股・戯れ言
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先輩・後輩・ご年配

昨日も初体験してきましたよ!今月は初体験強化月間だなーはやてとかクイックジャパンとか。
会社の忘年会だったのですよ。でもうちの部署はすでに11月上旬に大々的な忘年会は終わっていたので(不参加)こじんまりとした会だった。つうか11月の忘年会って既にその時点で非常識なんだが、今回も非常識でこの忘年会シーズンに店を予約してないという。もうアホかと。
しょうがないので大森らへんを徘徊し、当然のように断られ続け、ふと目に留まったのが労働者階級御用達な感じの小汚い大衆居酒屋。ホッピーののぼりが店の前に並びまくりの。あそこはちょっとなーと思っていたら、うちの部署の年配の人が率先して開いてるかどうか聞きに行ったのですよ。
しばらくして戻ってきて「開いてましたよ!」つうもんだから、まあ人生勉強ってことで、とみんなでその店に入ろうとしたら!その年配の人が「そこじゃないですよ、こっちこっち!」と指差したのは場末感たっぷりな小料理屋!!まじかよ!
「いやーこういう店が結構いいんだよー」というので入ってみたら小料理屋なんて名前だけ、実は場末のスナックだった。カウンター席に国籍不明なホステス(赤い服、ババア)いたし。白い割烹着の女将さんはママと呼ばれ、カウンターに並ぶ禿頭じいさん’Sが「ママー、今日は若い客が一杯だねぇワッハッハ」と指摘する程の平均年齢55歳空間。
で、奥の座敷に通されるとママとは別の、年配・金髪で短髪、豹柄セーターのママっぽい人がお出迎え。座敷専用ホステスなのかわからないが、コートやマフラーを取ってくれたりおしぼりから酒の給仕まで何から何までやってもらった。それはいいんだが、みんな仕事の後でお腹がすいているのに食べ物がない。場末のスナックってこんなもんなのか?メニューと言うものがまずない。何かありますかねぇ?ときいたところ出てきたのがのり巻きと玉子焼き、いかリング(揚げ物ではなく煮物)だった。忘年会でのり巻き。すごいね。小料理屋なんて大ウソ。
座敷ホステスに勧められてうちの年配の人がいつの間にか焼酎のボトルを入れたりしててビックリした。ハイサワーの瓶を初めて見たよ。あとホッピー実物も初めて見た。飲まなかったけど。
そのうちに座敷の奥に置いてあるカラオケの電源が入れられ、カラオケタイム開始。カウンターのジイさんが歌いだしたのは「先輩・後輩・ご同輩」という曲だった。まったく聴いたことのない曲なので「まぁ30年くらい前の演歌なんだろうね」という話をしてそのときは終わったんだが、今調べたら30年前どころか1年前の曲だった。ハマサキだあややだ言ってるヒットチャートとは違う流れの、独特な流れを形成している演歌河を垣間見たような・・・演歌と言う名の北朝鮮から、演歌河(イムジン河)を渡ってこちら側(どこだかわからないが)にやってきたのは氷川きよしだけらしい。
続いて「夜霧よ今夜もありがとう」や「ルビーの指環」なんかをジイサンたちは歌っていたのだが、お座敷ホステスが「お座敷の方々も歌ってって、カウンターのほうが言ってますよぉぉ」とハッパかけてきたのでうちの年配の人がでは、と歌いだしたのが「北へ」と言う曲。わっかんね〜知らね〜。けれどカウンターの方々もお座敷ホステスも合唱。ワールドカップなんかよりも強力にみんな(このスナック内だけだが)の心を束ねるこの「北へ」。これも今調べたら小林旭の曲だった。(このURL先には載ってないが)アキラ、強力だぜ。
でさ、さらにハッパをかけられたので私も歌っておきましたよ。「若い人歌ってぇ」ってうるさいもんだから。襟裳岬。カウンターのじいさんたちが「今、春が来たよぉ」「ここに春がぁ」と年配特有のボケ(?)を連発。
座敷ホステスに「私の娘ですから」という謎のコメントを副えられた。

次の日記で書こうと思ったんだけど、やっぱジョーストラマー死亡は信じられません。
ワン・モア・タイム、ワン・モア・ダブ!(サンディニスタ一番スキー)
2002年12月21日(土)

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