大学へと向かう電車にて『バルカンの亡霊たち』ロバートD.カプラン(NTT出版)を読む。ジャーナリストである著者が、ユーゴ内戦が勃発する時期に訪れたバルカン地方の「過去、現在」について記したもの。プロローグで語られるバルカンの民族対立の底知れぬ根の深さ、凄惨さ。いったい何なんだろう。悶々としながら一日過ごす。夜はハヤシライス。食後にりんご。