日々雑感
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髪を切る。もう何年も通っている美容院だ。今回一年ぶりに予約の電話をしたところ、受話器の向こうから興奮した声で「お帰りなさい」と言われた。
お店の内装は変わっていたけれども、美容師さんたちの顔ぶれは同じである。仕上げに指圧をしつつ、担当の美容師さんが「相変わらず肩こってますね」と笑う。この「相変わらず」という感覚。家族や友人たちだけとは限らない。自分のことを知っている人たちが其処此処にいる、それが「ホーム」ということか。
少しだけ切るつもりが、結局かなり短くなる。ちょうど一年前と同じ長さに戻ったかもしれない。レジにてお金を払うと、ちょっと待ってといって、折り目のない新札でお釣りをくれた。ついに野口英世と対面。
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