ある大学院生の日記

2001年12月07日(金) 献血するヒトって…

ふう.やっとプレゼン資料を作ったぞ(できのわるいコンサルタントみたいやね).わかったようなわからんような,である.実際のところ.

クルーグマンの子守の話,というのがあって,それなりに示唆に富むし,インフレ期待を醸成することがカギかもしれんなあ,という気になるんだけど,実際にはどうなんでしょうね.インフレ期待を醸成することで消費を増やす(カネなんて持ってても目減りするだけだもんね)というけど,どうなんでしょうね.よくわかりませんね.だいたい,「期待」なんてどうやって操作するんでしょ? やっぱり問題は銀行セクターなんでしょうかねえ.ま,実質金利をマイナスにできればいいんだけどさ.歴史上あったことらしいし.

たしかに日銀には物価の安定を通じて経済を発展させる「義務」はあるけど,やってもできないもんはしょうがないやん,というのが正直なところじゃないんでしょうかね.

しかしなあ,やっぱりインフレのコストってなんやねん.デフレのコストってなんやねんな? そりゃまあハイパーインフレとかならなんとなくわかるけど.

医療経済学は,またも モラルハザード なんだけど,なんだかよくわからん.設定がいまいちはっきりしないからかねえ.うーむ.医療の場合,あっちこっちに情報の非対称性が入ってるから,モデルが実際の状況のどこを切り取っているのか,にピンとこないとなかなかわからん.気がする.

まあそういうわけで,「献血でもしないと社会に役に立ってる気がしないひとたち」というのが献血をする人たちの集合らしい.献血をしてそうおもわないひとは測度ゼロでしか存在しない.まさか.

走ろうかとおもったのに時間がなくなってしまった.ちょー申し訳ない.

しかしなんだな,自分が学部生のころはぜんぜん勉強しなかった(当時はそれでもしたほうだとおもっていた.誤解だった)のでよくわからんのだけど,院生のTAというのは基本的に学部生には頼りない,あてにならない,社会に適応できない,アタマも悪い,そのくせ倣岸だ,くらいに思われているのであろうなあ.そうであることは否定しないけど,そう思ってる本人にほとんどの特性が当てはまるということに早く気づけ.マジで.

まあ,日記のうえのほうに出ているコーヒーでも買ってよ.


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