ。 PSBとライトセッドフレッド、同じゲイ打ち込みだけどさ。曲もGO WESTっぽい曲だった。スポーツのテーマソングはゲイ打ち込みじゃなきゃいけない決まりがどこかに存在するんだろうか。 しかし、この公式HPはポップな色使いにスキンヘッドマッチョ(胸毛オープン)2人という構図が最高すぎる。Tシャツ欲しい。 土曜にリキッド行く前、新宿御苑駅から新宿まで歩いたんだが土曜の2丁目は怖かったです。五分刈りで胸板厚めボーイズに「何?コイツ」という目で見られたもんで。あーあの時ライト・セッド・フレッドのTシャツ着ていたら・・・火に油を注ぐようなもんか。
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2003年06月22日(日)
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