上からのお達しで、今週はこの予算内で発注するように、との旨を承る。
イヤン。今まで発注金額なんて気にしたこともなかったわ。
その昔、初めて発注をすることになったとき、自分が打ち込んだ数字で商品が入ってきてしまう、と言うことの重大性に恐れおののき、自然発注数が控えめになっていたとき、今はなきマ○野氏が、
「自分の金で商売するんじゃないんだから、もっと思い切って発注していいんだよ。失敗しても会社が責任とるんだから」
と言ってくれ、それからは思い切って発注することができるようになりました。
さらに、今のマネージャーに変わってからは
「売れ筋の商品に関しては自分が売りたい数量発注して、在庫を確保しておくこと」
と教えられ、週販数プラス在庫と言う感覚で大目の品揃えをするようになっていった。
ところが・・・。
ここ最近、売上がぱっとせず、しかも抱える在庫数も昨比300%なんてモノも出てきてしまい、上から相当きつく在庫を減らせ、と言う指示が出たようで。
「今週の発注はこの予算内でお願いしますよ」
と言うことになったのだ。
まあ、発注抑えるのは簡単です。よほど売れてなければ取らなきゃいいんですから。品切れしてもそれはそれ、くらい控えめで。
やれやれと、発注した商品のリストを出力しながらほっとしていたら、どこからともなく統括マネージャーが現れ、
「ダメだよ。発注しちゃ」
え〜・・・そんなごむたいな。
「だいたい、バッグは売れてないんだから。バンバン値下げ切っていいから、在庫減らして。値下げして売り場があいた、なんて思って新しい商品どんどん取っちゃダメなんだから。また在庫が増えちゃうでしょ?」
あのう?そうは言っても、本部から勝手に送られてくる商品がほとんどなんですが。
と、勇気を出して
「でも本部から契約残とか言ってバンバン商品が送られてくるんですけど?」
と言うと。
「そんなのは送り返していいから」
マジっすか?
「とにかく。今月中に何とか在庫減らして!」
捨て台詞のように指示を出され、うららん、結構凹む。
くそ〜ッ!こうなったら値下げ切りまくってやる。
売り場に戻り、最近売れてない商品をピックアップ。端からバンバン値下げする。
よっしゃあ。6万円も値下げしたぞ。ぜえぜえ・・・。
(注:うちの店は店値下げの金額は担当者に一任されています。
よって同じ商品でも店ごとにお値段は違います。
担当者が気前がいいと(?)かなりお値下げされることもあります)「うららさん・・・ずいぶんとまた大量に・・・」
驚くみぽりんを尻目にさらに値下げする商品を物色。あいにく時間切れとなったため残りは明日。
うららんのいる店に買い物に来るあなた、かなり、掘り出し物があるかもないかも。(笑)
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