日々雑感
DiaryINDEX|back|next
外を歩きながら、いろんな人を見かける。「おさかな天国」を口笛で吹きながら歩くお兄さん、「ちびのミイ」のキーホルダーを鞄にぶら下げたスーツ姿のおじさん、猫を肩にのせつつ、犬を散歩させるおじいさん。猫はずいぶん大きく、犬は小さなチワワだった。
日暮里へ行くついでに谷中霊園をのぞく。桜の木、先週はまだつぼみだったのに、もう満開に近い。お彼岸ということでお墓にはいろんな花が供えられているが、今年はちょうど桜が間に合った。天然の供花。お墓とお墓の間のスペースに「ここ、夕方から使います」などと書かれたシートが何枚も敷かれている。花見の場所とりだ。向こうのほうでは、もう宴を始めている人たちもいる。
高台から眺めると、街のあちこちに桜の花がぼうっと浮かび上がっている。白い霞のようだ。夕空には三日月がかかっている。
夜、日暮里でバイト先の人々と送別会。2階にあるお店の窓からは、ちょうど桜が見える。期せずして少し早い花見となった。夜桜を眺めつつビール。
|