うちの会社のおじさんと話していると、どうしてこうも暗くなるのかというと、言葉に情緒がないんだよねえ。 仕事で情緒や機微を求めるなって言われるかもしれんけど。 わたしの話し方がわかりにくいのが悪いんだけどさ、話しているとなんだか縮こまってしまう。 その最たる存在が、あの苦手な新しいボス・・・・。
相手の言うことを否定するときも、ワンクッションおいて、やんわりと言葉に柔らかさをもたせる、というのは技術だったんだなあと納得。 わたしの前の上司A氏(社長ではなくすでに顧問だったけど)、わたしがどんなアフォなことを言おうとも、自己嫌悪に陥らせない方法で正しい方向に導いてくれた。 卑屈な性格のわたしがのほほんといられたのも、「潜在的に頭がいい」などとおだててうまく操縦してくれたA氏のおかげだ。
まあ、これは小さな会社だったから出来たことだろうけど、ああいう雰囲気が懐かしくてたまらない。 秘書をキャリアに選んだのも、所謂秘書というより、小さなオフィスで営業から経理、広報までこなす「何でも屋」をイメージしていたから。 自分に向いているのは明らかに、この「何でも屋」なんだなあ。
と言っていても仕方ない。 パンダの入院費を稼がねばならぬし、自分を変えていかねばいけないし、真面目に働こう。 新しく担当する仕事のマニュアルもきちんと読もう!
と、意気込んで残業していたら、件のボスが、何故そんなに最近残っているのか、何が忙しいのか、と質問してきて、うまく答えられずへこんだ。 用もないのに残っている無能社員みたいやん。 わたしは残業代はつかず、一律手当てなんだし、好きにさせて欲しいなあ。 時折自分を鼓舞してみても、なんだか最近会社で働くのが息苦しい。
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