日々雑感
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夜、友人たちとビアガーデンへ。夜といってもまだ明るい。日が沈むまでしばらくある。
ほとんど森の中といってよいようなビアガーデンは食べ物持込自由、滑り台やジャングルジムもあって、そこでは小さい子たちが走り回っている。何でもない話をしながら、だらだらと外でビールを飲むのはいつも幸せ。友人のひとりは、それほど広くないビアガーデンの中で何人もの職場の同僚にばったりと会っていた。今日のような晴天の宵には、皆、家の中で黙ってはいられないらしい。
ビアガーデンを出たあと、別の友人の家へ。テラスにてウォッカのりんごジュース割り。こんな遅くにも教会の鐘は鳴る。だんだんと星が見えてくる。帰りがけ、何人かで橋のほうまで歩きながら、星の数を数えた。少し生ぬるい初夏の宵の匂いがした。橋を渡って薄暗い路地の奥まで、どこまでも歩いていきたい気になったけれども、駐車場にて手を振って別れた。六月の夜。
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