日々雑感
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2004年11月09日(火) 受話器越しに

昨日切った髪にまだ慣れない。目が覚めて、鏡にうつる姿が何かに似ていると思ったら、ゲゲゲの鬼太郎だった。

母親から電話。そんなに久しぶりなわけでもないのに、何だか声の印象が違うのに驚いた。

人の声も年をとるのだ。ゆっくり、ゆっくりと変わってゆくのだ(そして、あるとき不意に、その変化に気がついたりする)。木々ならば葉を落としても、来年また芽吹くけれども、人の場合は、過ぎてゆく瞬間瞬間がすべて一回切りなのだと、忘れそうになっていることを思い出す。


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