猪肉入荷しました
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「獅子鍋屋の主張」
私は疲れが溜まったり、体調が悪かったりすると 何故か「熱のハナ」が鼻の穴に出来る。
正月休中、右鼻穴入り口に一つ出来た。 しかもノッケから膿んでネバコイ液体じゅくじゅく。 お鼻は腫れ上がって真っ赤赤。外を歩けば外気が冷たくホッペも真っ赤。 どこからみても「御屠蘇を遣りすぎたオヤジ」
やっと、赤味も抑えられた。と、思ったら 昨日から左鼻穴入り口にプルルンと出来ているではナイか。
どっから見ても「末摘花」姫。
まぁ、私は幸い彼女と一線を画する。 馬面でもなければ、毎日通って来る殿方もおる。 親に先立たれた姫君と違い トーちゃんは健在でヨク働きヨク遊び カーちゃんを毎晩、泣かせるか激昂させている。 生に満ち溢れた親を持っている。
私は何てシアワセなんだ。
「トーちゃんの主張」
私は仕事が終わった後、真っ直ぐ家に帰るのはどうも性に合わんので 仕事仲間や友達とマージャンしたりオネーチャンが居てる所へ行ってしまう。 まぁ、一種の病気であろう。
去年も散々カーちゃんを困らせ 馬鹿娘に怒鳴られ蔑みの目で見られた。
やっと祖国へ帰った。これで我が家も安泰と思っていたら 先日、又電話が鳴った。
どっからみても「カモ」
まぁ、私は本当の「カモ」と一線を画する。 なんてったってネーチャンは俺にベタ惚れなんだから。 何だかんだ言ってもカーちゃんには心を鷲掴みにされている。
苦痛と快楽の狭間で私は生を実感している。
「カーちゃんの主張」
私は箱入りで純情なので「形に嵌った世間」から外れる事が苦痛である。
トーちゃんは昔から理解出来ない。 我が子達も「世間」で云うと恥ずかしい出来栄え。
しかし、敵だと思っていた馬鹿娘も味方なのは心強い。 彼女曰く「昔から味方」 解っちゃいるが「世間の娘サン達」に程遠いので少し敬遠する。
ああ、恥ずかしい我が家。
ああ、有り難い家族。
憤慨と謙虚を飛来する毎日。
唯一の救いは老いた犬3匹。
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