恐縮です、腐ってもファッキンジャパニーズです |
すんません、クイックジャパン初めて買ったってウソでした。 昨日、ベッドの下のマニア倶楽部とかミュージックマガジンに混じって、涅槃とかいう卓球が表紙のクイックジャパンを発見しましたよ。目を閉じている卓球の上に「300円」という値札シールが。 この日記をさかのぼったトコにも「実は一回しか買ったことないクイックジャパン」と自分で書いてた。サイテーですね、ホントに。見つけたときは「しまったぁ」と声を発したほど。そして赤面。
何故それを発見したのかといいますと、もう今年も年の瀬なので「今年の音楽ベストを決めよう」と思い、どんなのを聴いていたのか日記を読み返していたのです。思えば今年の初めはまだ卒業できるか瀬戸際な学生だったのですよ。時の流れは早い。 ベストアルバムとかは石井サンの掲示板に書く予定なので、自分とこではベストライブについて書こうかと思いマッスル。
●ガンズンローゼス やっぱこのスケールのデカさには圧倒されましたよ。 エンターテインメントというものがすべて詰まってた。(45分おしも含めて) まさにお祭り。バケットヘットショーもいいスパイスだったし。 ●バットホール・サーファーズ ああ、やっと目撃できた!という感動もさることながら、なにが飛び出すかわからない ギビーのヘラヘラだけどギラギラなパフォーマンス。 いやぁ火を吹くシンバルメッタ打ちには、「これぞ冗談なのか本気なのかわからない バットホール!」というわけで笑顔になれましたよ。 ●What's Love? やっぱ今年はワッツラブが最高だった。心底泣けたり、浮かれたり、楽しい気分になれたり したのはワッツラブ?が心に染み入っている証拠です。ライブでは心も体も動きっぱなしだった。 音楽はまだまだ私の心を揺さぶってくれるんだなーと思った。 ●アンドリューWK サマソニで見たのですが、これも楽しかった!一体感とか、パフォーマンスのすごさとか 本当によかった。やっぱ一生懸命バカやるって爽快です。 あんなにヘンな動きばかりし続ける(しかも全力で)のも若手芸人ぽくて好感度高。 ●LOVE JETS もう、フジロックの最高感ここに極まれり、というライブ。レッチリもイアンもよかったんだけど あれでフジロック締めだったら物足りなく感じてただろうなーその物足りなかった部分を補ったのが LOVE JETSだったわけ。文字通りきもちE部分がギッシリだった。
と、書いていくとキリがないんだけど、(リップスの幸せ空間とか、ペットショップボーイズの田亀的キラキラショーとか)今年はフジロックもサマソニも初めて行ったのがデカイ。こんなによいものとわかっていたなら去年とか行っておけばよかったなー。まぁ、大学んときはどうしてもテスト日程とぶつかってしまってダメだったんだけどね。金も大変なことになってたし。 ちなみにレッチリだったら単独公演がよかったです。やっぱり少量でもバカテイスト入りが好きなのだよ。
ところでここ三連休は名古屋で過ごしたのですが、去年のクリスマスのクソ映画「ヴァニラスカイ」(トムクルーズの公開ペッティング)のようなバカな真似はしまいと心に誓ったので、見た映画は「トラック野郎・爆走一番星」と「コミック雑誌なんかいらない」です。あ、日本語がヘンだ。 トラック野郎のほうは笑った笑った。寅さんで笑って新年迎える人たちとなんら変わりはないほどに笑った。チョイ役で出演する鶴光や山城新伍、ラビット関根なんかもイイ味出してるけれど、やっぱりライバル「ボルサリーノ」(ジャリを運んでるダンプ)の田中邦衛が!!「気をつけねぇと、流れ星になっちまうぜ」とかセリフがいちいちキザ、そして格好もトラック野郎なのにダブルのスーツ(縞柄)に黒革の手袋に帽子にグラサン、葉巻というよそ行きぶり。 なによりも全国を股にかける撮影というのがたまらんな。ほかのも是非見てみたいところ。 http://www.joy.hi-ho.ne.jp/theswindles/1bosi.htm そして「コミック雑誌なんかいらない」。前に千葉テレビでたまたま「十階のモスキート」を見て、内田裕也って先見の明があるんだなー(パソコン通信にはまる中年ってあたり)と思ってた。で、見たコレ。三浦和義がホンモノだったり、山口組ヤクザがホンモノだったりしてタイムリー(当時)だな過激だなと思わされるわけですが、やっぱワイドショーレポーターを淡々と演じる内田裕也に釘付け。淡々と、不器用に演じる姿がワイドショーや突撃レポート番組なんかの滑稽さ、矛盾振りを際立たせていて、内田裕也自身の持つワイドショーとか芸能界批判が伝わってきてヨイです。石原プロから受ける暴力のシーンなんかが特に。 それから途中で出てくるおニャンコクラブはブス揃いだった。ひどかった。 セーラーズの白いオーバーオールって。ところでセーラーズを見ると私はどうしてもとんねるずやおニャンコよりも小錦を思い出してしまうのだった。 モー娘。もいつか「うぇ、ブスばっかじゃねぇか」と思われるようになるのだと教わった気がします。そして芸術家を名乗る前の「マッチでーす」「ちょっちゅね〜」の頃の鶴太郎、ファッションリーダーとか名乗る前の村上里佳子も見られました。村上はMCハマーかプロ野球選手かというくらいの、金の重そうな首飾り巻いてました。ハウスマヌカンヘアーで。 最後に出てくるたけしを見て、たけし自身が映画を撮る以前の、映画界のたけし的立場にいたのが内田裕也だったのかなと思いました。映画の雰囲気、構成なんかも似て感じたし。 あと、一体いつになったら頭脳警察が流れるのかと思ったら最後に内田裕也の歌う「コミック雑誌なんかいらない」が流れたのはちょっと残念まぁ納得。 ちなみに「恐縮です」はプチ流行中です。自分の中でだけど。 あとこれ見つけてみたので、わかる方へ。 http://www.frat.jp/program/research/report/80's.htm
|
2002年12月23日(月)
|
|