日々雑感
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| 2002年04月09日(火) |
女性がほんとにきれいな時期 |
大家さんの庭が花盛り。赤や黄色のチューリップ、桜草、ピンク色の大きな牡丹の花も咲いている。小雨模様のぼんやりとした風景の中で、花の色の鮮やかさが目にしみる。
地元ではようやく桜が咲き始めたらしい。「花ってすごいきれいだとしみじみ感じた」と友人からメール。彼女いわく「女性のきれいな時期って、お花みたいなオーラなのね、きっと」。そうかもしれない。ふと、何年か前の授業中に、先生が教室の窓から新緑を眺めつつ「女性も新緑も、ほんとにきれいな時期はほんの一瞬ですね」と口にして、女子学生からブーイングを受けていたのを思い出す。
夜、犬を飼い始めた友人の家へ遊びに行く。玄関のドアを開けると、チワワを抱いた友人が立っていた。思っていたよりずっと小さい。怪しいやつが来たと思ったのか、まとわりついては匂いをかいでいる。興奮気味。ずっと走り回っている。
耳も手足もしっぽも、触って大丈夫かと思うほど小さくて、おそるおそる抱いてみる。あったかい。しっぽを振りながらこっちを見上げている。友人がすでに骨抜き状態になっているのに納得。どちらかと言えば猫派だったけれど、宗旨替えしてしまいそうで怖い。
その子の名前は「ナガル」、通称「ナーちゃん」。どんな意味かと聞いたら「ナガ(生きす)ル(ように)」だと言う。少し切なくなる。
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