好きと嫌いは案外と紙一重である。 嫌いだと思っていた柳美里や山田詠美が気になる。 いまごろ柳のゴールドラッシュが読みたくて探したけど、大きな本屋のほうがかえって見つからなくて、かわりに山本文緒の紙婚式を読んでいる。 これも当たり。 あー女って怖い!っていう作品。
柳が嫌いなのは、明らかに自分が向き合いたくない、「自分と似通ったところ」があるからかもしれない、なんて考えてみる。 そして自分に似た部分を持つ人に、異様にシンパシーを抱くときっていうのは、社会で酷く息苦しい思いをしているときである。
私も本当は彼女みたいに、飲み散らかして道路で眠りこけて、財布も携帯も家の鍵もなくして、途方にくれて友達に電話するような人間なのだな。 かなり常識に欠けるのに、なんとか適応しようとしているので、社会の中で生き辛そうにしている人とは、たまにものすごく感応し合ってしまうことがある。
「あー、お宅も心臓がないんですか。」
と確認しあうような。
ある意味。私が惹かれるのは、何かしら大きく欠落した部分がある人のような気がする。 そのへんに入り込めるような気がして。
例の奥さんからまたUPDATE。 女性問題もからんで、パニック状態。 本当に気の毒で、凄く痛いほど気持ちはわかる。 けど、そんな男、のしつけてくれてやんなさい。て言いたいね、やっぱり。
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