授業に出ようかどうか迷っているうちになんとなく出ないで終わってしまった.MCPFもデータを替えていじっていたけど結果が変わらなかった.なんてつまんないんだ.
というわけで,尊敬する所詮パイ型,ではない,諸先輩方との夕食の会話(すべて男性.プライバシー保護のため,特に名を秘す).
こ「あのさあ,最近ぼく,気になってる人がいるんだけど…」
け「え.どうしたんですかいったい」
こ「このまえ,研究室引っ越したでしょ,で,新M2が入ってきたじゃない」
べ「はあ」
こ「でね,最初はあんまり気にしてなかったんだけど,だんだんとね…」
け「そんなの,あいさつすればいいじゃないですか」
こ「そうなんだけどさあ,眼が合っても逸らされちゃうんだよね.嫌われてんのかなあ」
た「きっとそのひとも意識してるんですよ.あっ先輩だっ,って.」
べ「最初に引っ越してきたときにあいさつしなかったんですか?」
こ「それがね,最初のときはぼくもちょっと片付けとかしててさ…そのときはなんとも思ってなかったから」
け「そんなの,おんなじ部屋なんだからさっさと声かければいいじゃないですか」
こ「そりゃそうなんだけどさ,意識し始めると声かけづらいじゃない」
け「それなら,たとえば窓のブラインドとか閉めて「まぶしくない?」とか聞いてみるとか」
こ「それも考えた.ぼくのPCってけっこうファンがうるさいから,「うるさくない?」って聞いてみようかなあって」
け「でもそれって,「うるさいですっ」って言われたらどうするんですか?」
こ「そのときはそのひとがいるときにはPCの電源切るよ.ぼくは気にならないからそういうの」
け「ほんとですかあ?」
べ「じゃあそうすればいいじゃないですか」
こ「それがね,なんか声かけづらいんだよね意識しちゃうと」
た「あ,そういうのはありますね」
こ「でね,そのひとは留学志望らしくて,けっきょく半年しかいないんだよね.だからねえ…」
け「いやしかし,半年って意外と長いですよ.そのあいだ研究室が一緒なわけだし…」
た「他のM2とは話してるんですか?」
こ「それはしてる.引越しのときに話しかけてきてくれたりしたし」
べ「きっとそれはそのひともなにか意識してるんですよ」
け「とりあえず,そのひとのオトモダチと話をして,引き込んでみるというのはどうでしょう」
た「そのひとと,お友達が話をしているところにさりげなく入ってみるとか」
こ「う〜ん,それもなあ」
べ「ぼく,そのひととオトモダチなので,ちょっと聞いておきましょうか?」
け「それがいいよ.で,べっしょくんとそのひとが話をしているときに入っていくと」
こ「それでうまくいくかなあ」
べ「基本的にはわるいひとじゃないとおもうし,大丈夫ですよきっと.じゃ,聞いておきましょうか」
書いているうちに疲れてきたので後半かなり省略したが,そういうことで,先輩と後輩の愛のキューピッド役を務めることになりました.うまくいくといいな.
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