ヘレンの日記
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2004年08月16日(月) ホームスティ先で「お供えもの作り体験」

ホームスティと言うと、ホストファミリーがいて
その家族と交流しながら寝泊りする英語圏のもの
をついイメージしてします。

しかし、ここインドネシアでは家の敷地の中に
宿泊施設を作り、その1室を貸すことをホームスティ
と呼ぶ。朝食の時に宿泊客が一緒に食事をする程度
しか交流はない。

そう思っていたし、実際それが一般的な様子である。
しかし、こちらが関わりたい意思を見せれば応えて
くれることを昨日、会った女性から学んだ。

そこで朝、思い切って「お供えはいつ作るの」
と話かけると「今、作ってる。中においで」
と声をかえてもらえ早速、一緒に作ってみる。

なんと55個分を作っていた。あまりの量に驚く。
この家で毎日30個使い25個は義理の嫁の分だ。

まず椰子の葉で正方形のお皿を作る。刃物で葉を
適当な大きさに切ったり、切り込みを入れる。
椰子の葉の固い部分を糸として、縫いこむ。

出来上がったお皿に、まず緑の草を敷く。
それから数種類の色取り取りの花びらを盛る。
「このぐらいの量?」「もっと入れて!」
「今度はチョット多い」とアドバイスを受け
私もイッチョ前に花びらを盛る。

お供え物も数種類必要。ちゃんと、それぞれの
役割があるようだが、さすがにそこまでは
きけない。だって130種類ほどあるみたいだし。

作り終わり、約30箇所、家の中をお祈りして
回る。許可をもらい私も一緒について行った。
家寺や家の敷地の四隅に置かれるお供え物。
さらにはガスコンロの横(火の神)シンク
(水の神)にもお祈りしてる。
まさにバリは「神々の島」
気づくと、もう2時間くらいたっていた。
これは毎日、大変だろうな、率直にそう思った。
しかし、それは私のものさし。

バリの人は「お供えを作るのもお祈りの一部
で楽しいし、大切なことだからやりたいって
皆思ってるのよ。」そう答えてくれた。

午後は、新しく来たサヌールを散策。
ビーチもあるし、行ってみる。
サヌールは、おとといまでいたクタより静か。
物売りや運転手の客引きも、だいぶ穏やか。

快適に町を歩き、ビーチへくりだす。
クタはサーファー好みでインド洋の荒波が
押し寄せ、遊泳禁止だった。
一方、島の反対側にあるサヌールの海は穏やか。
カヌー、シュノーケリングもできる。
景色もよくバリの神聖なる山、アグン山が東に見える。
南には先週行ったレンボガン島などが見える。
海ってどれだけ見てても飽きない。
写真を取ったり、潮風を感じながら歩いていた。

チョットおなかすいたな、そう思って時計を見ると
4時すぎてた。昼ご飯さえ忘れてた。笑
歩いている先に見えてきた看板に目が止まった。
「ワルン カミサマ」←レストランの名前
そこで食べた「バクミゴレン」は最高。

今日も、素敵な一日になりました!!



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