自分がしてもらえないことは相手にもしない。
自分がされていやなことは相手にもする。
一瞬耳を疑った。
そんなことを言われ、あたしはどうしたらよいのだろう。
自分が至らないのは充分にわかっている。
そのことで周りに不快な思いをさせてしまうことも良くわかっている。
自分がしてほしいことはまず自分からする。
自分がされていやなことはしてはいけない。
バカなあたしでもそれだけは守ろうとしている。
快・不快の感情の基準は人により異なる。だからこそ、気がつかないうちに傷付けてしまった場合はきちんと謝罪して改めるようにしている。
それでも足りない。
人間関係は鏡のようなものだ。
自分が相手を快く思っていなければ相手も自分を快く思っていない。
お互いに感じる欠点は実は自分の中の嫌な部分だったりする。
もう、傷付けあうのは嫌なんです。
何もかもあきらめて逃げ出したくなるんです。
逃げ出すにはあまりにも脆弱なおのれ自身に、ただ無力感に打ちひしがれる。
現状に甘んじるしかない無力さに打ちのめされる。
いっそのこと何もかも傷付け、壊すことができたら、どんなに楽だろう。
奥歯を食いしばり、言葉を飲み込み。
そんなときのあたしの仕事での笑顔はどうして絶品なのだろう。
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