風邪が治ってきたらしく、昼間のセキはだいぶおさまり、すっかり声も元通りになりました。
そうは言っても、やっぱりアレルギーからくるセキらしく、商品整理したり、ちょっとホコリっぽいところの掃除をしたりするとセキがとまらなくなります。
一番ひどいのは、タバコ。
ちょっとでも煙が残留しているとものすごい発作に見舞われます。
今日はだいぶ調子がいいなあ、と、食後にのんびりとフルーツワインを飲み、昨日の疲れが一気に出たのか、急激に眠くなり、一眠りすることにした。
テレビの音、子ども達が仲良く遊ぶ話し声、そんなものを聞きながら心地よくまどろんでいたら、急に苦しくなってきて、セキが止まらなくなった。
それはもう、ものすごい咳き込みようで、子ども達が心配して飛んでくる。
「大丈夫?」
返事をしようにもできないくらいだ。
一体なんでこんなに急に咳き込むんだろう、いくら夜になったからって・・・と思ったら、夫がタバコを吸っていた。
発作はしばらく続き、苦しむあたしの背中を、小さな手がさすってくれた。
息子はすぐに止めてしまったが、娘はいつまでもいつまでもさすってくれ、途中飲み物を持って来てくれ、かいがいしく世話をしてくれた。
手当て、と言うのは、手を当てて悪い所を直す、と言うのが本来の意味らしい。
娘のそれは本当に心地よくあたしの背中に伝わってきて、段々とセキもおさまっていった。
それに引き換え、ヘビースモーカーの夫は今朝も一緒に朝食をとったあと、
「まだ、ここにいるの?」
などとぬかし、タバコを吸いたいがためにあたしをリビングから追い出しました。
あたしのマイは非通知です。