日々、お店にいて思うことのひとつに、最近の子ども達のしつけはどうなっているのよ、って言うのがある。
遊び場がなくなったから、と言うのは分からなくもないのだが、店内を駆け回り追いかけっこ。自分たちは安全だと思っているのかもしれないが、周りの人から見たら彼らは相当に危険だ。
店内の什器の陰からいきなり飛び出されたりすると危険極まりない。
そのたびに注意しても聞く耳を持たない。
それがまだ、幼い小学校の低学年くらいなら分からなくもないのだが、中学生にもなって、いったいあなたたちはなにをしているのよ、と言いたくなる。
幼い頃からそう言うことをきちんと教えてくれればよいのに、と思うのだが、意外にもそう言うことをきちんと教えられる親は少ないように思う。
一番腹立たしいのは、
「そんなことするとお店の人に怒られちゃうよ」
ってあんた、人に怒られるからダメなんですか?怒られるのはなぜなのか、って言う説明が全くなされていないじゃないですか。
このせりふ聞くと途端に気分が萎えちゃうんですよねぇ〜・・・。
たいていばあちゃん達が言うんだけどね、こう言うことって。年寄りなんだからもう少しちゃんとしつけてくれませんかね。というか最近の風潮は、最近の若い親は、って嘆くよりも最近のジジババは、って言うほうが似つかわしいように思います。
ちょうど今の幼い子のジジババの世代って、自由とか個人主義とかその辺の意味合いが履き違えられてインプリントされた世代なのかな。
とまあ、ぶつくさ思っていたところに、反対にあたしが怒られてしまいました。
値引きする商品を値引きし忘れたことを指摘され、レジ操作をやり直す際に間違いがあってはならないと言う方に気をとられ、お詫びしつつも打ち直すほうに集中し、きちんとしたお詫びはお見送りの際にもう一度しようと思っていたら、
「間違えたんだからちゃんと顔見て謝った方がいいんじゃない?」
とそれはにこやかにご指摘を受けました。あまりにもにこやかなので、そのことが恐怖でもありましたが。
言われてみれば確かにそうだ、と改めてきちんと顔を見て謝り、最後にももう一度きちんとお客様のほうに向き謝りました。
最初からそうすればいいのよ、と言わんばかりに満足げに頷いて帰られた姿を見ましたが、ひとつだけ言わせて頂くと、それほどまでに、顔を見ろ、と言ったにも関わらず、あたしが顔を見たときに一度も目を合わせなかったあなたはいったい?
その方が何倍かも失礼に感じたのはあたしがおかしいのでしょうか?
まあ、なんにしろ、挨拶は基本です。
指摘されたことはもっともなことなので、以後気をつけてまいりたいと思います。
今年も残すところあとわずか、気を引き締めて頑張りたいと思います。
あたしのマイは非通知です。