怪我だらけでおなかに穴があいて、その大きな穴に虫がわいたままじっとしている猫が夢に出てきた。 多分死ぬんだろうなあ、死ぬのをじっと待ってるのはどんな気持ちかなあ、と思って見ていた。 ゆっくり蝕まれていく。 そのへんの通りでも、死ぬのは時間の問題っていうボロボロの猫を見ると、「仏様」って言葉を思い出す。 仏様ってそういうところにいるんだと思う。
春樹「アフターダーク」を眠りに落ちる前に読み終わった。 あー全然だめだったよ。次作はハードカバーでは買わないかも。 村上春樹に影響を受けた大学生の書いた初めての小説みたい、なんて言ったら言い過ぎ? 予感だけが散りばめられていて、何も見つけられなかった。 ミドリも直子もいないし、登場人物も好きになれない。 本当は書くことなんてないんじゃない?と疑いたくなる。 せめて、一行でも胸をしめつけられる言葉が欲しかったなあ。 抜け出せないような空気感とか。 そういうのがあればそれだけで許してしまうのに。 答えは求めていないから、居場所だけはちょうだいよ、って感じ?
色々考えている。 けど、考えて考えすぎると、「考えるってどういうことだっけ?」とまたゼロに戻っていく。 誰かのため、って思うとするのが、わたしの最大に卑怯なところ。
花と猫のことを考えていたら、Debraめくりが最終回で、愕然としてしまった。 病気だったなんて想像もしなかったから、ぼろぼろ泣いてしまいました。 naoさんの愛情がたっぷり伝わってくる写真がとても好きでした。 ご冥福をお祈りします。
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