日々雑感
DiaryINDEXbacknext


2005年01月12日(水) 喫茶店人間模様

最近通うようになった喫茶店は、いくら長居をしても嫌な顔をされないのがいい。たいてい夕方に出かけていって、空いていれば隅っこの席に座り、読んだり書いたり、ぼうっとしたりしている。

早起きしたついでに、たまにはモーニングでも食べてみようかと、午前中からお店へ。しかし、入り口のドアを開けて驚いた。すでに店内はほぼ満員。そしてお客の9割はひとりでやって来た年配の男性。新聞を広げる人あり、書き物をする人あり、服装や年齢を見ると勤め人という風情ではない。

平日の午前10時。家に戻れば家族がいるのか、あるいはひとりで暮らしているのか、それはもう人それぞれだろうけれども、こんなふうに人の気配を感じながら、ひとりになれる場所があるのが、東京(または都会)のよさだと思う。

モーニングの時間帯が過ぎると、男性客は帰ってゆき、しばらく店内は静かになった。その後、お昼前になると、今度は女性客が次々とやって来る。こちらは何人かで連れ立ってる場合が多い。店内の音量が2割増になる。


ブリラン |MAILHomePage